できる範囲の最大値を見に行く-オッティー
大事なことは100点を取ることではなく、全力でやること!
「知識量=勉強量×勉強効率」という方程式を紹介したことがあります。勉強量を確保するだけでなく、勉強効率を上げることも知識量を増やすことにつながることにつながる。つまり、勉強効率を上げるための遊びは、知識量を増やすために重要だ、という話ですね。
そんなことを急に言われても、受験を予定している学生は特に遊ぶ時に変な罪悪感を感じることはあるでしょう。そんな時にみんかてが提案する1つの解決策は、じゃあ勉強も遊びのような感覚でやってみれば?という一見軽いアドバイスです。
あ、先に言っておかなければいけないのは、あくまで提案であって、それを聞き入れなければいけない、という話ではないということです。
#あくまで1つの選択肢
さて、話を戻して、、、
知識量を試される場で戦うとき、先ほどの方程式で見たように、勝負どころは勉強量と勉強効率です。この2つのうちどちらをどれだけ伸ばせるかは、本人の本気度と戦略で決まります。
ここで、試験本番の捉え方を「生きるか死ぬかの戦い」ではなく、「自分の限界を試しに行く」というように転換してみると、本番までの日々が耐久ではなく、遊びに変わります。勉強量と効率のどちらをどれくらい伸ばしたら、どのくらい知識量が伸びるのか、先生と相談しながらゲーム感覚だけど本気で取り組んでみると、もうそれはそれは楽しい勉強になります。
反対されがちなのが、遊びと本気が対極の存在、つまり混ざり合うことがない、というところです。ここでいう遊びというのは、本気の遊びです。
思い出してみてください。僕たちは段差があれば飛び降りてみたかったんです。赤いボタンがあれば押してみたかったんです。一段飛び越えられたら次は2段、また違うボタンを見つければ、次は交互にリズミカルに。
あーしてみたらどうなるかな、こーしてみたら楽しそうだな、と次から次に試していたと思います。時に雨が降った時も、長靴で大きな水たまりの中を歩いていたんです。そんな気持ちで取り組んだゴールが試験で、そこは自分のできる範囲の最大値を知ることができる、超わくわくする場になります。