J3昇格、JFL降格

皆さんこんにちは。
久しぶりにサッカーについて語ろうと思います。
日本サッカーはシーズン後半戦を迎えJ3昇格、JFL降格が迫ってる中、僕が感じたことを書いていこうと思います。

JFL1位の高知ユナイテッドがJ3昇格に向け集客などの条件面を整えてきてる中、J3最下位のいわてグルージャ盛岡は19位テゲバジャーロ宮崎との勝ち点差が8に広がり刻一刻とJFL降格の危機が迫ってる。
また19位テゲバジャーロ宮崎も18位奈良クラブとの勝ち点差は3あり、まだまだ余談を許さない状況が続き、JFL現在2位の栃木もJ3昇格へ条件面を整えてる。

9月1日時点でのJFL順位表


J3順位表



ここで思うのが、J3昇格にはホーム平均観客数2000人以上にしないといけないのだが、現在J3最下位のいわてグルージャ盛岡は8月1日時点でホーム平均観客数1184人、19位テゲバジャーロ宮崎も1100人となってる。
2023シーズンからは努力義務となっているがどこまでが努力と認められるかは不鮮明ではある。

もし、いわてグルージャ盛岡、テゲバジャーロ宮崎がJFL降格した場合もう一度J3昇格するにはもう一度ホーム平均観客数2000人以上に出来るとは到底思えない。

過去J3昇格のために様々なクラブがこの2000人の壁を乗り越えてきた。
僕が知ってるクラブなら八戸、今治、直近ならFC大阪、奈良クラブの昇格エピソードには感動した。
この街にJクラブが誕生する、もしくは県内初のJクラブ誕生などその歴史的瞬間を見届けようと多くの人々が会場に駆けつけ、そこに多くのストーリーがあった。
しかしJFLに降格しもう一度J3に上がるのにそこにストーリーやエモーショナルがあるのだろうか。それを求めて県民や住民にもう一度スタジアムへ来てもらうのは相当な至難の業だろう。
奈良クラブだってカズフィーバーが無ければ2000人以上達成するのは難しかっただろうし、奈良クラブの現在の平均観客数は1000人台であり平均観客を2000人台を続けるのが難しい状況であることがわかる。
となれば、石にかじりついてでもJ3残留はしたいだろう。
実際、奈良クラブは先日J3昇格へ導いたフリアン監督の解任を発表。
また昨シーズンから多くのJ3クラブが監督交代の流れが後を絶たない。
それはJFL降格がクラブとして致命的なことであると言える。
J2降格、J3降格とは話が全く違うのだ。
Jからの補助金も無くなることによりクラブの資金ぐりはさらに苦しくなり、観客も減少、なんといってもJクラブとしての肩書きが無くなることへの損害は多大になることが予想できる。

そーともなれば、JFLで2位以内に入れたとしても2000人の壁を乗り越えることが出来ず2度とJの舞台へと戻ることが出来なくなる可能性だってある。
それくらいJFL降格といのは死と隣り合わせな状況なのだ。
実際昨シーズンギラヴァンツ北九州は年間通じてJ3最下位を独走しており、JFL降格の危機に迫っていた。
サポーターなどは常にJFLの結果を気にしており、結果的にHONDAとブリオベッカに助けられたという形になったが常に死と隣り合わせな状況であることに間違いはない。

とはいえ、過去に前例がないのでこれはの僕の完全な推測である。(多分他の人もしてるけど)
2026シーズンからの秋春性への移行の発表もされてる中、JFL以下のカテゴリーがどうなるかなどの発表も現時点では発表されてない。

僕個人の意見ではあるが、Jリーグの理念である地域密着を目指しているのにも関わらずJFL降格制度には違和感を感じる。
ホーム平均観客数2000人の条件もJFLのクラブからすれば相当至難の業であるだろう。
実際ラインメール青森やヴェルスパ大分なども1000人にも達してない。
JFL、そしてその下の地域リーグにもJ参入を目指すクラブが溢れかえっており、行き詰まり状態である。
それを考えれば、J参入を目指すJFLクラブの条件面を整えさせてJ4を新設するのが良いのではないか。足りない分はF東、セレッソ、ガンバのU23チームを復活させて。
U23チームは個人的に結構好きでした(笑)
若い選手育成、ユースの所属の選手も結構出てたので育成面を考えれば資金は多少かかるかもしれないがメリットの方が大きかったんではないだろうか。

好き勝手たくさん言わせてもらいましたが、これが今僕が思ってることです。
なんか異論とかあればください!笑
まぁこれからの動向に注目していきたいと思います。
今回はこの辺で。


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