ちゅらさん6遠征記15 ショー紹介 feat.おもしゃん
私はバーレスクにハマって以来、写真や動画機材を増強している。
最初はオリンパスのE-M5 mk2だった。
それからE-M5 mk3、富士フイルムのX-T4、X-H2S、そして現在のニコン Z8である。
何故短期間でカメラを買い替えるのか。飽きっぽい性格だからである。
これは私の専門が関係しているかもしれない。
私の専門はカイゼンである。
カイゼンとは単なる改善と異なり、お客さまのためにそして従業員や関係者のためにサービスを、働く環境をより良いものにしていく文化づくりのことをカイゼンと呼んでいる。
具体的には日々の業務のやり方の改善、評価指標の設定、平たく言えばムダとバラツキをなくし、誰がやっても一定以上の結果を出せる仕組みづくりである。
たとえば、売り上げにばらつきが出ている。
なぜばらつくのか。曜日なのか、スタッフの差なのか、他社の影響なのか、たまたまなのか。
その原因を分析し、特定し、改善していく営みである。
写真も同じである。
なぜ満足いく写真が撮れないのか。
その原因を分析し、特定し、改善していく。
私はある分野に特化したカイゼンしかできないが、師匠のカイゼン案件は多岐に渡っていた。
企業案件にとどまらず米軍案件、海外の案件、聞いているだけでワクワクする冒険譚である。
そのなかで私の興味を刺激したのがキャバクラのカイゼン案件である。
賢明な諸兄諸姉には言わずもがなであるとは思うが念のため蛇足をさせていただきたい。
キャバクラに行きたいわけではありますせん!!
結果から言うと、師匠はカイゼンに失敗した。
もし私がもう少し早く師匠に出会っていたらタダでキャバクラ行き放題だった師匠の戦績に傷がつくことはなかったかもしれない。
師匠は言った。
「トップランカーの秘訣はわかった。
スキルをレーティング(これができていたら4、というように定性的なスキルを定量化する手法)することでトップランカーなのかどうか判別することはできる。
系列店で確認したが、30分あればトップランカーかどうかわかる。これは確実だ。
お前、マジで羨ましい仕事してんな!!
ただ、イチローの打撃理論を理解したらみんなイチローになれるか?なれないだろう。
(昔の話なので例えが古い)
一流の仕事とはそういうものだ。」
私は虚を突かれた思いがした。
カイゼン理論を振りかざし「こうすればできる」と言うのは意味のないことだ。
もちろん理論も大事だが、自ら実践してはじめて説得力が生まれるのである。
それからの私は実践の人となった。
まさに
やってみせ
言って聞かせてさせてみて
誉めてやらねば人は動かじ
である。
つまり何が言いたいのかと言うと、
この前、弟子にバーレスク通いをカミングアウトした時に、ななしゅいのランジェリー撮影会の時の写真大量に見られた時のことである。
汚物を見るような目で
「え、マジでキモいんやけど。こんなんスマホに大量に入れてどうするん?見るの?一人で?きも!!!」
と言われたことへの反論である。
(なお私はただただ恥ずかしいやら情けないやらであったが、アグー豚野郎にとってはただのご褒美である)
なお、私は下着はただの布としか思えないため下着だからと言って特に興奮しないことを記しておく。
その証拠にホテルのラウンジでねねランジェリー本を爆読みした。
5年ぶりのおもしゃん
私が初めてバーレスクに行ったのは2019年3月である。
そして2回目に行った時におもしゃんに出会った。
(なお、その時にあきちゃんにも出会っていた)
人の顔も名前も覚えられない私だがおもしゃんの名前と顔はなぜか鮮明に覚えている。
どの席で、どの方向を向いて話をしていたのかまで覚えている。冷静に考えるとちょっとキモいな
当時は入店1年も経ってなくて、初々しい記憶しかない。
そしてそれ以降、私が行った時におもしゃんはいなかった。
今回、5年ぶりにパフォーマンス見て「私が理想に掲げる、人間のカイゼンとはこういうものだ!」と思った。
5年も経っているので当たり前であるし、大変失礼な言い方にはなるが、まだ新人だったおもしゃんがFCDクイーンを勤め、接客もパフォーマンスもファンサも全て完璧なのである。
師匠のレーティングを使うならば、全てが★7のMAX評価である。
(私がおもしゃんの評価をするなどおこがましいが)
写真をやる人はわかると思うが、キャストの中には演目中にも目線をくれる方がいる。
ちゅらさん6のキャストの大半はデビュー間もないためそこまでの余裕がないかもしれないが、おもしゃんはさすがの貫禄である。
写真を拡大して瞳を見ることを生きる糧にしている私にとっては非常に嬉しいのが目線をいただけることである。
おもしゃんはカメラを向ける変態私に気づき、隣にいたあきちゃんの肩をたたいて
「あっちでカメラを向けてる人いるからファンサしよ」とでも言うかのように示し合わせ、ファンサをくれたのである。
これは嬉しい。
そのようなこともあり、FCDは女神を超えた菩薩に見えた。
撮禁がないちゅらろくは当然FCDも最後まで撮影できる。
撮禁がないということは誠に素晴らしいことである。
カメオタにとってはこれだけでちゅらろくに来る価値がある。
またちゅらろくのFCDはマティーニだけではなく、ステージにももう一人のクイーンがいる。
ステージが広い分、見どころが満載なので数回見ないとショーの全貌はわからないだろう。
これもまた魅力のひとつである。
批判覚悟で言おう。
私はまたおもしゃんのFCDが見たい。
選抜出張も胸熱だが、私はおもしゃんのFCDが見たいのだ。
そのため選抜出張が終わったころに再訪しようと思っている。
しかし、子供が夏休みに入ると「一緒に行きたい!」となること必定であるため、次回訪問は夏休み明けの9月になると思われる。
小学生にちゅらさん6はまだ早い。
to be continued...