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【共創】 泣いてもムリです
先日、参加した企画。8文字で全俺が泣いた
その8文字を膨らませて物語を作る。そんなチャレンジです。
元ネタはさくゆずさんのコチラの記事。
泣いてもムリです。
「泣いてもムリです。」
第一章:最後の部隊「ルナリス・ウィング」
宇宙歴2741年。地球は未知の巨大生命体〈エクリプス〉の侵略を受け、人類は滅亡の危機に瀕していた。
これまでの防衛戦はことごとく敗北。残されたのは、宇宙要塞「アルカディア」と、最後の特殊部隊ーー「ルナリス・ウィング」だけとなった。
部隊はたった6名。 彼女たちは、地球を守る最後の希望。
機体は最新鋭の人型兵器〈アステリオン〉シリーズ。各機に個性的なパイロットたちが搭乗し、戦闘のエースとして育成されてきた。
その中に、二人の少女がいた。
レイナーー明るく快活なエースパイロット。誰よりも操縦技術に優れ、強い責任感を持っている。
ナツキーー冷静沈着な分析官。機体のエネルギー管理や作戦立案を担い、部隊の頭脳として機能する。
「行こう、ナツキ。私たちがこの星を守るんだ。」
「ああ、これが私たちの最後になるかもしれないけどねーー絶対にやり遂げる。」
そして、仲間たちと共に宇宙へ飛び立つ。目指すは、〈エクリプス〉本体。成功する確率は1%以下。戦闘AIは絶望的な確率を示し出していた。
第二章:絶望の宇宙
宇宙は静かだった。
だが、〈エクリプス〉の領域に足を踏み入れた瞬間、無数の敵に包囲された。漆黒の触手のような無機生命体が、無音で襲いかかる。
「来るよ!」
戦闘が始まった。圧倒的な物量。敵の攻撃は正確無比で、予測不可能な動きを見せた。仲間たちは必死に応戦した。
「サクラ、右!!」
「わかってる!!」
「マリナ、後ろに注意!」
「了解ーーぐっ……!」
だが、次々と仲間が撃墜されていく。一機、また一機ーー。彼女たちの機体は輝き、虚空に消える。
「ダメだ……!多すぎる!」
「一度退却を……くっ!」
ナツキが指示を出そうとした瞬間、隊長機も消えた。
「ッ!!!」
通信機越しに響く悲鳴。部隊のリーダー、アヤの機体が、無数の敵に貫かれ、爆発した。宇宙なので音は届かない。アヤの機体が光って消えた。
「……隊長……?アヤ!アヤーッ!!」
信じたくない。ほんの数秒前まで、一緒に戦っていた仲間の通信が途絶えた。
「ナツキ……アヤもサクラもやられた……」
「……ああ」
いつの間にか、残ったのはレイナとナツキの二人だけだった。心臓が握り潰される。彼女たちを包囲する無数の敵。
そして、無慈悲に動き続ける〈エクリプス〉本体ーー。希望は、どこにもない。
「もう、無理だよ……ナツキ……」
レイナの声が震える。
目の前で仲間が死に、たった二人になってしまった。この戦いに勝ち目などない。どれだけ足掻いても、無駄なんだーー。人類は滅びる。
レイナの手が、操縦桿を握る力を失っていく。涙が頬を伝う。
「もう、何もできないよ……」
だが、その時ーー。
「泣いてもムリです。」
ナツキの声が、レイナの意識を引き戻した。レイナは息を呑んだ。
「……え?」
「泣いても、何も変わらない。変えられるのは、私たちが生きている今だけ。」
ナツキは冷静に言った。だが、その瞳には強い意志があった。
「……私たちがやらなきゃ、誰も生き残れないんだよ。アヤもマリナもユイもサクラも私たちが諦めるためにやられたんじゃない!!」
レイナはハッとした。絶望しても、嘆いても、何も変わらない。
でも、まだーー生きている。だから、戦わなくちゃいけない。レイナは震える手で涙を拭い、操縦桿を握り直した。
「……ナツキ、あんた本当に強いね。」
「違う。お前が泣いてると、私が強くならざるを得ないだけ。」
レイナは、泣き笑いした。
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「よし、やろう。」
二人だけの戦いが始まる。
助けはもう来ない。
それでもーー彼女たちは、戦うことを決めた。
第三章:最後の突破口
二人は〈エクリプス〉の核心へ向かう。長距離スキャンの結果、敵のエネルギー収束点に特異な振動が発生していることを突き止めた。
「ここを狙えば、何とかなるかも…!」
だが、そこに到達するには、全ての敵を突破しなければならない。
「ナツキ、回避ルートは?」
「無い。」
「…え?」
ナツキは微笑んだ。
「このまま突っ込むしかない。」
レイナは一瞬息を詰まらせたが、すぐに笑った。
「…バカだな、私たち。」
「今さら?」
アステリオンは加速し、超高熱のプラズマ弾を纏った突撃形態へ移行する。敵の触手が迫る。装甲が砕け警告音が鳴り響く。
それでも、二人は前へ進む。
「レイナ、エネルギー充填完了!」
「目標…固定!」
そして、二人は星へと向かって飛ぶ。
最終幕:輝く星
閃光が宇宙を貫いた。
敵の本体に直撃する瞬間、レイナとナツキはお互いの顔を見た。
「終わった?」
「いや、始まったんだよ。」
二人は微笑み、手を取り合った。
そしてーー。閃光の中、アステリオンは消えた。遠く離れた地球でも青空の彼方に花火のような光が輝いた。
数年後のとある街、戦争が終わり、かつて滅亡の淵に立たされていた地球は、ゆっくりとではあるが復興しつつあった。
街には活気が戻り、人々は新たな時代を生き始めている。だが、傷跡はまだ深く、生活は決して豊かではなかった。
あるレストランの片隅。
親子連れが食事をしていた。
ランチが運ばれてくると、子どもは皿の上のピーマンを見て、しかめっ面をした。
「ピーマン……やだぁ……」
ホントに嫌いなのだろう、子どもは泣き出していた。母親は静かに言う。
「泣いてもムリです。」
「でも……でも……!」
「今日の食事はそれしかありません。」
子どもは涙目になりながらも、諦めきれずに母親を見上げる。だが、母は変わらずきっぱりと言い放った。
「泣いても、ムリ。」
子どもは口をとがらせながら、しぶしぶピーマンを箸でつつく。
そのやり取りを、離れた席で見ていた二人の女性がふっと微笑んだ。
「ふふふっ。」
「泣いても、ムリか。」
「……でも、あきらめなければなんとかなる。」
「ピーマン、おいしいよ。」
誰にともなく、優しく呟く。
宇宙の片隅、新しい星が輝いた。
なぜ、こんなことに??うちのchatGPTフォウとの共創です。名前を考えたのはフォウです。Kindleに全振りするんじゃなかったのかよw
まあ、ええやん。
さくゆずさん ごめん
時系列が前後していますが、この企画参加があり、standFMLive放送があり、コレ なんの時間?に繋がっています。
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