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動物を愛しているから、動物に会う度に苦しかった
幼少期から、動物が大好きなのに、
動物がいる場所に行くと落ち込んでいました。
身近な場所でいうとペットショップ。
値下札をつけられた後に、家族が見つからなかった子は一体どこに行くのか。
なぜ命に値下札がつけられるのか。
この子達の親はどこにいるのか、どんな環境で暮らしているのか。
小さな空間に閉じ込められて、苦しくないのか。ライトを照らされて眩しくないのか。
当時はネットも普及していなかったので、
これらの疑問を即座に解消できるものはなく、
とにかく犬の小説や雑誌、映画をたくさん見ていました。
子供ながら、現実を知るたびに、
少しずつ、着実と、
この世界に絶望していきました。
動物が好き "なのに" 苦しい、のではなく、
動物が好き "だから" 苦しいんだ、
ということに気がつきました。
こちらの記事でも記したように、
何かを選択する行為は、
「同じようなモノをまたよろしくね」
と投票しているようなものだと思っています。
保護犬猫の譲渡センターや、
動物愛護ボランティアに行くと、
何が(多くの尊い命を奪う)悪循環になっているのかを知っている人が多いように思います。
「 LIKE 」ではなく、「 LOVE 」の空気を感じます。
悲惨な現実を変えるには、
「 Like(自分が癒されたい、満たしたい)」を、「 Love 」に変えること
一人一人が、調べたり考えたりすること、そして行動を変えること
が、大切なことなんじゃないかと思っています。
そのために私ができることは何だろうか。
命ある限りもがいて、
一つでも多くの命が幸せであることを願います。