見出し画像

「絶望」の攻略法

お久しぶりです。
前回のnote投稿後から、私生活の中でまた、自分自身のことで悩んでは立ち直ってを繰り返していました。

今日は「いくら頑張って努力しても報われない場合の攻略法」について私自身の”考え”を綴っていきたいと思います。

今回は色覚のことも少し含んだ内容なので、興味がある方は是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。


早速本題に入りますが、ここ最近、私は色覚でもデザイナーになりたいという思いから、デザインのコンペにたくさん応募し、デザイン力上げるぞ〜!と意気込み励んでいました。


しかし先日、1作品だけ採用作品候補まで持ち込めることができたのですが、審査員からのカラー修正で上手くコミュニケーションが取れず、採用を見送られてしまいました。

やはり、色の見え方に違いがあるとなかなか認識が噛みあわないのです…。


クライアントが「この画像のような色にしてほしい」と言ってイメージ画像を送っても、私からはイメージと違う色に見えているという場合が多いのです。


こちらも相手の要望になるべく合わせたいという思いもあるので、カラーサポートツールを活用しながら色味の擦り合わせをするのですが、その分時間も掛かってしまうので他の方にお願いすると断れてしまいました。

せっかくのチャンスを掴めず、とても悔しくて…
自分の無力感を強く感じました…。


どれだけ多くの見え方に合わせようと努力しても、見え方の差が縮まらない気がして劣等感に押しつぶされそうになりました…。


それ以来、色覚じゃない人はいいな…
なんで自分はみんなと違うんだろう…と孤独感を感じて徐々に自分は何のために生きているのだろうと考えるくらいに気が落ち込んでしました。


落ち込みがなかなか回復しない中、持病の悪化も加わって心身ともに崩れてしまいました。


まさに”絶望”です。


心も体もボロボロで寝込む毎日を1週間ほど過ごしました。
自分の生きる意味を見出せず、どんどん考え方もネガティブになっていくにつれて次第に焦りが出てきました。


このままじゃまずい。早く立ち直らないとほんとに自分は生きることを諦めてしまいそう…。


危機感を感じました。

そこでようやく自分と向き合うことを始めたのです。


そもそも、落ち込んだきっかけのコンペはそんなに絶望するほど大きなことではないなと深掘りしていくことで気づきました。


採用候補まで持ち込めた時点で十分すごいことだと思うし、ダメだったのはカラー修正のみだったのであって決して私のデザイン力の低さが原因ではない。(と思いたい)


足りなかったのはコミュニケーションだったり、相手の要望を汲み取る力だったのではないか…?


それに、メールでのやり取りだったからうまくいかなっただけで、対面やリモートなどの別のやり方ならうまくいったかもしれない。


失敗に対して、自分が原因だと必要以上に思い過ぎていたのだと思います。



そう、案外原因は環境やタイミングなど自分ではないものが大きいのかもしれない。

そう考えるだけでだいぶ心が軽くなりました。

自分を一番苦しめていたのは、自分はダメだと否定する自分自身だったのだとようやく気づきました。


「苦しい時ほど自分が自分を認め許す」


それこそが最も重要で、
”絶望”に対する攻略法なのではないかと思います。


努力をしてもなかなか報われないなと苦しい思いをしている方はあらためて視野を内側に向けて自分で自分を認めて許してあげましょう。


いつどんなことがあっても、自分の気持ちに一番寄り添えるのは自分自身だけです。


長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?