次は『となりの脳世界』を読んでみました
前回『コンビニ人間』を読んで、普通というものを再度考えたのと、世間の普通というものに寄っていく人の気持ちを感じれたのが面白かった。
今回は同じく村田沙耶香さんの『となりの脳世界』を読んでみたよ~
この本は小さい頃の話やコンビニのことなどの村田さんを知れるエッセイと後半は物語のような不思議なエッセイが15本収められています。
この本の中で、一番好きなのは『間違い感動』というエッセイ。
クリオネの話がもう涙流して喜んでしまった!
水族館でクリオネを見に行ったら1メートルのクリオネの模型があり、クリオネを知らないから本物のクリオネの標本だと思って、感動してたら違ったという話。
これ最高。私はものを世間一般ほど知らないために、よく変なところで感動したり、感心して夫に突っ込みを入れられ間違えてることを知る。世間には同じような人がいるんだな~と親近感。ますます村田さんの脳が気になりました。
世間の常識、普通から外れてると思ってる人は、仲間~って思いながら村田さんワールドを楽しめます。