「仕事ください」は初心者
「仕事ください」という言葉、よく耳にします。
はっきり言って、これだけでは「この人なにできるの?仕事渡しづらい」と思います。
もしかすると「とにかく言えば、誰かが声をかけてくれるかもしれない」と思っているかもしれませんが、現実はそう甘くはありません。
特に同じ業界内に多くの競合がいる中で、漠然とした言葉は埋もれてしまいます。
では、どのようにすれば「仕事を任せたい」と思ってもらえるでしょうか?
ここからは「どんぐりの背比べ」から抜け出すために大切なポイントを整理してみます。
「仕事ください」しか言えない初心者は、もう卒業しましょう!!
1. 自分が何者かを明確に伝える
まず大前提として、「自分が何者か」を伝えることが重要です。
ここで、「バストロンボーン奏者です。」はナンセンス!
誰の、どんな望みを叶える演奏者ですか?
活動を通して、誰にどんな影響を与えたい演奏者ですか?
周りから一歩飛び出るために、差別化をしてみてください。
2. 自分ができることを具体的に伝える
「どのように役立てる人なのか」も具体的に言えるようにしましょう。
「私はこんなスキルや経験を持っています」と具体的に伝えることで、「この人にはこういうことをお願いしたい」と相手にイメージしてもらいやすくなります。
特に強力なのが、「数字」です。
具体性のない話は疑われやすいです。
「私は100人集客できます!」よりも、「私は100人集客した実績があります!」の方が頼もしいですよね!
「この人に頼めば安心だ」と思ってもらえるためには、具体的な成果を提示することが効果的です。
3. 何を求めているかを簡潔に伝える
「仕事がほしい」という曖昧な要望、辞めましょう。
「オーケストラに挑戦したい」「〇〇でやるコンサートに参加したい」など、明確であればあるほど相手に刺さります!
音楽はジャンルも幅広く、編成も幅広いです。
他力本願にならず、自分で頭を使って言葉を選び、伝えましょう!
こちらが望む内容がはっきりしていることで、仕事を頼みやすく、結果的に信頼感も高まります。
4. 【1番大事】
話を簡潔に、理解しやすい言葉で伝える
どれだけ素晴らしいスキルや経験を持っていても、伝え方が複雑で理解しづらいと、その良さが伝わりません。
長々と説明するのではなく、要点を押さえた一言や具体的なエピソードで相手の心に印象を残しましょう!
また、専門用語は必要なときだけにとどめ、できるだけわかりやすい言葉を選びましょう。
シンプルで理解しやすい言葉を使うことで、相手にとって負担のないコミュニケーションができます!
まとめ
「仕事ください」と言うだけでは、相手にとって何の価値も伝わりません。自分が何者で、何ができるのかを具体的に示し、わかりやすく伝えることが大切です。
• 自分が何者かを明確にする
• 自分ができることを具体的に示す
• 何を求めているか簡潔に伝える
• 簡潔でわかりやすい言葉を使う
これらのポイントを意識して、相手にとって価値のある存在として認識してもらいましょう✨
(ちなみに、これは先輩だけでなくレッスンや依頼演奏の見込み客にも応用できます!)
バストロンボーン奏者
こさかみのり