女王様に喜んでいただくための技術(プレイ編)
SMプレイは、女王様とM男のあなたがいて、初めて成立するものです。
そして、M男は、女王様に喜んでいただくために存在し、調教していただくものです。
女王様に喜んでいただくと言っても、あなたが、全ての女王様を喜ばせるのは難しいと思います。なぜなら、女王様のタイプや趣向が多岐に渡るので、全ての女王様に、あなたが当てはまることはないからです。それは、わたしも同じです。
そのために、これまでの記事に書いた事前準備のステップを踏んで、あなたが喜ばせるべき女王様を見つける必要があるのです。
【過去の参考記事】
プレイが始まったら・・・
女王様の言葉や仕草に意識を集中しましょう。
女王様の問いかけにちゃんと答えましょう。「グフぇ、グフぇ」とか、照れるだけとか、中途半端な返答だけは、頑張って避けてください。
問いかけには、正直に答えるようにすると答えやすいです。答えるのが恥ずかしい質問は、恥ずかしがりながら答えれば良いのです。
女王様が「どちらか選んで良いよ」とおっしゃった時に、もし決められない場合は、「決められません。女王様のお好きなように」と答えましょう。仮にあなたが選択できたとしても、あなたが選んでいない方を女王様がチョイスなさることもよくありますし(笑)。
このような会話が成り立つと、女王様はきっと喜んでくださいます。
鞭や蝋燭をいただく時は・・・
鞭で打っていただく部位や蝋燭を垂らしていただく部位を意識しましょう。
そうすることによって、M男のあなたの身体の中では、痛みや熱さに少しだけ耐えられるように、防御機能が働きます。
また、痕が残りずらくなる効果もあるようです。以前、油断している部位に蝋燭を垂らされた時に、その部位に火傷の痕が残った経験があります。
それでも、痛いものは痛いし、熱いものは熱いですけどね(笑)。
女王様からいただくものなので、出来る限り長く受け止められた方が、女王様が喜んでくださるのはもちろん、M男のあなたも充実感が増すはずです。
目隠しされている時は・・・
目隠しされていると、「何をされるか分からないから身構えられない」と思うかもしれません。
見ることができないので、鞭や蝋燭に限らず、フェザータッチも含めて、あなたの身体に何をされるのか分からないと思うかもしれません。
確かに、100%全てを察知するのは困難なのですが、最初の言葉を思い出してください。
女王様の言葉や仕草に意識を集中しましょう。
目隠しをされても女王様の気配は感じられるものです。
・女王様が遠ざかっている/近づいている:次のプレイの準備をしているのか、プレイを再開するのか?が分かります。
・蝋燭の熱さ:垂らされる直前に炎の熱を感じるので、その時に蝋燭を垂らされる場所が分かります。
・鞭打ち:鞭を打つ時に気配があります。「鞭がくる!」ということは分かります。
・フェアータッチ:女王様と距離が近くなるので、女王様の体温を感じることができます。
こんな感じで、目隠しをされていても、様々なことを感じ取れます。プレイによっても色々な気づきがあるので、楽しんでみてください。
会話以外の反応も大事
プレイ中の会話もありますが、会話以外の喘ぎ声や吐息、悲鳴などのリアクションもとても大切です。そういった反応が良いと、女王様はとても喜んでくださいます。
会話以外の反応は大事だが、うるさいと嫌がられる
いくら痛いから熱いからといって、ギャーギャー悲鳴を上げると、うるさがられて怒られる可能性があります。悲鳴が大きいと感に障ることがありますよね。
あと、「痛い!」も出来る限り言わない方が良いと思います。わたしも尿道に低周波を流されると、反射的に「痛い!」と言ってしまうことはありますが、すぐに言葉を引っ込めるようにしています。DVDを見ても「痛い!」を連呼しているのは、あまり見かけないですよね。
お許しいただきたい時に、きちんと「お許しください」とお伝えした方が良いです。