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自己紹介その4:「みのはぴ」に込めた想い

福岡県北九州市で、夫婦で営んでいる不動産店「みのはぴ不動産」です。
今回は、『みのはぴ』=「身のたけハッピー」という考え方が生まれた経緯、その言葉に込めた想いについてお話しします。

自己紹介“その2”“その3”でお伝えしたとおり、私たち夫婦はそれぞれ独身の時から、司会やナレーションなどMCの仕事をしていました。出会ったのもMCの現場で、結婚した後も二人でずっとMCを続けていました。

それ以外の仕事はほとんど経験してこなかった私たちですが、心の中にはいつも「このままずっと仕事を続けていけるのだろうか」「この先収入が途切れたりしないだろうか」といった、将来やお金に対する不安がありました。MCの仕事はずっと続いていく保証はなく、レギュラーの仕事もいつか終わってしまうかもしれないという状況が続きます。一本一本仕事をいただけることに感謝しつつも、いつかは次のステップに進みたいと考えていました。

やがて、年齢を重ねてもずっと続けていける仕事をしたいという気持ちから、妻がかねてより興味を持っていた不動産業の開業が新たな目標になりました。そして、妻が宅建士の資格取得を目指して準備を始めた頃、私たちの周りで印象的な出来事が起こりました。

知り合いの夫婦が家を購入して住宅ローンを組んだのですが、ほどなくして生活が苦しくなっていったのです。その夫婦は共働きで、以前は夫婦仲もよく、とても幸せに暮らしていたのですが、家を購入してからは住宅ローンに追われ、娯楽を楽しむこともできず、徐々に夫婦の仲も険悪になっていきました。

悲しい事にそういったケースは1件や2件ではありませんでした。いずれも背伸びをし過ぎ、高額な住宅ローンを組んでしまったために起きた、辛い出来事でした。

自分たちの生活や収入の現状を正しく理解する。
どんな生活をしたいのか、どんな人生を歩んでいきたいのか、やりたいことや希望の優先順位や強弱をきちんと考える。
自分たちが望むような生き方につながるマネープラン・ライフプランを自分たち自身で作り、身のたけに合ったお家選びをする。
そうすれば、みんな辛い思いをすることはなかったのではないかと感じたのです。

実は、私たち夫婦はもう30年近く、幸せになる為の心がけや考え方を教えて下さる先生から様々なことを学んでいます。
その先生から教えていただいた言葉のひとつが、
「こびず、威張らず、自慢せず、身のほど知って謙虚に生きる。」です。
身のほど、つまり自分の「身のたけ」を正しく知るということの大切さを、この先生の教えで初めて気付かせていただきました。

例えば、自分が着る服を買うのに、自分の体のサイズを知らずに買う人はまずいません。
自分の「身のたけ」を分かるというのは、自分自身と正しく向き合う、ということです。
「身のたけ」を分かっていけば、苦しくない、我慢しない、頑張らない、無理をしない人生を送ることができ、それが幸せにつながっていくのだと気が付きました。

「身のたけ」は決して悪い意味ではなく、自分の本心・本音を素直に感じ、認め、そして表現する、とても素晴らしい言葉だと思います。その「身のたけ」で「ハッピー」になりましょう、というのが、私たちが提唱する『みのはぴ』という考え方の根本です。

家は、その後の人生を左右する大きな買い物です。だからこそ、お家の購入がきっかけで誰にも不幸になって欲しくありません。この「みのはぴ」の考え方を基にしたマネープラン・ライフプランをお客様ご自身で作るサポートをしたい、そしてそれに基づいたお家選びのお手伝いをして、一人でも多くの方に本当の幸せを掴んでほしい、そのような想いから「みのはぴ不動産」を立ち上げ、今に至っています。

「みのはぴ」で、きっとたくさんの人が今よりももっと幸せになれると信じて、これからも活動を続けていきます。

4回に渡って私たちの自己紹介、そして「みのはぴ」という考え方についての想いをお話しさせていただきました。
次回からは、自分たちの仕事や取り組みの中で育んでいる「みのはぴ」の考え方に基づいたライフプラン・マネープラン、そして日々の生活の中で感じる「みのはぴ」なことについて綴っていきたいと思います。
どうぞこれからもよろしくお願いします。

今日も、丸く明るく和やかに、「みのはぴ」で素敵な一日になりますように。

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