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【保育】子どもの貧困
みなさんは日本の子どもの6人に1人が貧困状態にあたるということをご存じでしょうか。親が病気のために仕事ができない、食費確保のために親が食事を我慢する事、家計の助けにとアルバイトをしている子ども、、
今回は子どもの貧困をテーマにまとめていきたいと思います。
相対的貧困とは
そもそも、相対的貧困とは「その国の文化基準、生活水準と比較して困窮した状態を指す。世帯所得がその国の等価可処分所得の中央値の半分に満たない状態」とされています。
対して絶対的貧困は「人間として最低限の生存を維持する事が困難な状態」を指します。飢餓、病院に受診できないなどが当たります。
認知が難しい
相対的貧困は認知が難しいです。支援するNPO法人や団体は沢山ありますが、認知できない限り支援する事ができない、「本当に必要な人に支援が届かない」のが子育て支援の難しいところだと思います。SOSの出し方が分からないまま抱え込んでしまう保護者の方も多いのではないかと思います。
子どもへの影響
子どもも年を重ねるにつれ、家庭の状況について気にするようになります。したい習い事、入りたい部活、大学への進学などしたいが経済的な状況でできない、我慢する、諦める事を選びます。「やりたい!」「したい!」という気持ちを押し殺し、「自分なんか」「どうせできない」「親の負担になる」と気にかけてしまいます。こうしたことで自己肯定感の低下も懸念されます。貧困は負の連鎖を招いてしまう恐れがあります。
子育ては偉大
子どもを育てる、僕はまだ学生で「子どもを育てたことがないのに、、」と言われるかもしれませんが、子育てってすごく大変なこととつくづく思います。産んでから親は約20年、子育てを行うことはすごい労力です。保育士や学校の先生が関わる期間よりもはるかに多くの時間、我が子と関わることになります。
少子高齢化社会になった今の日本にとって、子育てをする方々に手厚くしていくべきではないかなと思います。子どもを育てる若い世代への待遇をよくするべきだと思います。子育てに億劫になっている今、抜本的な給与配分の見直し、子育て世代にお金を回すなどしないと少子高齢化に歯止めはかからないのではないかと思います。
まとめ
今回は子どもの貧困について書きました。というのも、授業で子どもの貧困について学んだからです。子育て世帯が減ってきている今、子育てをしやすい環境を整えることが急務です。これからも支援している団体やNPO法人について調べる事、子育て家庭にできる事、どんどん模索していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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