2024/8/24 J3 ツエーゲン金沢 第25節 FC琉球戦(ホーム)

前節はアウェイで敗戦したツエーゲン金沢は、ホームにFC琉球を迎えてのナイトゲームです。

フォーメーション

ツエーゲン金沢

3-4-2-1
GK上田。DFは左から平、畑尾、井上。MFはボランチが熊谷アンドリュー、西谷優、ウイングバックが左が石原、右が小島、シャドーが西谷和、梶浦。FWが田口。

FC琉球

4-4-2
GK東。DFは左から藤春、鈴木、森、増谷。MFは左から佐藤、鍵山、岡澤、武沢。FWが富所、重松。

概要

前半から互いに攻め合う展開。33分に琉球がゴール前でこぼれ球を拾った武沢がゴールを決め先制。

その後、金沢は41分に西谷優の浮き球を田口が落とし梶浦が押し込んでゴール、1-1と追い付いて前半を終えます。

後半早々、47分に琉球が右サイドからのアーリークロスに佐藤が合わせて得点されます。

それから金沢も交代などで琉球ゴールを脅かすものの決め切れずタイムアップ。1-2で敗戦し2連敗となりました。

考察

ライン間

この試合の両チームのフォーメーションは金沢が3-4-2-1、琉球が4-4-2で互いに守備が噛み合っていない布陣。そのせいか、両チームともライン間使いまくりの展開となりました。

中央に密集してパスコースを消す選択肢もあったと思いますが、どちらもサイドに強みがあるチームなのでなかなか密集は難しかったように思います。

ですのでどれだけ効率的な縦パスを入れるか、入れられた方はターゲットにどれだけ強くいけるかが重要になっていました。

交代策

そんな金沢のライン間をすんでの所で食い止めていたのはこの試合スタメンのアンドリューでした。同時に縦パスの配球もかなり効果的で、攻守に効いていました。

ですが伊藤監督は後半開始から大山と交代しました。大山は展開力があるので悪くないとは思いますが、攻守に相手を苦しめていたアンドリューはもう少し引っ張れたのではないか、と疑問が残る交代でした。アクシデントだったのでしょうか。

中と外

2失点目のシーンですが、中央に入れられたボールに石原が当たるもののサイドに展開され、フリーの状態でクロスを入れられての失点でした。

金沢はWBが中に入る攻撃をしているので石原が中にいるのはわかりますが、守備時はボランチに渡して撤退して欲しかった所でした。また、西谷和も2トップ気味で中に入る布陣だったのもサイドのディフェンスが遅れた要因だと思います。

こんな時はリスクを取ってCBの平がクロッサーに行って欲しい所ですね。井上が左の時は割とカバーにいってたので。

まあ今の左サイドの攻撃力の高さを考えるとどちらを取るかだと思いますが。

MVP

熊谷アンドリューです。

前半だけの出場でしたが攻守に活躍していましたね。特に守備は西谷優とのダブルボランチは硬さを感じます(1失点目はちょっと不運でしたね)

縦パスに強みがあるので中から攻めたい時はアンドリュー、左右に展開したい時は大山と使い分けていけば良いかもですね。

その他

サ活ナイト

ツエーゲン金沢の毎年恒例トンチキイベント、今年はサ活でした。

グッズがサウナに因んでいたり(即完売)、選手紹介がサウナの格好だったりと謎に盛り上がってました。

惜しむらくはマッチデープログラムではガウンだった伊藤監督が選手紹介では普通にスーツだった事。そこはガウンでしょう。

次節

8/30はFC大阪とのアウェイゲームです。連敗中なので負けられない試合なのですが、台風が近付いてきてるので果たして開催されるのでしょうか。いろいろと心配な試合です。

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