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“巧言令色”

「巧言令色少なし仁」という言葉が嫌い。巧言令色を自在に操ることこそ品格ってもんだろ。

同じく見た目が良い奴は信用できないというのもよくわからない。見た目にちゃんと気を使っていて場に合わせられるなんてのは少なくとも他人の存在を想定してる訳でむしろ良いことでは。

「年齢、日常、興味、関心など」が違う人のことを他者と言います。日本では伝統的に他者に対してうまく話せる、伝えられる人を重宝しつつ「少なし仁」などと言って軽蔑してきました。「智に働けば角が立つ」もそうですね。

「巧言令色」も「智」もそれを良いことと認めつつ(だって“巧みさ”“表情豊かさ”“賢いこと”は良いことですよね?)それを嫌ってもきた。そこを変えようとしての国を挙げてのコミュ力振りだったのだけどそのモチベーションが金だったので巧言令色嫌悪に根拠を与える結果にしかならなかった。

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