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呑み過ぎた そして家族は待っている
無類の酒好きだ、私は。
仕方ない、遺伝。両親も呑むし、祖父にいたっては「お酒を呑まなければ家が三軒建った」と祖母が嘆いていた。
しかし、私は呑んでも他人に迷惑をかけないという自負がある。
私は家事は余り好きではない、料理以外は。料理は好き!中でも特にお弁当作りは大好き。結婚30年以上弁当作りは毎日継続している。子どもの幼稚園も週三回弁当の日がある所をわざわざ選んだ。日によっては夫、子どもの弁当の合わせて四つを作った頃もある。(それに対して他の家事は洗濯は普通、掃除はしなくても死なないじゃないか?と思ってしまう)
そんな私がお酒を呑んで酔い始めたサインはテーブルを拭き始めることだ。無言になり、食べ終わった皿を片付け、シメの麺類の用意を始める。
(ほらぁ、他人に迷惑をかけない酔い方)
家族は今、シメのラーメンを待っている。私は野菜を炒め、茹で卵の準備もできた。自家製焼豚を切らしているので挽肉を包んだワンタンを入れよう。
はぁ、、、なぜ?何なんだ!この酔い方‼︎