【菊川実紀】2023.11.12 ツールドおきなわ140km オープン 4位
Roppongi Expressが立ち上がった年からずっと140kmに出場している。
目標はもちろんトップでのゴール。
毎年そうだけれど、メンバーリストを見てると普段のレースでは全く勝てる気がしない方達が並ぶ。特に意識するのは湾岸3名、トライクル佐藤さん、soleil de lest小林さんか。その他にもたくさんいるが…
まぁ気にしすぎてもしょうがないので自分が納得するように8-10月はボリュームある練習をしている。
チームからは日暮、松尾。
レース経験の豊富な松尾と話して、日暮(逃げ) or 自分(スプリント)で勝つプランをそれぞれ話した。
スタート前
名護からスタートへ向かうために4時起床。
朝飯はタクシー内でパンをちまちまと食べながらスタート地点へ向かった。
自転車を受け取るべくオクマリゾートのトラック付近で待機するが、雨脚も風も強くとても寒い。
トラックから早めのピックアップができたのですぐにスタート地点へ移動してなるべく風をふせげそうな位置で待機した。スタートまでまだ2時間以上か。
レース
スタートは一応ゼッケン1なので一番前に行かせてもらった。
待ち時間が思ったより長かったが、レインジェルをたっぷり塗っていたおかげか震えるまではいかなかった。
1回目普久川ダム
アップはしなかったのもあり、ちょっときついなぁと思っていたが、17:47と140kmでは結構はやいタイムだったようだ。
下りは知っているジャージの後ろをキープ。絶対にコケるわけにはいかない。
奥 - 海岸線
奥すぎてトライクルが逃げていると知ったが2回目普久川ダム-学校坂で詰めれるだろうと思い集団待機。
2回目普久川ダム-学校坂
ダムは思ったよりペースは上がらず1本目より遅かったが下り最後にスピードが上がったのか学校坂までに棒状になったり。
学校坂は去年もそうだったが、湾岸チームがあげてくるイメージ。
今年は雑賀さんだったか最後にじわっとあげには反応できる位置をキープ。
東村をすぎたあたりか、逃げとの差が4分と聞かされる。
あれ、思ったよりというか全然縮まっていない。
慶佐次〜ラスト
慶佐次-有銘と危険な追走は出ないが、きつい感じのアップダウンが続く。
ようやく逃げがつかまり、この後うちらとしてのプランにあった日暮の逃げ(残り25km付近)が見事にきまる。
日暮-康さん(トライクル)が逃げる。
羽地前の直線ではもう集団を力強く引く人はいない。
チェックとして、自分と佐藤さん(トライクル)が集団前方を位置する。
先頭とのタイム差はわからなかったがこれは2人の優勝争いかなと思っていた。
羽地の上りが始まり何人か前にでるが、自分は追いつけそうな間隔をたもちつつ、ペースで。1つめのトンネルから少し上げて集団先頭まであがる。
下りに入るところで、佐藤さん、小林さんが勢いよく飛び出す。自分は反応遅れて5番手くらい。
下りは攻めたつもりが前との差がなかなか埋まらない。
下り途中でチームジャージが目に入った…
前2人が速く、間があいて3-4-5 前2人の番手まで上がるが最終コーナー抜けて微妙な距離。この差をうめれる足がなかった。
後ろから近づいてくる集団、結局400m-500mくらいで集団に追いつかれ、4位争いのスプリント。
別カテゴリーの後続パックが真ん中に何人かいるので、右か左のラインしかない。自分は左をチョイスしてハンドル投げて4位。
顔を上げた直後に左側にメディアのカメラが並んでいることに気が付くがもう目の前だった。ブレーキも虚しく落車。
出し切ったあとに落車して、しばらく何がおきたかよくわからなった。
落車あと、すぐにかけつけてくれ安全確保してくれたチームメイトには感謝しかない。
機材
フレーム S-WORKS VENGE
ホイール RAPIDE CLX II
タイヤ GrandPrix 5000 TT TR
空気圧 F4.4 R4.6
ジャージ BIORACER ICON ROAD RACE LONG SLEEVE AEROSUIT
シューズ S-WORKS ARES ROAD SHOES
ヘルメット ECLIPSE SPHERICAL AF
補給
ジェル5つ
パラチノース入りボトル1本
自分比では年々ベースはあがってはいるものの、優勝には足りない。
140kmのレベルが上がってきているのについていくだけで必死な状況。
本当に勝ちたいならもう一つ上げないと無理だと思う。
今までの積み上げかたではだめ。という事を意識しながらまた次のおきなわへ。
諦めず挑戦したいと思う。