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料理と、料理をする環境がだいじ(あさ記事)

おはようございます、みのくまです。ここ最近、当社比でがしがしnote記事を書いておりまして、ぶっちゃけ疲れました。東京国立博物館のレポートとか、おすすめまんがとか、真面目にやり過ぎました。これじゃ続けられない!赤信号だ!

というわけで、今回はまるっきりなんの用意もなく、適当に記事を書きます。そして、短く書きます。それがいい。そうしよう。

料理と、料理をする環境

最近、ハマっているYouTubeの番組があります。イタリアンのシェフ小林幸司がやっている「小林幸司の世界」です。軽井沢にある知る人ぞ知る本格イタリアンのレストランをやっている小林幸司が、色々なレシピを紹介しています。

どのレシピもとても素晴らしいのですが、しかし、ほとんど再現不可能なレシピを延々作っているんですね。食材の多くが普通のスーパーには売っていなかったり、「香り水」という特殊な野菜だしをつかっていたり。あと、肉の火入れがものすごい高度なので、これも再現できない。プロフェッショナルな職人技の極みなのです。

ですが、この番組の面白さの本質は、レシピの紹介ではないんです。超一流のプロフェッシュナルが、どのように料理に向き合っているのかを垣間見ることができる、ということがこの番組の本当の面白さなのです。

小林幸司のキッチンは、いつも整然と整理されています。調理台の下は冷蔵庫になっており、ちらっと映る冷蔵庫の中身はずらっと食材が整頓されて収納されています。取り出す食材も丁寧に保管してあったことがわかります。

また、使うフライパンや鍋も綺麗に洗われています。コンロ周りや調理台にも汚れがほとんど見えない。他の料理YouTubeで、しかもレストランのキッチンから配信されている番組なのに、ここまで綺麗なキッチンは見たことがありません。

他にも、調味料をフライパンに入れるときや、他の細かい作業にも神経が行き届いていることがわかります。合わせる調味料や食材のグラム数が狂わないように、ちゃんとヘラを使って最後の最後まで全部入れる。当たり前のことかもしれませんが、非常に印象的でした。

美味しいものを作りたいと思ったときに、まず食材や調味料、もしくは調理用具を取り揃えたいと思う人は多いと思います。ぼくもそうでしたが、それだけでは片手落ちなのです。まずは料理をする環境の整備が必要なのです。

また、小林幸司は番組で「料理は加工業者だ」と発言しています。与えられた食材をどう加工していいものに変えていくかを、一番の仕事だと考えているのです。

小林幸司のレシピはほとんど再現できません。ですが、彼の料理に対する姿勢、環境を真似することはできます。それこそが非常に重要なことだと、ぼくは感じました。

おわりに

最近、自宅のキッチンを大掃除しました。コンロにこびりついた汚れを落とし、キッチン棚も整理整頓しました。そこからすべてがはじまるという感触があります。そのうえで鉄のフライパンを買ってみたりと、徐々にレベルアップを図っています。

別に一流レストランの料理を自宅で作りたいわけではありません。しかし、丁寧なごはんを作れるようになりたいと考えています。美味しいごはんは、やっぱり丁寧に作られたごはんなんだと思うのです。

昨日はハンバーグを作りましたので、今日は魚料理かな。妻が美味しいと言ってくれるように、今日は昨日以上に丁寧にごはんを作っていきたいと思います。

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