働いてくれないと困るという夫の言葉の心理
こんにちは。
今日はいつもとは違う場所で綴っています
今日は夫が久々に出勤
まだノロウイルス感染から
本調子ではない状態ですが
お仕事に行っていました
夫は日給月給制
私と結婚してから6年目
その6年間で7万円程の昇給がありました
6年で7万円ですよ?!
すごくないですか?!
そんな夫。
実は働いてくれないと困る
という言葉を数か月前まで
よく吐いていました
私自身、家でこもっている
ということができない性分
看護師という仕事も好きだし
一生看護師として働くんだろうなあと
思っていました
ただ結婚した時、無意識に
働かなくてもいい
という選択肢が自分の中にあったんです
そして夫は今の職場がすごくいやで
我慢して我慢して働いて稼いでいる
それだけ稼ぐということは我慢を伴い
その我慢で稼いだお金は本来自分に還元したい
という思いが強かったんです
ただうちは結婚当初
貯金のない夫をみて
「この人は貯金が出来ない人」
というレッテルを張った私。
私の父親は小遣いなんて制度はなく
稼いだお金はすべて家に入れ
たまに欲しいものを買うような
家族1番な男でした。
それが見本だった私は
ブランドものばかり買っては、新しいものの欲しさから、せっかく購入したブランドものをほぼ新品の状態で購入金額の半値以下で売ったりする夫の不思議なお金使いに【小遣い制】を導入
私は夫が努力して持って返ってくれるお給料に対して
『しんどい思いして働くのはあたりまえ。結婚したんだからお互いのお給料は家族のお金。今の生活を維持する&子どもの将来のお金を貯めていたら小遣いなんて2万円も渡せない』
というスタンスだったんですよね
そしてあまりの小遣いの少なさから
アルバイトをしたいと言い出す夫
半ば強引に振り切り
私は好きにしなよと突き放し。
そして新婚ほやほやの時に
顔を合わすことが無くなりました
そこから夫婦関係はより悪化
お金は増えたけれど
夫はお金がない!足りない!
の一点張り。
あの時の事を振り返ると
夫は少しでも私に楽をさせてあげようとダブルワークを選択
私はというと、
せっかく結婚し一緒に住むようになったにも関わらず、一緒に居られる時間を減らしてでも小遣いを増やしたいなんて最低な夫
という風に認識していました。
結婚当初からお金が無いが口癖だった私
夫の貯金はゼロ
私は貯金が無いことにより漠然とした不安を抱えていました。
これから子どもも欲しい、子どもを養育するにはお金が必要、でも子どもが小さいころには絶対傍にいてあげたい。
お金の為に働くのはいつでもできるけど、子どもとの時間は今しかない
そう考えていました。
夫婦としてスタートした時は
とにかくいろんなことにお金がかかりました
特に夫のお金の使い方にはすごくイライラしていて、こいつ貯金まじでする気ないなと思うくらい。
独身気分が抜けてないと夫を責めました。
SNSでは
夫の危機感が無いから数字で見せた方が納得するというのを見かけ、家計簿を見せて「これじゃあお金が足りないからその時は小遣いを減らそう」なんて自分のやり方を夫にとにかく推しつけました。
だって、夫は貯金が出来ていないから
だって、私は貯金が出来ているから
私のやり方の方が正しいでしょ!
っていう感じでとにかく言いまくりました。
お金が無いという刷り込み
おかげさまで夫はいくら働いても自分にはお金が無いという刷り込みが出来上がったんだと思います。
・俺の給料だけではお金が無い
・俺の給料だけでは小遣いなんてもらえない
そう思ってしまったからこそ
「働いてくれないと困る」
と何度も何度も言われたんだと。
自分がやってきたことが相手から返ってきているんだと思いました。
本当にお金が無いの?
お金とは自分が得たいモノを得るために必要な手段にすぎません。
つまり得たいモノをお金を払って得る。
確かにお金を使うので口座のお金は減りますよね
でもその支払った対価として得たいモノが手に入った状態
支払ったお金と同じくらい価値あるモノを自分は手に入れているんですよね
今は「働いてくれないと困る」なんて言葉は聞いていません
「パートで働くのもありえない」なんて言われていました。
だけどパートナーシップ改善のための実験を始めて2か月に突入した今、ちょっと体調が悪ければ「休んだらいいよ」なんて言ってくれるんですよね
その言葉の本当の意味を考えよう
「働いてくれないと困る」という言葉から
なぜ困るのか、なぜそう感じているのかを追求して追求して追求してみると答えって出てきたりする。
私の夫の場合は
私がお金が無いと言いすぎて
自分の給料だけでは足りない
という想いが強くなってしまったことで
「困る」という表現になったんだと
今になって思います。
夫本人と答え合わせをしたわけではないので仮定になりますが。。
なぜそう思うのか
そこを突き詰めて見ると自分の捉え方が違っていたり、勝手に相手の事をこういう人だと思い込んでいたりするので行き違いがあったりイライラしたりと、勿体ないよという話。
ここまで読んでくれてありがとうございます。