Xフォロワー1.9万人の早大卒教育パパ・戦記が断言「SAPIXは終わった」…港区の学力トップ小学生たちが受けている謎の授業「先取り英語教育は必須」
まとめ系インフルエンサーの滝沢ガレソ氏に「『中学受験で志望校に落ちた中2の娘が、今度は英検準1級に落ちたので、敗因分析をしようと思う─』小1の時から娘と共に受験勉強に励む父親のツイートが物議」と紹介されたことで一躍有名になった、中学受験系教育ブロガーの戦記氏(@SenkiWork)。
第一志望には落ちたというものの、名門校に進学されたご息女の教育について、今もリアルな発信を続けられている。プレミアム特集「2024年、日本大予測」第二回。中学受験ママ・パパたちの圧倒的な支持を集めている同氏に、2024年とそれ以降の中学受験市場の変化について聞いた。あなたは今、子供に何をしてあげるべきなのか。
中学受験学力トップ層0.1%の世界を知りたいか
教育投資をテーマにX(旧Twitter)を運用している、戦記(@SenkiWork)と申します。今回、みんかぶさんから寄稿を依頼頂きましたので、2023年12月現在に僕が見ている仮説を執筆することにしました。
僕が娘への教育投資ブログ(https://senkiwork.com/)を開始したのは、娘が小1だった2016年6月。サピックス最下位クラスであるAクラスで悶々としていた時期でした。現在中2の娘は、面倒見が良くてスパルタンなカリキュラムで鍛えることで有名な、都内の女子中高一貫校(鉄緑会指定校)に通っています。中1の最初から、学年上位1~2位の奨学金をキープするとともに、鉄緑会という東大受験専門塾においても「レギュラーコース」という選抜された54名の一人として、日々楽しく、学力という競技におけるアスリートとして腕を磨いています。
定量的には、2009年生まれの娘が見ている景色や、日常的に触れている情報というのは、日本の同世代約100万人のうち、総合的な学力上位1000名、すなわち上位0.1%が持つ世界観となります。尚、残念ながら、娘は上位100位(0.01%)にはいませんので、本当の意味でのtop of topが見る景色は分かりません。また現在の立ち位置が来年も続くとは限りませんので、現時点での0.1%の世界から見えている景色を、今回記録に残してみたいと思います。
ここから先は
¥ 500