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【みんなde職業図鑑|特別編】運営者の想いに迫る
お仕事の魅力発見メディア「みんなde職業図鑑」では、日々さまざまな職業の方にお仕事に対する想いをインタビューしています。
今回は、そんな「みんなde職業図鑑」の運営者に直接インタビューをしてみました!運営にかける想いを詳しく伺います。
みんなde職業図鑑とは?
![](https://assets.st-note.com/img/1714199756885-asxB2rIfsJ.jpg?width=1200)
ーーまずは自己紹介からお願いします。
村岡 祐菜と申します。もともと正社員で薬剤師をしていて、現在は薬剤師と取材ライターの二足のわらじで活動中です。
取材ライターとしては、みんなde職業図鑑の運営と、クライアントのメディアにて取材記事の制作を行っています。
ーー「みんなde職業図鑑」はどのようなメディアなんですか?
さまざまな職業の方にインタビューをして、「なぜ今の仕事を選んだのか」「どのような想いでお仕事に取り組んでいるのか」などを記事にまとめています。
インタビューした方の自己紹介になるような記事を掲載しているメディアですね。
ーー「みんなde職業図鑑」は前任の方から運営を引き継いだということでしたが、引き継ぐことを決めたきっかけはなんですか?
私が屋号を決めるに当たって、仕事を選択する軸やキーワードみたいなものを洗い出していて、「人生の選択肢を広げるお手伝い」っていう言葉があがったんですね。
で、自分が掲げた仕事に対するコンセプトと、みんなde職業図鑑のコンセプトが合致するなあと思った部分があって...…。
読者の方がみんなde職業図鑑の記事を読んだときに、「世の中にはこういう仕事があるんだ!」とか、「こんな働き方をしている人がいるんだ!」って知ることで、働き方の選択肢を広げるきっかけになるんじゃないかなと思ったんです。
みんなde職業図鑑が大きくなればなるほど、読者の方の選択肢を広げるお手伝いができるんじゃないかなと思って、今回メディア運営を引き継ぐことに決めました。
生き方と屋号、コンセプトが重なった
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ーー村岡さんは屋号を最近つけられたとのことなんですが、屋号の由来って......?
pathful(パスフル)という屋号で活動していて、「関わる人の人生(path)を豊かで満ち足りたもの(ful)にする」という意味を込めています。
名前の響きは「カラフル」や「パステル」に寄せていて、人生に彩りが加わっていくイメージも連想されるようにしました。
ーー素敵ですね。仕事のコンセプトとみんなde職業図鑑のコンセプトが合致していたというのは、具体的にはどういうことでしょうか?
人生の選択肢を広げる手段っていろいろあると思っていて……。たとえばお金だったら、お金があればあるほど選べる選択肢って増えますよね?だからお金も人生の選択肢を広げる手段の一つだと思うんです。
今回のみんなde職業図鑑は、「仕事」の側面で人生の選択肢を増やすお手伝いができるんじゃないかと考えています。仕事って、人生のすごく大きな割合を占めるものだと思うんですよね。
正社員の方だったら、1日8時間働くとして1日の3分の1は仕事をしているわけじゃないですか?その仕事が自分の理想に合っているものが見つかれば、人生がすごく豊かになるんじゃないかなと思うんです。
ーーなるほど。
あとは私がライターになったきっかけとも、みんなde職業図鑑の活動はリンクする部分があります。
私がライターになるかどうかを迷っていたときに、当時派遣薬剤師とWebライターをしながら、全国を旅するように暮らしている方のnoteにたどり着いたんです。
もともと私は旅が好きで、いつかは旅が日常になる暮らしをしたいと思っていて……。だからnoteを読んだときに「理想のライフスタイルを実現している人がいるんだ!」と思ったんですよね。
1本のnoteがきっかけで私の人生は変わったから、みんなde職業図鑑も、同じような体験を誰かに提供できるんじゃないかなって私は考えています。
ーー「みんなde職業図鑑の運営を任せたい」と相談を受けたときは、率直にどう思いましたか?
そうですね...…。
実は相談をされたときは、屋号がまだ決まる前で...…。自分の仕事に対する想いや軸も、はっきりとは言語化できていない状態でした。
でも直感的に何かを感じ取って、「やろう」って思ったというのが、正直なところです。
でも、みんなde職業図鑑の運営を任されたから、今の屋号が決まったというわけではなくて。
ーー決して後付けの理由ではない……と?
私自身、薬剤師を辞めてライターになったり、会社員を辞めて旅暮らしをしたりっていうので、一般的ではない働き方やライフスタイルを送ってきたんですよね。
そういう経験をすることで、自分で自分の人生を広げていった感覚があって。世間体とか常識に縛られる必要ってないんだなって思ったんです。
だから、もし一般的なライフスタイルに対してなんとなく生きづらさを感じている人がいたら、私が自分の生き方を発信することで、誰かが可能性を見出してくれたらいいなって気持ちはもともとあったんです。
「みんな自由に生きたらいいのに」って気持ちはずっとあったんですけど、とはいえ自由に生きるって実際にどうしたらいいのかってわからないじゃないですか。
そうやってなんとなくモヤモヤを抱えている人のお手伝いができたらいいなと思っています。
ーーなるほど。「人生の選択肢を広げるお手伝い」ということでしたが、とくにお手伝いをしたい人はどんな人ですか?
実は、ターゲットみたいなものが自分の中でもまだ定まっていなくて(笑)
私のやり方として、自分のコンセプトに合っているものにどんどん挑戦して、その中でとくに自分がワクワクしたり、楽しんでできたりするものを選別していくっていうスタイルなんです。
だからターゲットが明確にならなくて、自分の商品がなかなかもてないっていうところはあって。
そういう意味で、「みんなde職業図鑑」という一つの媒体をもてたことは、私にとって大きなことでもあります。
ターゲットが明確に決まっていて、自分のコンセプトにも合致している商品がある状態で人と関わりながら、世の中のニーズを知っていくことができているんですよね。
ーー実際にみんなde職業図鑑の運営を始めてみて、やりがいってどうですか?
やりがいはめちゃくちゃあります。やっぱり自分の仕事軸と合っているところで、熱量が乗りますね。
あとは取材を通して、いろんな人の人生を聞けるんですよ。それが面白い。
自分にはなかった発想や視点が取材を通して知れるので、私自身も自分の仕事について改めて考えるきっかけにはなりますね。
「人生の選択肢を広げるお手伝い」といいつつ、私のほうが広げてもらっているのかもしれないです。
メディアを大きくすることで広がる価値観の共有
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ーー職業図鑑の今後の展望はどんなふうに考えていますか?
今の時点では、もっといろんな職業の人に取材を受けてほしいなっていうのが純粋な気持ちです。
記事が増えれば増えるほど、読者の方に届けられる仕事や働き方の選択肢って増えるじゃないですか。それってメディアとしては理想系だと思っていて。
だからこそ今は、取材を受けてもらう人にとって「記事を書いてもらってよかった」と思ってもらえるようなものを提供したいです。
まずは1年半後までに取材人数100人を達成したいと思っています。
今は取材を受けてくれる人を探すのに全力投球していますが、記事が増えてきたら、今度は読者側にも認知を広げていく必要があるなと思っていて。
5年後には、学生さんの進路選びや転職活動のタイミングで、まず一番にアクセスされるような立ち位置のメディアに成長させたいです。
ーー村岡さんにとって、仕事とはなんですか?
私にとって仕事は、「理想を叶える手段」です。
私にとっての理想は、自分が常にワクワクして楽しく生きていて、その結果周りにもワクワクや笑顔が伝播して、自分の周りの人も楽しく生きられているっていう状態なんですね。
その理想を叶える手段の一つとして、仕事があるんじゃないかなって思ってます。
ーー最後に、みんなde職業図鑑のサービスを利用するか迷っている人に向けて、メッセージをお願いします。
そうですね......なんか、自分が仕事に対してどういう想いでやっているのかって、あらためて言語化しないと結構忘れていくなって思うんですよね。
会社を設立したときとか、屋号を決めたときとかって、めちゃくちゃ考えて言語化したはずじゃないですか。
でも日々忙しくしていると、ただただ仕事が作業になってしまっていることとかってあるんじゃないかなって。
取材を受けることによって、初心を思い出すきっかけにもなると思っていて。自分の想いを言語化する機会ってなかなかないし、いざ言語化するとなったら結構骨の折れる作業だと思うんです。
だから取材を通して自分に対する理解も深まるって意味で、単に自己紹介の記事を作る以上の価値はあると私は思っています。