ODデビューのためのトランジット講座!①
スイスイ水曜日‼️いかん!金曜日になってしもた!みんなごめんね!お待たせでーす!
『MihoCの読むトライアスロンレッスン』の更新だよ〜‼️
今週はリクエストがあった『トランジット』について。
特にOD(スタンダードディスタンス)のトランジットは更衣室がなくて、T1のバイクラックのハンドル幅が自分のスペースになったりと、特殊です。
今日はとくに『ODのトランジット(T1)』について書こうと思います!
安全で、
忘れ物がなくて、
自分のギアを傷付けず、
ウェットスーツも破かず、
隣の人にご迷惑かける事なく、
それでいてレース後にピックアップしやすい、
MihoC流トランジットテクニックを公開します❤️
1.トランジットとは?
『トランジット』とは、スイム→バイク→ランの種目間にある着替えタイムのことを言います。
とくに今回は、『OD』に特化して話していこうと思います‼️
トランジット1(通称T1/ティーワン)にはこのようにスイムアップ後にバイクに乗るために、バイクラックに次のバイクパートで乗るためのMyバイクをセットしています。自分のBibナンバーのラックに、正確に掛けましょう!
隣の人とは車体の前後が互い違いになるように、お隣さんの方向と一緒にならないようにしましょうね!
(稀に、全車同じ方向にセッティングを呼び掛けているレースもあります。不安な時はオフィシャルスタッフに聞いてみましょう!)
写真:SPECIALIZED SHIV expert
そして、ODのトランジットはトランジットに更衣室が設けられていることは滅多に無いため、T1では『ウェットスーツを脱ぐ事』と『バイクに必要なギアを身に付ける事』のふたつをする必要があります。
そのためには、何がトランジットに必要で、どのようにギアを並べ、どんなマナーがあるのかな?
知っておく必要があります!
2.T1のギアの並べ方
さて、ではT1に必要なギアを並べてみましょう!
並べる場所(スペース)は、自分のバイクのハンドル幅のスペースです。
ハンドルにヘルメットやウェアやタオルを掛けておく事は反則行為になることがあります。
全てのギアは、床(地面)に置きましょう!
この写真の黄色い枠内が自分のスペースです。その横にはみ出てしまい、隣の方に迷惑をかけないように気をつけましょうね!
では早速並べてみよう!
自転車に向かって、手前から『T1の荷物』→『T2の荷物』と言う順に並べます。
※この並べ方はMihoCオススメの『MihoCスタイル』です。他にもやり方はいっぱいあるからね♬
手前から、並べている物and T1の作法です。
◆並べているもの◆
(手前から)
・45L以上のビニール袋
・足流し洗い用の水
・バイクシューズ(中にジェルを一本入れておく)
・ゼッケンベルト(写真に写ってないです🙏)
・ソックス(私は絶対履く派)
・ヘルメット
・サングラス
↑ここまでがT1で使う物
・ランシュー
・日除けキャップ
・ジェル
3.T1のテクニック(作法)
◆T1の作法◆
①スイムが終わって浜に上がったらすぐに肩は脱いでおき、T1に向かう。
②ゴミ袋を鳥の巣の様に広げた中に入ってウェットスーツを踏み脱ぐ。ゴーグルキャップもビニールへ入れる。
③絶対忘れられないゼッケンベルトは先に装着する。
④確実性を重視し、地面にお尻をつけてペットボトルの水で足裏を流し、捨ててもいいタオルで足を拭く。
⑤ソックスとシューズを履く。
⑥ヘルメットを被り、顎紐を締める。
⑦バイクを持ってバイクコースへ進む。
シンプルに、『やることリスト』の様に自分のやり方としてこうしてピックアップしておいてください‼️
4.T1の注意ポイント(箇条書きで書いてくね!)
あれこれ注意ポイントはある!
本当は海で伝えたいけど、なかなか会えない人もいるから、こうやって文字にします!
・スイムが終わって体を起こす前に、首元から水をガバッと入れて、密着しているウェットと肌の間に隙間を作ってあげて!脱ぎやすくなります!
・メガネ派トライアスリートは、浜に上がったら、『メガネ置き』に行って必ずメガネをピックアップしてください!忘れずにね‼️
・ワンピースの人はここで一気に両手を引き抜いて、腰に上半身のウェットを垂らしてT1は走ります。セパレートの人は、手に持つ必要があるので、ワンピースをお勧めしています。
・両腕を引き抜くときに、手首の時計に注意!脱ぐ前に、手首の裾を時計にかぶせて、引っかからないようにします!
・バイクラックまでゴーグルとキャップはかぶっておこう!荷物になるし、落としちゃうからね!手ぶらで普通に駆け抜けます!
・自分の自転車ラック前まで来たら、ウェットスーツを〝ビニールの鳥の巣〟の中で踏み脱ぐ
・ビニールの中にウェット、ゴーグル、キャップを入れる!
・地面にお尻をつけて、足を水で流してタオルで拭き、靴下を履く!(ここで靴下内に砂があるとランで痛い!綺麗にしておこう!)
・人によっては、靴下はT1で履くか?T2で履くか?自分で決めておこう!(T1がおすすめ)
・バイクシューズ、ヘルメット、サングラス、ゼッケンベルトを着用
・コンタクト派の人は、バイク中に飛んでいかないように、そしてスイムでゴーグルが吹っ飛ばされた時のためにコンタクトの予備をトランジットに用意してね!
・この時にエナジージェルを1本摂取しても良い
(ただし、アミノ酸は不要。糖類はマルトデキストリンが◎)
バイクスタート時には、ラックの奥の方にビニールに入ったウェットをおいておいてね!手前に置いておくと、みんなに蹴られちゃってなくなります!
それと、ウェットを入れるビニールは、Bib.Noと名前を必ず書いておこう!
やることがいっぱいあるトライアスロンですが、準備を怠らず、シミュレーションを重ねていれば何も怖くありません!
そして、失敗から学ぶものです。
(笑)
大一番のレースでバイクシューズを忘れたり、土砂降りのレースなのにT2に替えの靴下を入れ忘れたり、自分のバイクラックの場所を忘れてしまい彷徨ってしまったり(←選手として致命的ミスw)。
備えていれば、まさかそんなミスも無いでしょう😊❣️
みんなのレースの無事をいつも祈っています❤️
99tはマーシャルで行くよ!
TRIMING代表
トライアスロンコーチ
MihoC
※MihoCの『読むトライアスロンレッスン』スイスイ水曜日に毎週配信です♩
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