"Your Eyes Have All the Answer" the cabs

みなさんご存知でしょうか。
the cabsというバンドを。

"天才"とかいう言葉が陳腐に聞こえるぐらい才能溢れる彼らなんですが、現在は解散しています。

メンバーは
高橋國光(Gt,Shout)、首藤義勝(Bass,Vo)、中村一太(Drum)
のスリーピースバンドです。

國光さんは現在österreichとして、義勝さんはKEYTALKとして活動中です。一太さんは現在、海外に拠点を移しています。

the cabsを聴けばあなたも、義勝さんがKEYTALKで歌っていることがもったいない!と思うこと間違いなし(KEYTALKで歌っているのが悪いというわけではありません)

ただ本当にキャブスの曲に彼の声があっているんです。彼の声はこうやって生かされるんだ!ってほど。


"Your Eyes Have All the Answer"はキャブスの中では落ち着いた曲なんですが、
普段も、落ち込んだ時も、いつ聴いても硬くなった心や頭が空に解放されるようなそんな気分になれる曲です。
じゃあ歌詞は清々しいのか。というと、そうではない。ただ、そうではないところが解放された気分になれるんです。
儚く愛しい。そんな言葉たちが散りばめられていて、そんな言葉の奥の優しさを感じるような曲。

"どうしたいって君に問うて、世界に溶けてみたいって、何が正しいの。"

"どうしたいって君に問うて、あなたに触れていたいって、何が正しいの。"

やっぱり本当に好きです。

この歌詞の元になったのかな?と思うエピソードがあるのですが、それはここに書かない方がいいと思うので、ご興味ありましたら調べてみてくださいな。

作詞作曲はギターの國光さん。
彼の言葉選びには見惚れっぱなしです。
彼の昔から書いているブログもそうですが、全然追いつけないこともあるぐらい。
いい歌詞書く人は、おもしろいツイートしたり、おもしろいブログを書きますよね。好きです。

キャブスの曲は辛い時、無理に元気を出さなくても聴ける。

私は辛い時に泣ける歌を聴いてしまうと、とことん落ちて落ちすぎてしまうので逆効果なんですが、明るい曲を聴いていられないときもあります。

そんなときは、キャブス一択。
無理に元気を出さなくていい、けど落ち込みすぎない不思議なバンドです。

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