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【なんだかんだ運が良い#6】 小3の時、渡せなかった花束
2024/10/30
こんにちは!お元気ですか??
自由人みうらくんです。
今日は水曜日!
ということで、僕の30年の歴史を振り返る自分史【なんだかんだ運が良い】シリーズです。
今回は、小学3年生の時の恥ずかしかった経験の話です。
前回記事はこちら👇
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小学3年生になり、中学年の仲間入りしました。
たしか3年4組でした。
1年生は3組で、2年生は4組。
僕らの小学校はマンモス校でしたので、クラスは5組までありましたが、僕らの次の代は6組、その次は7組までありました。
そう考えると5クラスって少ないなとその当時は思っていました。
さて、そんな3年生になったTakくんは、同じクラスの女の子の誕生日パーティーにお呼ばれしました。
その子はいわゆるお嬢様で、当時通っていたスイミングスクールが保有していたBBQ場のような1室を貸し切って誕生日会を開催しました。
今思えば、そうそうそのような場所で誕生日会を開くことってないですよね。
やっぱりお嬢様だったのかな。
誕生日会にお呼ばれしたと母親に伝えると、
それなら何かプレゼントを持っていけばと言われました。
あー、確かにそうだなと思いましたが、
さて何を買えばいいのか?
正直、そこまで何回も遊んでいた友達かと言われるとそうではないので、
何が好みなのか?とかの情報は全くありませんでした。
さて、困った。
そもそも女の子にプレゼントをあげるなんてことも初めてで、
訳がわからないという状況でした。
そして、出した結論が、
花束
でした。
ベタと言われればベタなのかもしれませんが、
正直、花束って少しイキってましたかね。笑
これは母親の提案ではありましたが、他に何も思い浮かばなかった僕は、
それでいこうと決めました。
さて、近所の花屋で花束を買って、
会場に行きました。
人数はクラスメイト10人くらいと、主役、主役の両親という感じでした。
ただ、中に入ってみると誰も花束を持っていない、、、
どころか、みんな手ぶらで来ていることに戸惑ってしまいました。
どうしよう、どうしようと慌てふためいて、
出した結論が花束を一旦隠す、でした。
なんでそんなことをしたのか、
今思うと謎ですが、その時は自分だけ違う行動をとっていることに恥ずかしさを感じました。
さらに、自分だけプレゼントを持ってきているということに、
その子のことを好きなんじゃないかと思われたらどうしようという感情があったのを覚えています。
会場に入ってから、この花束を隠さねばとなったのですが、1LDKの家のような会場なので、隠せる場所なんて限られます。
また、それだけ狭い部屋なので、入ってすぐにプレゼントを隠さないといけない!となった僕は、すぐ隣にあったキッチンの微妙に隠せるスペースにそっと置き、中に入っていきました。
会が進むにつれ、ご飯を食べたり、ビンゴ大会をしたり、
家族に愛されてる子だなと思って見ながらも、頭はあの花束をどうやって渡そうかなということだけでした。
もちろん、その子に渡したいという気持ちもありましたし、
せっかく母親が買ってくれたプレゼントでもあったので、そこは無駄にはできないという思いがありました。
会も徐々に終盤に進み、このままじゃマズイと思った僕は、その子がトイレに立った時に一緒に立ち上がり、花束のところに行きました。
ちょうどトイレの通り道に隠していたのでトイレの帰りに渡すしかない!と考えました。
そして、その子がトイレが出てきた時に、僕はその子を呼び止めて
「あの、これ・・・」と花束を指差しました。
なんで渡さないで、置いてある花束を指差したんでしょうね。笑
そしてその花束を見たその子を見ていると恥ずかしくなってしまい、
「どうしたらいいかな・・・」と訳のわからないことを言ってしまいました。笑
「え、なに?」
と言って、僕の方を見たその子。
やば!と思って、「あ、いや、なんだろうね。なんでもない」と言うと、すーっと部屋に戻っていきました。
終わった・・・笑
直感的にそう思いましたが、無理もないですよね。
その子からすれば、よくわからない花束を見つけたクラスメイトですから。
しかも、僕的に結構傑作なのが、どうしたらいいか聞くところに、
今思い出すと笑ってしまうなと思います。
そして、会はそのまま終わり、僕は恥ずかしすぎて、花束をそのままにして、帰ってしまいました。
完全敗北・・・
あの時は、恥ずかしさと買ってくれた母親に申し訳なく、ちょっと落ち込んでいました。
結局、あの花束がどうなったのかはわからないですが、
あそこを借りていたその子の両親が片付けたんでしょうかね。
得体の知れない花束の処理。
結構、不気味だったんじゃないかなと思います。
この時学んだことは、そうそう自分のキャラに合わないことはできないから、
覚悟が必要だなということですね。
ただ、この時に花束をサラッと渡せる男になっていれば、
色々とその後の感覚が変わっていたかもしれませんね。笑