遙かなる時空の中で4を10年ぶりにプレイしてみた。
完全に自分の趣味の話をします。
「遙かなる時空の中で」という乙女ゲームがこの世の中にあります。このシリーズはこの間7がSwitchで出てました。いまだに愛されるシリーズなんですね!
ゲームのキャラクターデザインを手掛けている水野十子さんが描いていた漫画(遙かなる時空の中で1の話)のキャラクターにかれこれ7年片思いしていた経緯があります。こんなこと、私を知っている人に知られたら恥ずかしい(*ノωノ) そんなに隠してないけどね。
最近やっと3次元の人も愛せるようになったわたしですが、10年ぶりに龍神の神子として、ゲーム内に降り立ちました。
遙かシリーズは、1と3と4しかやっておりません。1と3は関連ゲームもプレイした記憶があります。なんで4をやりたくなったかというと、当時は4を楽しいと思えなかったから。4は糖度低めなんですよ。乙女ゲームなのに。でも主人公のビジュアルは圧倒的に4が好きです。あと、千尋って名前がいい。名前に数字が入ってるっていいよね。(私だけ?)
他ナンバリングの主人公のピンクの髪の毛がダメなんだよなぁ。
さてさて、実際やってみました。ここからネタバレあります。
10年ぶりなんでだいぶ忘れますが、風早が麒麟だったことと、那岐が王族だったことくらいは覚えてます。
攻略順は、遠夜→風早1→アシュヴィン→忍人→サザキ→那岐→柊→布都彦→風早2
最初は興味ある人だけやろうと思ってました。遠夜は天秤の関係で最初にクリアしました。
1巡目 遠夜
遠夜は見えない生き物とおしゃべりしたり、力を貸してもらえたり、愛されてますね。天秤の関係でクリアしたんですが、普通によかったわ。
前世で結ばれてたというルートなんですけど、一人ひとりこうやってストーリーが大事にされてるのがいいですね。EDの壁画は遠夜ルートで生きますからね。
ラストに遠夜を使って倒すところも憎い演出ですね〜。こういうの、大好き!使い慣れてないキャラで戦うの好き。
2巡目 風早1
2週目は風早がやっぱり好きなので一回じゃ攻略できないことを知ってたけど、風早を攻略。しかし出雲のアシュヴィンがかっこよすぎて、その次はアシュヴィン攻略をすることにしました。
アシュヴィンは、出雲の戦いのところで風早の正体に気づいたのでしょうか。この2人の関係性もすてき。青龍コンビはお互いに対してクール。
風早が麒麟らしい仕事をして、去っていくラスト。
戴冠式は様子を見にきちゃう、千尋想いなところ。
風早って、母から子へ、という感じの愛情が根底にあるから安心感があります。
3巡目 アシュヴィン
アシュヴィン攻略は本来後半がオススメされている(黒麒麟との戦闘が大変)んですが、本当に気になった順にやりこんでいきました。アシュヴィン、最初はいいのに、だんだんすれ違うようになるところ、千尋と全く同じこと思いました。びっくりするくらい前回のプレイの記憶がなかったので、とても楽しくできました。
笹百合畑での逢瀬は、これで落ちない女子はいないよなと思います。戦場で会うのと、二人で会うのとギャップが良いです。
あんまり声優さん詳しくないんですけど、これは石田彰さんグッジョブです。
4巡目 忍人
そしたら今度は柊ってどんな設定って気になって攻略しようとしたら、他のキャラをもっと攻略しないと進めないことがわかり、忍人やっとくかぁって思ったら、あれ?あれ?という終わり方。
破魂刀が忍人の命を削っているところから、これは長生きできないなぁEDから数年くらいまでか、なんて思ってたら、本当に短命。
フラグだいぶ立ってたから納得できたけども。
でもわたし実はこういうの好き。乙女ゲーにあるまじきなのかもしれないけど。「切ない」で遙かは推してないですからね。しかし製作陣に愛されてるのかな、忍人。主人公との出会い方とかね。
船から降ろすのを命令する流れのところは、絶対降ろすのが正ルートだと思って強気にいったら、違くてびっくり。この辺からフラグ立ちすぎてビビってました。
その後、他のキャラクター攻略してる時に破魂刀使ってると、「やめてー」と思ってました(笑)
5巡目 サザキ
そして、サザキも良かったですね。もうダメかもというときに助けてくれる。「姫さん」って声に最高にキュンときた。
10年前のわたしはわからなかったけど、サザキのような少年の心を持ったまま大人になるって大変なんだよね。自分の軸をしっかり持ってて、完璧なリーダータイプじゃなくて、愛されるリーダータイプ。テイカーかと思いきや、ギバー。周りのキャラは年相応じゃないしっかり物が多いけど、サザキはモデルが誰かいるのかなというくらい人間性があるキャラクター。
最後は海賊らしいEDだしね!
攻略したらさらに好きになったキャラクターです。いや、みんな好きになるんだけど。
6巡目 那岐
那岐が王族なのは覚えてたから、後回しになってしまった。
那岐は現代の舞台が生かされてますね。せっかく学生なんだからそこの旨み欲しいですよね!笑
あと、武器の勾玉がタンバリンに見えてしまった!笑
常世との戦いはどうなったの?!って思ったけどこういうストーリーもありかもしれない。那岐最強説。黄泉の国だって行っちゃう。帰ってきちゃう。黄泉の国おかわりしちゃう。
なんだっけー、空色勾玉ちょっと思い出しました。あれも黄泉の国行ってた気がします。
黄泉の国行ったのは舞台が古事記をなぞってるからですね。
7巡目 柊
やっと柊をプレイして、いつ話が分かれるんだろうと思ってたら、終章まで行っちゃいました。
その後2人で戦うの嬉しかったです。遙かは戦闘が楽だからスリルが欲しくなる。7巡目くらいまで行っちゃうと戦闘をこなすようになっちゃう。
アカシャアカシャと言っていて、未来を知る強キャラ感強いけど、戦闘ではあんまり役に立ちません。よく助けに行ってあげてました。
他キャラ攻略してるときは柊気になったんですけど、柊攻略してるときは手ごたえがあんまりなかったような...。
しかし、髪が長い時の主人公が好きなので、髪が長いままED行くのが可愛いです。
8巡目 布都彦
布都彦は、好きになるタイプじゃないんです。
だから最後になってしまった。
年下で素直なところが、持て余しちゃうというか。しかし布都彦側の心の変化がしっかり描かれてましたね。そういう描写大事だと思います。そっかそっかってなりますから。風早が保護者的なこと言い出すし。
布都彦だけだと、他キャラに比べてインパクト弱いかなと心配してましたが、お兄ちゃんのストーリーがあることで、しっかり幅を持たせてましたね。
9巡目 風早2
ED見たらこの後どうなるのってすごく心配なんだけど!
だって従者でもないのに、突然再会したものの千尋と一緒になれるの?
現代で暮らしたことも、みんなと力を合わせて戦ったことも、無かったことになってしまったストーリー。すごく寂しいんですけど!
えー!ここまでやりこんだのに物足りないっ
さて、突然こんなことを語りだしましたが、わたしは気持ちが良いです。
31歳になり、以前プレイしたのは10年前の大学生だった頃。その頃とは感じ方変わったなと思います。サザキの良さがあの頃はわかんなかったよ!
また10年後にプレイしようかしら(笑)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?