Raspberry Pi 5 でSATA-USB接続のSSDが激遅だったからファームウェアアップデートした日記
最近Raspberry Pi5を買いまして、写真のバックアップサーバとして運用したいなーと思ってSSDとSATA-USBの変換ケースを購入しました。
ところが、いざ接続してみると書き込み・読み込み速度が40MB/sくらいしか出ていなく、SSDにした意味ないじゃん!と悲しみに包まれていました。
そこで解決策を色々探していたところ、まずUASというUSB3.0の規格がLinuxはサポートが微妙(?)らしく、ちゃんと動かないのでそれをアップデートしろ。というものでした。
参考URL
こちらの記事を参考にUASを無効化したのですが、自分の環境では改善が見られませんでした。
そこでまた色々調べたところ、どうやらSATA-USB変換ケースで使われているICチップである、JMicron JMS578が悪さをしているという記事を海外の方が投稿されていました。
元はと言えばこのケース、10分読み書きがないとスリープモードに入ってしまうという困り物で、それの変更方法もついでに調べていました。
記事によると、デフォルトのファームウェアがポンコツなのでアップデートしろとのことです。ではやっていきましょう。
詳しい手順は割愛しますが、こちらのウェブサイトに書いてあるとおりの変更を行いました。
FW配布元↓
もうすこし優しい手順が書いてあるサイト(ドイツ語なので各自翻訳してください・・・)
自分の場合はオートスリープが邪魔だったのでFWアップデートのコマンドに追加で -t 0 を入れました。これで自動スリープしなくなる(はず)です。
また初期のFWバージョンは記事とは異なり0.5.xとなっていました。結局アップデートしちゃったのでなにが違うのかはわかりませんが・・・
FWアップデート後に読み込み速度を測定したところ320MB/sほど出ていたのでUSB接続としては上々かなと思います。
なにかの参考になれば幸いです。
FW変更は自己責任でお願いします。
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