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【島根】旅 vol.0 サンライズ出雲に乗りたい!特急券の購入方法。

こんにちは。Minoriです。

もう9月ですが今年3月の旅をこれからいくつかの記事に分けて記録したいと思います。

旅の目的は出雲にいる師匠とのヨガでしたが、内容の前に、
横浜から出雲まで行く時に乗った寝台特急サンライズ出雲について熱く書きたいと思います。

この記事は出発1か月前に頑張って切符を購入した記録になるので、鉄道オタクのような内容になります。

ご興味ない方は、すっとばしてこの後投稿するvol.1へお進みください◎



寝台特急 サンライズとは

東京駅で勤務していた頃、残業して22時頃に東海道線のホームに行くと、ワクワクした顔をしながら大きな荷物を手に旅行客が乗り込む電車があり、中には座席ではなく、個室にベットがある。布団とパジャマも置いてある。それが寝台特急サンライズ出雲。

その頃社畜だった私は、その電車に乗る旅行客と疲れ切った自分を比較して、いつか絶対乗ってやる…と、心に誓っていました。

しばらくして会社から解放され、師匠が出雲に進出し始め、出雲にいる師匠のところにサンライズ出雲で行きたい!絶対行く!となったのは必然でした。

「寝台特急サンライズ」は、「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」があります。
東京⇔岡山はくっついて運航し、岡山で切り離し又は連結されます。

問題は、特急券の取得。
寝台特急、めちゃくちゃ人気。
なめてました。

でも乗ると決めたので、調べまくって、無事乗りました!!
その方法を以下に綴ります。

※ご注意:ここに書く情報は2024年3月時点の素人が集めた情報ですので、変更点や若干の不備がある可能性があります。参考程度にお読みください。


サンライズに乗るための切符

まず、サンライズ出雲に乗るには、
①特急券、②寝台券、③乗車券
の3つが必要です。

③乗車券は運賃です。乗る直前まで、いつでも購入できます。
特急券と②寝台券はまとめて購入しますが、乗りたい日の切符を確実に自分で手に入れるのは結構大変です。

なぜ購入が大変かというと、
人気すぎて日によっては発売時刻から5秒で売切れたりするらしいです。
平日なら運が良ければ空きもでるようです。

いつから発売するかというと、
乗車日のちょうど1か月前の日の午前10時からです。

私たちは日曜発だったので、覚悟して挑みました。


サンライズのお部屋選び

チケット取得の前に、お部屋を選ばないといけません。
発売開始されると迷っている暇はないので、事前に決めておいた方がいいです。

各部屋の写真やお値段は他のサイトにもたくさんありますので、
ここでは、JRの窓口のお姉さんや元旅行会社勤務の友人から聞いた評判や特急券の取りやすさを元に、私の印象を書いておきます。

※あくまでも、シングルにしか泊まったことのない人間の個人的な印象です。ご批判・クレームは受付不可でございます。

シングルデラックス
少しお高めだけど、素敵な思い出になりそう。
部屋数が少ない上人気なので、特急券を取るのは難しそう。

シングル
おすすめ。部屋数が多いのでツインやデラックスより取りやすい。
私は友人と向かい合わせのお部屋でシングルを2部屋取りましたが、
シングルにしてよかったです。

ソロ
お安く乗りたい方にはいいですが、狭いです。
荷物が多い人は入らないかも。
窓口のお姉さんにも、「大人の方にはかなり狭く感じるかも…」と言われ、
実際車内でドアが開いていたお部屋をチラっと見た限り、だいぶ狭かった。

シングルツイン
楽しそうなので検討しましたが、こちらも、JRの窓口のお姉さんに「大人二人には狭いかと…」と言われました。
部屋数も多くないです。
お子さん連れにはいいかもしれないですね。

サンライズツイン
部屋数はそこまで多くなく、人気なので取るのが大変なようです。
私もサンライズツインを検討しましたが、
絶対この部屋がいい!ってことでなければ、
シングル2部屋でチャレンジした方が取りやすいと、JRのお姉さんにも元旅行代理店の友人にも言われました。

ノビノビ座席
隣の人とカーテンで仕切られるだけで、カーペットの上に寝るようです。
寝台券がいらず、かなりお安く乗れるので、海外からの観光客や学生さんに意外と人気なようです。
ノビノビ座席なら取れるっしょ。と油断したらダメらしい。

喫煙 or 禁煙
窓口でシングルの特急券を購入する際、「禁煙のお部屋ご希望ですか?」と聞かれ、喫煙の部屋もあることを知りました。
やはり禁煙から埋まっていくようです。
喫煙でもOKな方は特急券ゲットの確立が上がると思います。


特急券/寝台券の購入方法 ①窓口で10時打ち

次に購入方法です。

サンライズ出雲ってどうやったら乗れるの?と元旅行会社勤務の友人に聞いたら、

10時打ちという取り方がある。

と言われました。

鉄道好きの人が使う言葉らしいのですが、私は初耳。

要は、10時ちょうどに窓口に行って、10時発売開始の切符を速攻で抑えてもらうことを言うらしいです。

サンライズに限らず、人気な特別特急や運行初日の新しい新幹線などはみなさん10時打ちで戦って勝ち取らないといけないらしいです。

問題は10時ぴったりに窓口で購入するのはとても困難ということです。
なぜなら、10時より前に営業開始の窓口が多くて、だいたい多くの人が整理券をとって順番に並んでいるから。

10時ピッタリに自分の番が来るなんて奇跡だし、何十分も窓口を占拠するような非常識なことはしたくない。

では、どうやって10時打ちをするかというと、

大きな駅だと6時・7時など早朝営業開始が多いのですが、
駅によっては通常の窓口と別に、10時打ち専用窓口を設けたりしているそうです。
ただこれは駅にもよるし、鉄道好きな方々がすごく早い時間から並んでいたりするらしく、不慣れな人にはなかなか難しそうです。

そこで、私のような鉄道情報弱者は
小さめの駅にある10時営業開始のみどりの窓口がいいのではないかなと思います。

私は神奈川県民なので、10時営業開始の大船駅でチャレンジしました。

で、購入しに行く日の数日前に一度みどりの窓口へ行き、10時ぴったりに買うにはどうしたらいいか聞きに行きました。笑

感じの良い窓口のおじさまが、
「ここは9時45分に開けて、一番目にお並びの方から整理券をお取りいただきますので、一番目に並べるようにお越しください。二番目だと恐らくサンライズの特急券は取れないと思います…」
と優しく教えてくれました。

大船駅の窓口の人はいつも優しい。


ドキドキの10時打ち体験談


発売当日、どれくらい前に行けば一番になれるのかわからなかったので、ドキドキしながら1時間前の9時に行ってみたところ、誰もいなくて余裕で1番でした。笑

30分後にはお爺さんが私の後ろに並んだので、早めに来ておいてよかったです。

9時45分になるとシャッターが空き、
「一番目の方から整理券をお取りください」と案内されました。

窓口のお姉さんが私が長く並んでいたのを見ていたようで、

「お客さま特別特急ですか?」と声を掛けてくださり、
「サンライズ出雲です」と答えると、
「サンライズ出雲ですね…!」と覚悟を決めた顔つきになりました。

15分の間にカウンターにある用紙に必要事項を記入していると、お姉さんからお部屋タイプの確認をされ、その時に前述したお部屋の情報も少し教えてくれました。

そして10時数分前、窓口に案内され、お姉さんがモニターを見つめ待機モードに入ります。

私はオンラインの画面を見てもらっていた友人と電話しながら、お姉さんを熱い眼差しで見つめていました。

10時ぴったりになると、お姉さんの指がすごい早さで端末を叩き、数秒で、

「とれました」

この瞬間のお姉さんがかっこよすぎて…

心の底から「ありがとうございます!」を何度も言うと、

「早くから並んでくださっていたからよかったです」と…素敵…

整理券を持って待っていた二番目以降のお客さん達は一体何の騒ぎだという顔でこちらを見ていました。笑

しかもお姉さんは数秒の間に向かい合わせのお部屋で計4部屋確保していて、「お好きなお部屋をお選びください」と選ばせてくれました。
2・3秒程で4部屋確保…すごい…

そして、「乗車券は往復で買った方がお得なので、帰り方を決めてからまとめて購入した方がいいです。特急券と寝台券だけ発行しますね。」と。

大船駅のお姉さん、もう私はあなたが推しです。


特急券/寝台券の購入方法 ②オンライン購入

サンライズ出雲/瀬戸の切符はこちらのJR西日本のサイトでも購入可能です。
東日本から乗る切符も買えます。

ただ、10時打ちする人が多い週末出発などは、一瞬で埋まってしまうので、使い方が分からない初心者にはおすすめしません。

特に何部屋か購入したい方や、この部屋じゃないとだめ。絶対禁煙。という方は、10時打ちの方がいいかもしれません。

キャンセルによる空きが随時発生するようなので、その確認にオンラインを使う人も多いようです。


特急券/寝台券の購入方法 ③旅行商品を購入

10時打ちなんてやってられないし、オンラインもよくわからない。
という人は、旅行代理店のサンライズが組み込まれている旅行商品を購入する手もあると思います。

往復の電車とホテルなどがセットになっているツアー商品があるので、それを予約すれば、自分の代わりに旅行会社が切符を手配してくれます。

ちなみに、どうやら旅行代理店の人も10時打ちで切符を手配するらしいです。商品化しているので必死ですよね。
そりゃ5秒で売切れるわ。と納得です。


最後に

今回初めての10時打ちというものに成功して、出発前からとてもいい思い出になったので、記録しておきました。
乗った感想はこの次の記事で書きますが、サンライズ出雲のお陰で電車がより好きになりました。
特別な電車に乗る旅、おすすめです!

Minori


サンライズ出雲の車窓から♪




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