鳥の鳴き声から農地の生物多様性を計測する「Chirrup.ai」
普段何気なく耳にする鳥のさえずり。実はそのさえずりからその場所の生物多様性を評価することできてしまう。
「Chirrup.ai」が提供するのは、鳥の鳴き声を録音するコンパクトな機械と、それを分析するAIである。録音された鳥の鳴き声を分析し、農場に何種類の鳥が繁殖しているかをグラフ化する。鳥の種類や生息数は、地上に生息する虫や種子の多様性、そして土中の生物の豊かさを反映しているのである。
手ごろな価格で、効果的で、利用しやすい。どんな農場でも、生物多様性を科学的に測定することができるデバイスを提供している。
動画:「chirrup.ai for dairy」by Conrad Young
サービス詳細
環境省のサイトを見ていると、日本はまだ生物多様性の保全に関しては努力義務しかないようなので、現場での可視化の需要性は計りかねますが、気軽な形で導入が進むと良いですね。
Top画像:UnsplashのJan Meeusが撮影した写真