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【競馬予想】 天皇賞・秋2022

今まで、土曜に夜な夜な必死こいてnote書いてきていましたが、あまりにも効率が悪いので、
今回からは平日夜からチマチマ書いていき、土曜の夜には完了出来るように予想note書いていきたいと思います!

さて本題に入ります!さあやってきました天皇賞秋!
現役最強馬を決める戦いと言っても過言ではない!
早速予想していきたいと思います!

連対率100%

やはり天皇賞秋は1番人気が圧倒的好成績

2000年以降、天皇賞秋で1人気に支持された馬の成績は
(11-5-2-4) 連対率73%

圧倒的であり、1番人気に支持される馬は抑えておくべき。
ここからさらに分析を深めると

今回出走する人気上位馬は3,4歳
斤量有利な3歳馬、競走馬としてピークを迎える4歳秋

過去10年で1人気に支持された3〜4歳馬は
(2-3-1-1) 連対率71%
ここでも連対率は70%越えと驚異の成績である

21年 2着 コントレイル
20年 1着 アーモンドアイ
19年 1着 アーモンドアイ
18年 10着 スワーヴリチャード
14年 3着 イスラボニータ
13年 2着 ジェンティルドンナ
12年 2着 フェノーメノ

上記7頭が3,4歳で1番人気に支持された馬。
この馬達の上がり順位について見てみると

上がり1〜3位(1-2-0-0) 連対率100%
上がり4位以下(0-1-1-1) 

2000年まで遡っても
(6-2-0-0) 連対率100%

つまり、1番人気の馬が当日上がり1~3位で走れる馬であるならば連対率100%と言えるだろう

今年の1人気はイクイノックス
キャリア4戦中3戦で上がり最速を出している3歳馬
余程のアクシデントがない限り上がり3位以内はクリアしてくると思われ、
そうなると連対率100%に該当する

過去10年の勝ち馬の前走上がりを見ても

21年 エフフォーリア ダービー上がり1位
20年 アーモンドアイ 安田記念上がり3位
19年 アーモンドアイ 安田記念上がり1位
18年 レイデオロ オールカマー上がり1位
17年 不良馬場
16年 モーリス 札幌記念上がり1位
15年 ラブリーデイ 京都大賞典上がり1位
14年 スピルバーグ 毎日王冠上がり2位
13年 ジャスタウェイ 毎日王冠上がり1位
12年 エイシンフラッシュ 毎日王冠上がり5位

不良馬場を除き、9頭中7頭が前走G1orG2で上がり2位以内
アーモンドアイの上がり3位0.4差圧勝で最後流し
勝ち馬となると前走上がり2位以内が必須条件と言える

今年のメンバーでは1頭のみ該当


1番人気予想 イクイノックス 前走ダービー上がり1位

血統

過去10年良馬場で父サンデー系の勝利は2勝のみ
父非サンデー系が7勝

父非サンデーの主な好走馬(3着以内)

21年 1着 エフフォーリア
20年 1着 アーモンドアイ
20年 3着 クロノジェネシス
19年 1着 アーモンドアイ
19年 3着 アエロリット
18年 1着 レイデオロ
18年 3着 キセキ
17年 不良馬場
16年 1着 モーリス
15年 1着 ラブリーデイ
13年 3着 エイシンフラッシュ
12年 1着 エイシンフラッシュ
12年 3着 ルーラーシップ

27頭中12頭が父非サンデー系

直近の開催5回に限ると(不良馬場除く)

21年
1着 父非サンデー
2着 父サンデー(ディープ)
3着 父サンデー(ディープ)

20年
1着 父非サンデー
2着 父サンデー(ディープ)
3着 父非サンデー

19年
1着 父非サンデー
2着 父サンデー(ディープ)
3着 父非サンデー

18年
1着 父非サンデー
2着 父サンデー(ディープ)
3着 父非サンデー

17年 不良馬場

16年
1着 父非サンデー
2着 父サンデー(ディープ)
3着 父サンデー(ディープ)

父非サンデー系(5-0-3)
父サンデー(ディープ)(0-5-2)

父非サンデー系の圧倒的な勝率
父サンデー系はディープのみしか好走出来ていない

ディープ以外の父サンデー系は

(0-0-0-12)

スワーヴリチャード(父ハーツクライ)や
ルージュバック(父マンハッタンカフェ)
など上位人気馬も存在したが馬券外となっている

今年の出走馬では

父非サンデー


・ジャックドール
・ジオグリフ
・パンサラッサ
・ノースブリッジ
・レッドガラン
・カラテ

父ディープ


・イクイノックス
・シャフリヤール
・ポタジェ
・カデナ

父サンデー(ディープ除く)


・ダノンベルーガ
・ユーバーレーベン
・アブレイズ
・バビット

父サンデー系(ディープ除く)は割引。
むしろダノンベルーガ以外は切っても問題ないと判断
ダノンベルーガ…。

馬体重と斤量

天皇賞秋は直線スピードが要求される舞台なので58キロを背負う小柄馬は不振
過去10年で前走470キロ未満だった馬は(17年不良馬場除く)
(0-1-1-18) 複勝率10%

2着は名馬 コントレイル(21年)
3着は56キロ牝馬 クロノジェネシス(20年)
かなりの実力馬でなければ馬体重470キロ未満で馬券に絡むには難しい。

・ダノンキングリー(3人気)
・ワグネリアン(4人気)
など上位人気馬も脱落している

歴代勝ち馬の前走時馬体重は

21年 510
20年 488
19年 484
18年 484
17年 542
16年 510
15年 490
14年 508
13年 498
12年 494

勝ち馬全頭が

前走時480キロ以上の大型馬



今回該当するのは
・シャフリヤール(前走ジャパンC446キロ)
・ポタジェ(前走毎日王冠466キロ)
・マリアエレーナ(前走小倉記念424キロ)

シャフリヤールは前走海外のため実際の馬体重は分からない。
だが、ポタジェと共に今回58キロを背負う。
馬格がなく直線で58キロが重くのしかかる可能性は大きい
非常に厳しい戦いになるが、果たして。。。

穴馬考察

過去10年で5人気以下で馬券内だった馬は

20年 5人気 フィエールマン 菊花賞1着
19年 6人気 アエロリット NHKマイルC1着
18年 6人気 キセキ 菊花賞1着
17年 13人気 レインボーライン 菊花賞2着
16年 7人気 リアルスティール 皐月賞2着
16年 6人気 ステファノス 天皇賞秋2着
15年 10人気 ステファノス QE2世C2着
15年 6人気 イスラボニータ 皐月賞1着
14年 5人気 スピルバーグ 毎日王冠
13年 5人気 ジャスタウェイ 毎日王冠
12年 5人気 エイシンフラッシュ ダービー1着

11頭中9頭がG1連対実績のある4〜5歳馬
残りの2頭は毎日王冠ローテの馬
この2頭については上がり最速

このくらいの実績が無いと5人気以下で馬券内に食い込むことは厳しい
今年の出走馬で

5人気以下で該当する馬

・ジオグリフ(想定5人気) 皐月賞1着
・パンサラッサ(想定6人気) ドバイターフ1着
・ポタジェ(想定8人気) 大阪杯1着
・ユーバーレーベン(想定10番人気) オークス1着

の上記4頭である

この結果からG1連対実績のない5人気以下は馬券内は厳しいと判断

・アブレイズ
・カデナ
・カラテ
・ノースブリッジ
・バビット
・マリアエレーナ
・レッドガラン

上記7頭は割引。この7頭に関しては今後の分析も割愛
ただし、穴候補として1頭この中からチョイスしたい馬がいます!
最終結論にて発表します!

展開について

パンサラッサ、バビット、ジャックドールと逃げ馬が揃った今回の天皇賞秋
やはりハナを主張したいのはパンサラッサ
だが、近走はスタートが悪い
おまけに1コーナまで距離が短いため
スタートでコケるとハナが取れない可能性もある

それを考えると2パターンの展開予想ができる
パンサラッサがハナを取るパターン1
バビットがハナを取るパターン2

パンサラッサがハナを取った場合は勝ちを狙ってハイペース
だが、天皇賞秋で逃げ馬が勝利するのは至難の業

01年2人気3着メイショウドトウ
08年2人気2着ダイワスカーレット
18年6人気3着キセキ
19年6人気3着アエロリット

連対したのはダイワスカーレットのみ
ダイワスカーレットは桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯にて3冠を誇る名馬
この名馬でもでも天皇賞秋を逃げ切り出来なかった
基本的に天皇賞秋で逃げ馬は連対が厳しい
あって3着まで

ジャックドールには有利な展開か
先週の菊花賞のようなイメージ(菊花賞ほど差は付かないと思うが)

バビットがハナの場合はスロー〜ミドルくらい
ジャックドールは途中から自分でレースをコントロールしないと厳しい展開
差し馬が台頭してくるか

恐らくだが、直近2レースのスタートが良くないパンサラッサ

今回のレースはパターン2

の方になると予想

展開的にはジャックドールを少し割引
上がりの速い馬から取っていくのがベターと考える

生産者について

天皇賞秋について面白いデータを見つけたので記載

21年
1着 ノーザンファーム
2着 ノースヒルズ
3着 ノーザンファーム

20年
1着 ノーザンファーム
2着 ノーザンファーム
3着 ノーザンファーム

19年
1着 ノーザンファーム
2着 ケイアイファーム
3着 ノーザンファーム

18年
1着 ノーザンファーム
2着 追分ファーム
3着 下河辺牧場

17年
1着 ヤナガワ牧場
2着 ノーザンファーム
3着 ノーザンファーム

16年
1着 ノーザンファーム
2着 ノーザンファーム
3着 ノーザンファーム

15年
1着 ノーザンファーム
2着 ノーザンファーム
3着 社台ファーム

14年
1着 社台ファーム
2着 ノーザンファーム
3着 白老ファーム

13年
1着 白老ファーム
2着 ノーザンファーム
3着 社台ファーム

12年
1着 社台ファーム
2着 追分ファーム
3着 ノーザンファーム

・社台ファーム
・ノーザンファーム
・追分ファーム
・白老ファーム

上記4ファームは社台グループ

社台グループ馬
(9-8-9) 
30頭中26頭が3着内

非社台で馬券内に入ったのは
・コントレイル
・ダノンプレミアム
・キセキ
・キタサンブラック

4頭全てG1馬
非社台系の馬が複数頭馬券になった年はない

上位人気馬も存在したが太刀打ち出来ず大敗している
エイシンヒカリやダノンキングリーが該当
非社台系で天皇賞秋を勝利した17年は歴史的名馬キタサンブラック
キタサンブラック級でないと非社台ファームグループで勝ち切るのは困難。

今年の出走馬では

社台系


・イクイノックス(ノーザンファーム)
・シャフリヤール(ノーザンファーム)
・ダノンベルーガ(ノーザンファーム)
・ジオグリフ(ノーザンファーム)
・ポタジェ(ノーザンファーム)

非社台系


・ジャックドール(クラウン日高)
・パンサラッサ(木村秀則)
・ユーバーレーベン(ビックレッドファーム)

以上、分析になります!
明日最終結論出したいと思います!

最終結論


◎イクイノックス

言わずもがなだが、3歳馬の中では能力上位
データでも示したように連対率100%データに該当
どのようなレース展開になっても馬券内に来るイメージ
3歳だが、ポテンシャルは随一。
ダービーでは前半1000m58.9秒のハイペース
道中は位置を大きく落としてしまった
今回パンサラッサがハナを切った場合に作り出すペースに対応できない可能性も考えられた
ただ、この馬の凄い所は後半の走り
皐月賞では最後脚が甘くなってジオグリフに差されたが、ダービーでは脚を消耗させないように内ラチから最後の直線で外目に進路変更。それが功を奏した
また特筆すべきは、前半速いペースについて行けなかったので、道中の追走である程度脚は使っているはずだが、イクイノックスは3.4角の間でスピードを上げ、ドウデュースに追いつくぐらい脚も使っている。それでいて上がり3F数値は、0.1秒差しかない。
上がり5Fで考えると正確な数値はないが、圧倒的にドウデュース<イクイノックス
それを今回のペースに当てはめた際に、この馬の追走力においては未知数
ただ、ダービーでも後半確実に脚を使えたことから、確実に上がり3Fは上位3位以内には食い込む。
どのような展開でも馬券内までルメールがエスコートしてくれると信じている。


○シャフリヤール

東京芝2000mはベストに近い舞台
毎日杯では前半1000m57.6秒という超ハイペースの中ラスト4F11.9-11.5-11.2-11.7
脅威の持続力を3歳の時から披露している
さらに距離600m延長のダービーでは前半1000m60.3秒、後半5F57.0秒という東京2400m歴代1位の脚力を3歳の時期にマーク
アーモンドアイが4歳の時に同じコースのJCにて走った際は前半1000m59.9秒で後半5Fが57.2秒
前半のペースの影響はあるがアーモンドアイと同等のスピードを持つと言える
最初から最後まで スピード 求められた毎日杯
後半のトップスピードが求められたダービー
と質の異なるレースを好走できたのは好印象
スピード競馬ならこの馬が現役トップクラスと考える

ただ、データにもあるが馬体重480キロ以下
さらに日本での斤量初58キロ
高速馬場になって時の58キロがどう出るか

ちなみにディープインパクト×米国型(ミスプロ系、ボールドルーラー系、ヴァイスリージェント系など)の初58キロ斤量の成績↓

・マカヒキ→天皇賞・秋5着
・ダノンキングリー→安田記念7着
・アルアイン→天皇賞・秋4着
・キズナ→産経大阪杯1着
・サトノアラジン→安田記念4着
・ラストインパクト→天皇賞・春9着
・ステファノス→天皇賞・秋2着
・リアルスティール→安田記念11着
・サングレーザー→安田記念5着
・エイシンヒカリ→天皇賞・秋9着
・ダノンプラチナ→京成杯AH3着
・ポタジェ→天皇賞・秋6着
・コントレイル→天皇賞・秋2着

ディープインパクト×米国型の初58キロ成績で優勝したのはキズナの1回のみ
ディープインパクト×米国型の特色とも言えるスピードを58キロの重斤量によって活かしきれないか
その辺りをC.デムーロJがどのようにコントロールするのか?
また、Cデムは東京芝2000mは21/11/28のウェルカムステークス以来走っていない
(その際は1人気カイザーバロース6着笑)
少し怪しい。。。
ということで対抗まで。


▲ジャックドール

東京2000mのモーリス産駒は複勝率50%超え
パンサラッサがハナを主張すれば展開が一番向きそうな馬
展開が向けば1着まである
さらには非サンデー系の血統

白富士Sは、タイム1:57.4秒、前半35.9-34.7の後傾ラップ
この1:57.4秒というタイムは歴代東京2000m戦の第7位
1~6位が全て天皇賞・秋
近年の最強馬アーモンドアイ(天皇賞・秋)が1:57.8秒、エフフォーリアが1:57.9秒
なのでジャックドールが叩き出したタイムは既にGI級かつ天皇賞・秋を勝てるタイム
さらに速いタイムの出にくい後傾ラップ×冬馬場での1:57.4秒なので冬より状態の良い今回のレースで東京2000mだとどうなるか

大阪杯と札幌記念は前半58.8秒、59.5秒の前傾ラップ
札幌記念でのパンサラッサを前に置いて競馬を進めることができ、最後差した内容は高評価
陣営的に今回不安なしの臨戦過程だろうし、狙ってきた東京2000m戦でもあるため、本気度は高い

懸念点は非社台系ファームということ
さらには未だGI実績がなく、初の58キロかつ今回初めて後ろに強い馬が息を潜めているということ
鞍上にかかるプレッシャーは並ではないだろう
道中のポジション取り、仕掛けのタイミングは前走と比べ物にならないくらい難しいはず
鞍上は藤岡佑介。
さらには逃げ馬3頭の位置争い。
どうなるか。


以上
上記3頭で馬連にしたいと思います!

最後に

一応、ダノンベルーガ、ジオグリフについても考察しています。
なぜ外したか興味があればコメントやツイッターやインスタにて質問お願いします!

そして途中書きましたが、穴馬考察で切った馬の中で1頭取り上げたい馬

カラテ

かなり展開に左右されるとは思いますが内ラチ沿いで脚をため、最後粘りこむ
前走は爪の状態があまり良くなかったらしいが、それでも強い勝ちっぷりを見せたように、左回り2000mへの適性は相当高いと見る
旧・角居厩舎でキセキなどを手掛け、現在は辻野厩舎でカラテを手掛ける腕利き・清山助手の力を信じる

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