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2020年のXmasギフトは“内側”に目を向けて。〈Foo Tokyo×美濃加茂茶舗〉が提案する冬の夜の小休止。

11月27日(金)から販売開始となった、Foo Tokyo(フートウキョウ)と美濃加茂茶舗のコラボギフト「リラックス ホーム ギフト」

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今回Foo Tokyoとのコラボギフトを販売するのは全3ブランド。菅原工芸硝子ジョンマスターオーガニック、そして美濃加茂茶舗です。

リラックス ホーム ギフト に込めた想いと共に、今回のコラボレーションに至った経緯や、ブランドとしての共通点について、Foo Tokyo代表の桑原 真明さんと美濃加茂茶舗代表の伊藤に語ってもらいました。

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▲桑原さんは岐阜県出身。現在は東京と大阪を行き来する生活だそう。
この日は対談のために名古屋まで来てくれました

体の内と外。両方からアプローチできるギフトを

ー今回のギフトは“夜”の時間に着目していますね。どういった想いがありますか?

桑原さん:Foo Tokyoは、家で過ごす時間に「ふぅ」とリラックスできる瞬間を提供することをブランドコンセプトにしています。

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▲Foo Tokyoは「ただいま」から「いってきます」をデザインするブランド

そのため今回のギフトに限らず、帰宅した後の「夜のゆっくりした時間」を過ごすためのアイテムを通年展開しています。ルームウェア、タオル、フレグランスなど、展開しているアイテムは全てこのコンセプトに基づいているんです。Xmasも夜時間のためのアイテムでギフトを構成するのは自然な流れでした。

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ー今回、他のブランドと一緒にギフトを作ることにした経緯や、コラボ先のひとつとして美濃加茂茶舗を選んでいただいた理由はなんですか?

桑原さん:今年はコロナ禍を経て初めてのホリデーシーズンになります。百貨店のバイヤーさんたちとお話する中で「今年のXmasギフトは特に、家の中で使うものに注目が集まる傾向になる」予感がありました。いつもに増して家で過ごす時間を充実させるための贈り物を提案するにあたって、Foo Tokyo単独よりも、他の分野のブランドも揃っていた方がより充実したおうち時間の提案ができるのではと思いました。

伊藤:Foo Tokyoさんでは飲み物のお取り扱いは無いですもんね。

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桑原さん:はい。我々の主力商品はシルクパジャマやオーガニックコットンタオルなので、いわば体の外側からアプローチする商品です。対して美濃加茂茶舗さんは体の内側からアプローチできる商品なので、コラボすれば完璧だなと。個人的な理由としては、私は岐阜県出身なので、いつか一緒になにかしたいとの思いもありました。

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伊藤:ありがとうございます!日本茶は昔から贈り物として使われてきた面はあるのですが、お中元や冠婚葬祭など、どうしても堅苦しい…というかどちらかと言うと古めかしいイメージがありました。金色の缶と桐の箱、のような。若い人が「カジュアルに」「もっと日常の中で」贈り合う意味でのギフトとしてはまだ進化できる余地があるなと思っていて。

桑原さん:Xmasのギフトとしてはなかなか日本茶は選ばれないイメージがありますよね。紅茶はよく見るのですが。その課題感は私も持っていました。今回あえてXmasギフトに組み込むことで、ギフトとしての日本茶をアップデートできそうですよね。

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伊藤:今回のコラボには「ほうじ茶」をご提案しています。ほうじ茶の持つ特性がリラックス ホーム ギフトにぴったりだったのはもちろんですが(詳しくは後述)、紅茶でなくあえてXmasにほうじ茶、というのも面白いのではと思いました。

リラックス ホーム ギフトは大切な人に「明日への回復時間」を贈るスターターキット

ー今回用意した2種のコラボギフトについて、それぞれのこだわりを教えて下さい。

【1】【美濃加茂茶舗×Foo Tokyo】 リラックスティーギフト
セット価格: ¥6,000

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https://brand-foo.com/products/4580511161477

内容物:
美濃加茂茶舗:ほうじ茶(内容量 24g /ティーバッグ 3g×8個入り )x1 
Foo Tokyo:オーガニックコットン ハンドタオル

桑原さん:Foo Tokyoのオーガックコットンタオル(以下、Fooタオル)は抜群の吸水力がお客様から好評です。お風呂上がりを快適に過ごしていただいているようです。さわり心地が良いので枕カバーとして使ってくれている方もいらっしゃいます。

Fooタオルは顔を埋めて思わず「ふぅ」っと一息ついてしまう、そんな安らぎのタオルです。素材には世界の綿花生産量のうちわずか0.001%以下の収穫量しかない、最高級オーガニックコットンを使用。繊維そのものを傷つけないように手摘みで収穫されるため、繊維を撚った糸の状態にしても、柔らかさが格別なのです。

我々はFooタオルを「Foo Tokyoを象徴する最小単位の存在」と位置づけています。毎日使うごとに愛着が増し、機能的にも気持ち的にも贈られた相手にとってやすらぎのタオルになれたら嬉しいです。

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伊藤:このタオルに加えて、今回夜のひとときにつかっていただくのが美濃加茂茶舗のほうじ茶ですね。

桑原さん:タオルは触感でやすらぎをご提供できますが、それだけだと五感を補えません。お茶は味、香りの面で補完してくれます。

伊藤:カフェインは高温の焙煎で昇華するので、ほうじ茶に含まれるカフェインは(一般的には)煎茶よりも少なくなります。また、焙煎の香ばしい香りにリラックス効果があるので睡眠導入剤のような働きをしてくれると言われています。このような理由から、ほうじ茶を夜のシーンの飲み物として提案しています。嗜好品としての飲み物の選択肢を考えたとき、日本茶はコーヒーと比較されることが多いのですが、コーヒーを飲めない夜の時間帯をほうじ茶がカバーできると思います。

吉川くん修正版_美濃加茂茶舗-2020-08-10-1677のコピー

桑原さん:夜飲んでいい飲み物の選択肢って、ありそうで無いですよね。寝る2時間くらい前からは糖分やカフェインは控えたい、でもお湯や水だと味気ない。お風呂上がりなどにリビングでくつろぎながら寝るまでの数時間を過ごすお供として、ほうじ茶は最適だと思います。「脱デジタル・脱カフェイン」の時間を、このギフトを通じて提案したいです。

伊藤:家の中でリラックスすることが難しくなっている点でも、日本茶は役に立てると思います。コロナをきっかけにリモートワークが定着しましたが、実はリモートワークほど過労働になりがちです。

夜くらいはしっかり「回復時間」を取ってほしいので、このギフトを、大切な人に「回復時間」を贈るためのスターターキットとして活用していただけたらと思います。

桑原さん:男女関係なく「いつもご苦労さま」の気持ちを込めて相手に“時間”を贈る、そのお手伝いをしたいですよね。


【2】【美濃加茂茶舗×Foo Tokyo】 リラックスティーギフト(バスオイル入り)|セット価格: ¥15,000

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https://brand-foo.com/products/4580511161460

内容物:
美濃加茂茶舗:ほうじ茶(内容量 24g /ティーバッグ 3g×8個入り )x 2
Foo Tokyo:オーガニックコットン バスタオル/プレミアムナイトバスオイル 30mL

桑原さん:バスオイルは薄い膜を張ってくれるので全身保湿ができます。全身にクリームを塗る手間がかからないので、ちょっとサボりたい日におすすめです。バスオイルで体の外からの保湿、ほうじ茶で中からの保湿をしてもらえるセットになっています。ただ、保湿という機能面と同じくらい、この「バスオイルを垂らす瞬間」を休むスイッチにしてほしいというのが我々が伝えたいことです。自分に対する「これから休みます」の意思表示というか。そんなきっかけにしてほしいです。

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伊藤:休むスキルや切り替えるスキルが求められる時代になっていますよね。何もしない時間は本来すべての人に与えられた特権です。休んでいる=悪いことではないのに、自分も含めてうまく休めない人が増えています。お茶はバスオイルと同じような役割を持っていて、お茶にハマる人は、お茶の美味しさ以上にお茶を淹れる時間の贅沢さにハマっているケースが多いです。いくらでも働き続けられる環境において、ひとつのことに没頭できる機会は少なくなっていますが、お茶を淹れる時間は「没頭」をつくる選択肢になりうるんです。

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私自身、日本茶の美味さ以上に、この没頭できる時間に救われ、日本茶の世界にハマってきました。ギフトを通じて、“休む言い訳”を贈り合っていただけたらいいのかなと思います。

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「大切な人にあげたい」ブランドであれ

ーブランドを始めたときからギフトに特化していたんですか?

桑原さん:はじめは女性向けのラグジュアリールームウェアとしての訴求しかしていませんでした。売上がなかなか伸びず苦しい時期が続き、その時にお客様に購買理由をお聞きしたところ、圧倒的に多かった回答が「ギフトとして」だったんです。

伊藤:わかります。Foo Tokyoさんの商品は、自分用で買うにはちょっと高いけれど、「もらったら嬉しい」とか「大切な人にあげたい」と思わせてくれる商品が多いですよね。

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桑原さん:ギフトは”商機”としてももちろん重要ですが、それ以上に、ギフトとして選んでもらえるブランドになれたら、それって価値が高いのでは?と。そこからギフト需要に応えるための資材やギフトサービスを充実するなど、ギフトとして選ばれるブランドをつくる戦略に路線変更しました。

ー最後に、美濃加茂茶舗とFoo Tokyoの共通項はありますか。

桑原さん:適正な価格の商品を自分たちが売ることで、産地や産業に貢献したいと思っている点でしょうか。タオルはイベントのグッズ用など安いものが売れていたのが、コロナのせいでイベントや宿泊施設での需要が激減し、危機的な状況に瀕しているところも少なくありません。

伊藤:薄利多売のスキームから脱却しなければ、産地も産業もいずれ疲弊してしまいますよね。いいものを、妥当な価格で売る。その当たり前のようで難しい課題に取り組む姿勢は、Foo Tokyoと美濃加茂茶舗で共通する点かもしれません。

桑原さん:ものづくり産業全体が、上代を上げていく必要があります。生産者さんたちの「今」のモチベーションとしても、後継者を生むという「未来」のモチベーションのためにも。この商品・ブランドをつくっているのは自分たちであり、自分たちの産地・産業は認められていると実感できるスキームでものづくりをすることはすごく大切ですよね。

タオルの名産地として名高い愛媛・今治。Fooタオルはそんな今治で、多くの職人の技術に支えられながら作られています。

自分たちの場合はタオルをつくってもらっている今治の技術をきちんとお伝えしています。

伊藤:美濃加茂茶舗も、産地が東白川村であることやそこでどんなお茶づくりが行われているのかをお伝えし、その上で適正な価格での販売を守っています。

桑原さん:こういったブランドとしての姿勢・思想も含めて、我々の商品を選んでいただけたら嬉しいですね。

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Xmasはもちろん、年末に向けて一年の終わりの季節に。

大切な人に。

頑張った自分に。

何もしないという贅沢時間を始める「スイッチ」を贈りませんか。

激動の2020年。一年間お疲れさまでした。

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[ホリデーコレクション写真]菅野有希子さん(@yukiko130)
[文]美濃加茂茶舗|松下 沙彩(@saaya_matsushita)



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