女王様に喜んでいただくための技術(セルフ訓練:苦痛を知り自分を知る編)
女王様にお喜びいただくために、日頃の鍛錬(セルフ調教)がとても大事になってきます。「鍛錬」と言っても、毎日しなければならないものではなく、自分の身体の特性を理解したり、いつでもプレイができるように準備しておく、という意味合いのものになります。
自分の身体のことを知る
女王様とのプレイにおいて、どうしてもお許しいただきたくて「お許しください」を発する場面が出てきます。でも、女王様があなたのことを責めていただいている訳ですから、簡単にギブアップしてはいけないのです。
自分で蝋燭を垂らしてみる
SM用の低温蝋燭や仏壇用蝋燭、アロマキャンドルなど、様々な蝋燭が世の中にはあります。最初は、低温蝋燭と仏壇用蝋燭で試してみましょう。
手足、乳首、お腹、ペニス、玉袋など、自分で蝋燭をたらせるところに垂らしてみて、どのくらい熱いのか、自分の身体で確認するのです。
その際に、垂らす高さも変えてみてください。低温蝋燭だと、至近距離と手の長さの距離では、少し熱さが違うように感じるかもしれません(個人差はあります)。
蝋燭の種類や垂らす高さによって、自分がどのくらい我慢できるかを知っておくと、実際のプレイの時に、自分の限界点を早めに判断することができます。
アロマキャンドルや洋蝋燭は、仏壇用蝋燭よりも高温なものが多く、痕が残りやすい可能性があります。仏壇用蝋燭で満足できなければ、試してみても良いと思います。
また、当たり前のことですが、火事にならないように、かつ、低温蝋燭であっても、試しすぎて火傷にならないように、加減しながら試してください。
あと、あらかじめレジャーシートを敷くとかして、床や家具に蝋燭がつかないようにしましょう。後で取るのが大変です。
様々な素材でセルフスパンキング
自分でスパンキングできる範囲は、だいぶ限られてきますが、全く役に立たないという訳ではありません。
材質によっても痛みの度合いが異なるので、試しておくと参考になる部分が多いです。
叩きやすいのは、太腿の前や横です。太腿は神経が通っているので、痛みを感じやすい部位でもあります。
例を挙げますと・・・
スリッパ:音は大きいが、痛みは少ないです。
靴べら:プラスチックの靴べらは、めちゃめちゃ痛いです。
一本鞭:短く持って叩くことができます。これも痛いです。
バラ鞭:短く持って叩くことができます。痛みは程々です。
痛みを知ることも大切ですが、痕のつき方も確認しておくと良いです。どの素材で、どのくらいの力がかかると、どのような痕がつくのか、それがどのくらいの時間で消えるのか?を確認できるからです。
当然、女王様に叩いていただいた方が、力が入りやすいので、実際のプレイの方が痛みや痕のつき方は激しくなります。
また、スパンキングラケットや鞭の種類は様々なので、使う道具によっても変わってきます。
洗濯バサミやクリップでつまんでみる
100均に行くと分かりますが、洗濯バサミやクリップにも様々な種類がありますよね。
SM用の木のクリップは、市販されているクリップに比べて噛む力が弱いので、わざわざ購入して試す必要はないと思います。
素材はもちろん、挟み方によっても、痛みの度合いは異なります。乳首を挟むのと乳輪ごと挟むのとでは、全く痛み方が違います。
ペニスの皮と玉袋でも痛み方が違います。
亀頭を挟むと激痛です。
クリップも、目玉クリップやダブルクリップは、メチャメチャ痛いです。
来たるべき時に備えての訓練にもなる
「数秒で我慢できない!」となるとプレイにならないので、そういう場合は、少しずつ時間を伸ばしたり、回数を増やしたりして、耐えられる時間を伸ばしていきましょう。
また、「明らかに自分には向かない」ものも発見できるので、そういうものは、最初からプレイに組み込まないでおくという配慮もできます。
セルフ調教で、自分の身体の特性を理解し、できる範囲で良いので、プレイの幅を広げていきましょう。