5G時代到来! 検索エンジン対策はSEOからVESOへ
2020年の5G導入によって、4Gを大きく上回るスピードで通信を楽しめるようになりました。それによって、今後ますます動画コンテンツ、特に『Youtube』は私たちの生活に欠かせないプラットフォームになってくるでしょう。
今回は5Gとはなにかを改めて紹介するとともに、Youtube運営を考えている方や運営している方に向けて、人気動画へと育てるために必要な「VSEO対策」について説明します。
■5Gとは?
5Gとは「5generation(ジェネレーション)」の略で、『第5世代』という意味です。
これまで1~4Gまであり、携帯電話は以下のような進化を遂げてきました。
1G(電話ができるようになった)
2G(電話+メールができるようになった)
3G(ガラケー時代。静止画の通信が可能になった)
4G(スマホ時代。動画も通信可能になった)
5G(これからの通信規格)
理論上4Gから5Gでは、通信速度に100倍の違いが出るようです。
それによって4Gでは再生が難しい超高画質な映像もスマートフォンでストレスなく楽しめるようになりました。
■「4Gでも問題ない」は後に通用しなくなる
今4G端末を使っている方も、問題なく動画コンテンツを楽しんでいるかと思います。
そんな方たちにとって、5Gにするメリットはほとんど感じないかもしれません。
ですがそれも今のうちだけ。あらゆる家電や電子機器が繋がるIoT時代が進む今、スマートフォンは常に膨大な量の通信を行う状況になります。動画の画質も5G端末普及に応じて、徐々に高画質になっていくはずです。
すると4Gではスペック的に足りなくなってしまい、動画コンテンツを観たときに通信速度が遅くなってしまったり、固まってしまうことも……。それが徐々にストレスになってくるでしょう。
■「文字より動画」の流れはこんなところにも
2020年5Gが導入したことによって、情報収集の手段が「文字コンテンツ」から「動画コンテンツ」へと移行しつつあります。
身近なところでいうと料理レシピ。筆者の話ですが、数年前は『クックパッド』に勝るレシピサイトはありませんでした。しかし、今では早送り動画で料理の作り方がわかる『クラシル』のほうが活躍しています。
膨大な文字情報の中から自分に合うものを探すよりも、簡単にわかりやすい情報を得られる動画情報のほうが使い勝手が良いのです。
『クラシルは』たった数秒で作り方の工程、材料がわかるため日々の〝時短〟にも一役買っています。
文字コンテンツに比べて膨大な量の情報を受け取れる動画コンテンツは、何かと忙しい現代人にとって、今後ますます欠かせない情報源となっていくのではないでしょうか。
■動画時代到来! 時代に合わせてVSEO対策を
VSEOとは動画の検索エンジン最適化を表す「Video Search Engine Optimization」の頭文字を取ったもので、動画版SEOのこと。『YouTube』などの動画検索サイトの検索結果で自社の動画コンテンツを上位に表示させるための手法となります。
今まではGoogleで上位表示させるための施策を各社行っていました。しかし昨今のYouTuber人気に加え、コロナ禍によって動画コンテンツ閲覧時間が伸びたこと、このタイミングで5Gが導入されたことによって『YouTube』はこの1年で私たちにとってより身近なサービスになりました。
この流れに乗ってYoutubeでの配信を始める個人や企業が増えてきました。自身のチャンネルを開設したからには上位を目指したい! そう考えるのは至極当然のことですよね。
そんな数多くいるライバルたちに勝ち、人気チャンネルへと育てるためには、「おもしろいコンテンツ」を作ることと同じくらい……いえ、それ以上に「自身のコンテンツを知ってもらう」ことが大切になってきます。
露出がなければどんなに良い動画を作っても、誰にも見てもらうことができません。そこで必要となってくるのがVSEO(Youtube SEO)なのです。
■VSEO対策は個人でできる?
結論から言えば「それなりにはできるが、一定以上の結果を出すのは難しい」です。
タイトルキーワードを選定したり、説明文を書いたり、字幕を入れてYoutubeサイト内で適切に表示してもらうことができるでしょう。それがニッチなネタであればキーワードによっては上位に表示されることも不可能ではありません。
しかしそのキーワードで検索される回数が少なければ、「上位表示されるけれど、閲覧数の極端に少ないコンテンツ」となってしまいます。
狙うは多くの人が検索するような〝ビックワード〟〝人気複合ワード〟での上位表示ではないでしょうか。
Youtubeはタイトルや説明文などのほか、クリック数や高評価数、好意的なコメントの量も表示順位に影響を及ぼします。
Youtubeの運営は日々の積み重ねが大切になってきますので、毎日コツコツ動画をアップすることができる方、結果よりも過程を楽しめる方であれば、自身で開設したチャンネルをゆっくりと育てていけるでしょう。
反対に、できるだけ早く結果が欲しい方、動画の撮影だけで手いっぱいで施策にまで手が回らない方などはプロに外注した方がいいでしょう。
■VSEOはどこに依頼するべきか?
これまではGoogleで依頼先を探していたと思いますが、先に述べたようにこれからは動画の時代です。トラフィック世界2位の「Youtube」で検索をしましょう。
これは、Youtubeコンサルを請け負う企業としての実績を測るためです。
「自社コンテンツは持っていないけれど、お客様のYoutubeチャンネルで結果を出しています」では説得力に欠けますよね。「自社チャンネルを持ち、結果をしっかり出している」ことが大切です。
Googleで検索するのと同じように、「VSEO 会社」「VSEO 企業」といったワードでYouTube検索をしてみましょう。
すると、2021年4月現在、3件の企業が上位10位以内に表示されます。
依頼するのであればこの3社から選ぶのがおすすめ!
該当する3社の情報を以下に記載しますね。
・心絵京都
ホームページ / YouTubeチャンネル
・NODA STAGE
ホームページ / Youtubeチャンネル
・バジンガ
ホームページ / YouTubeチャンネル
別記事では実際にYoutube検索をした際のランキングなども記載しておりますので、良かったらご覧ください。
・VSEOとは Youtube SEOで結果を出す方法
この記事では「VSEO」「VSEO 会社」「VSEO 実例」「VSEO Youtube」で検索した際の結果を、企業ごとに紹介しています。
・VSEOでYoutubeとGoogle両方から評価されるコンテンツをつくる
この時期では、「VSEO 会社」で検索したときの上位10位に表示された企業をランキング形式で紹介しています。
5G導入によって、今後ますます動画サービス、特にYoutubeは私たちの生活に欠かせないプラットフォームになってくるでしょう。
Youtubeチャンネル開設を目指すみなさんの参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。