ベトナムに来て3ヶ月が経ちました。(1/2)
みなさん、こんにちは。ご無沙汰しています。
ベトナムに来て、いや、ベトナムに戻って来てから3ヶ月が経ちました。
最初こそいろいろ大変だったが、少し慣れて余裕が出て来たので、この3ヶ月のベトナムでの生活で気づいたこと、感じたこと、学んだことを少し書きとめておきたい。
そうだな、どこから始めよう。
あ、そもそもまず私の自己紹介から始めないとですね(笑)
私は、生まれはハノイの純ベトナム人です。小学校高学年まではベトナムのそこら辺にいる普通のベトナムの小学生でした。しかし、両親のお仕事関係で日本に引っ越すことになり、そこから14年間日本でたくさんの日本人に囲まれながら育ちました。今の私は、咄嗟に出る言葉が、夢に出てくる言葉が日本語になってしまうくらい母国語のベトナム語より日本語が得意です。音楽も映画も日本のものが好きだし、ベトナムで知り合った方に「日本の好きなところは?」と聞かれると、話が止まらないくらい日本のことが好きです!名前を名乗っても「キラキラネームね」と日本人と間違えられるくらい、ベトナムの街中を歩いていてお店の人に英語や日本語でしか話しかけられないくらい、どうやらもうベトナム人に見えないらしいです。そのくらい日本に染まったベトナム人です。
(日本での14年間の生活はどうだったかとか、日本に来て楽しかったことや苦労したことは何だったかとか、なんでベトナムに戻ることにしたのかとか、たくさん書きたいですが、長くなりそうなのでまた別の機会で書きますね!)
そんな私ですが、3ヶ月前に14年ぶりに、自分の母国ベトナムに戻りました。
まだ3ヶ月しか経っていないというべきなのか、もう3ヶ月経ったのかというべきなのか。
ここに何から書けばいいか、迷ってしまうほどたくさんのことがあった。毎日毎日いろんなことがあって、頑張ろうと思えたり、もう嫌だって言ってしまったり。感情が忙しくて体力が追いつかなくて、帰ったらベッドに直行して寝ることもあった。
慣れないことばかりで、特に最初の1ヶ月が本当に大変でした。
ずっと日本にいたから日本語の方が得意になった私は、自分の母国語のベトナム語で言いたいことも100%言えなくて、人が話すこともわかったりわからなかったりして、人との会話が億劫だった。街並みは賑やかで楽しそうなのにバイクに轢かれるまいと気にしてばっかで何も眺められてないし、食べ物は美味しいのにお腹は壊すし、天候に慣れないせいか風邪は引くし、おそらくストレスが原因で肌はこれまでにないくらいに荒れて。ベトナムと日本の文化の違いのせいか、会う人会う人みんなの何気ない質問で考えては気にしては落ち込んで。
正直、日本にいた頃、あれほど元気だった自分が嘘だったかのように感じてしまうほど、時々自分が何者でもないように思えるほど、それほど毎日毎日ただみんなみたいに普通に生活するのが、生きているのが精一杯だった。「日本に戻りたい」何回も何回もそう思った。
海外留学するみなさんがどれほどすごいのかわかりました。
それでも、この3ヶ月をそれなりに楽しめた。
少しベトナムの紹介も兼ねて、次の投稿で私が驚いたこと、思ったこと、感じたことを書いていきますね。よかったら覗いてみてください。