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一人一宇宙

自分のことを解ってほしいと思うことがありますよね、
特に誰も解ってくれない時、心理的に近い人ほど、切実にそうあって欲しいと願うものです。

でも、これが執着です。
執着の解決を外界に求めても解決できません。人は誰でも一人一宇宙
出る事も入る事もできない閉ざされた宇宙に生きているからです。
早く気づいた方が楽になれます。

一人一宇宙はビックバンで生命誕生の時から脈々と受け継がれてきた「もともとのいのち」が記憶しているこころ、つまり潜在意識の底の奥にある根本心と五感、さらに見えない、聞こえない感覚で形成されています。見えない、聞こえない感覚は言葉にできないので名前がありません。

出る事も入る事もできない、一人一宇宙だけど、繋がっています。
縁(原)あって、事が生起(結)したエネルギーがゆらいで、繋がって大宇宙を形成しています。

宇宙旅行が現実化していますが、宇宙に行きたい第一の目的は地球を見たいからでしょうね。地球は見えても、星のなかには星があり、宇宙の涯てが解らないように、一人ひとりの宇宙の涯ても解らないのです。

解らない事を解ろうとするのが科学ですが、解った事が解らなくなるのが人間です。

解るために言葉で解ろうとするから解らなくなります。
心地よいリズムも心地よい場所も言葉で説明できないでしょう。
異性を理解するには丸ごと受け入れるしかありません。

「あるがままの自分」といいますが、あるがままの自分は存在するのでしょうか?あるように思い込んでいるだけ、イメージだけで実在しません。

であるなら、「新しい自分」になりたいと思っても「生まれ変わった自分」になりたいと思っても、出会う事はありません。
それらは言葉で考えた自分だからです。

人が生きて行く上で、解決しなければいけない三つの疑問があります。

1.自分とはなにか。
2.生きるとはどういうことか。
3.他人とはなにか。

地球を眺めても、自分のことは解らないし、他人の事も解らない。言葉では解決できません。これらを解く鍵が「一人一宇宙」です。知りませんけど。

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