【『mommy』映画批評】ドキュメンタリーとして本当に面白かった!けど、冤罪かと云われると、、、
事件における検察と警察の役割と関係性
最重要証言者不在
鑑定はなんのため?
動機がないというけれど
最後に
事件が起こり、被疑者が犯行を否定したとき、検察や警察は犯行を立証し、当然有罪に持っていこうとするよね。
警察は被疑者や関係者の供述、物的証拠をせっせと集める。そして、検察は供述、物的証拠を基に、被疑者が事件を起こした筋書きを描いていく。背景なんかも含めてね。
当然、この筋書きはもろ検察の主観になるよね。だって考えてるのが検察自身なんだから。だもんで、検察の筋書きに都合の悪いことは極力無視される。それは検察にとって必要のないものだから。で、筋書きがうまく整ったら起訴する。このうまく整ったらというのがミソで、筋書きがうまくいかなければ、そもそも検察は起訴しない。
裁判所が検察の筋書きであり主観である起訴状を吟味した上で、それが合理的であるかどうかを判断して、判決をくだす。法律というのは、あくまで尺度でしかない。
というのを前提にした上で、『mommy』で提示している論点を感想を交えながら個別に検証してみる。
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