2019トップ10プロスペクト:ヒューストン・アストロズ
1位:フォレスト・ウィットリー
真のエースになれる逸材。最速100マイルのファストボール、90マイル前半のカッター、スピンの効いたカーブとスライダー、80マイル半ばのチェンジアップとプラス以上の評価を受ける5球種を扱うピッチング。
2位:カイル・タッカー(OF)
3Aで.332/.400/.590、24HR、20SBと抜群の成績をマークもメジャーではOPS.439とからっきし。マイケル・ブラントリーの加入でOFの空きがなくなったため今季も主に3Aでプレーか。
3位:ヨーダン・アルバレス(OF)
16年の夏にジョシュ・フィールズとのトレードでドジャースから移籍。ハイアベレージと長打を両立することのできる打のプロスペクト。巨体の割にはスピードもあるが、守備走塁での貢献はそれほど期待できないだろう。
4位:ジョシュ・ジェームズ(RHP)
14年ドラフト36巡目、全体1006位から出世したシンデレラボーイ。球速がプロ入り後からグングン伸び始め、最速100マイルを記録するほどになった。今春はローテーション入りを争っていたが大腿四頭筋を痛めて脱落。
5位:コービン・マーティン(RHP)
優秀なスタッフと高い完成度を兼ね備えた選手。最速97マイルのファストボール、スライダー、カーブ、チェンジアップの4球種をコーナーに投げ分けることが可能。17年ドラフト全体56位での指名だが、これはカージナルスからハッキング問題のペナルティとして受け取ったもの。
6位:J.B.ブカウスカス(RHP)
最速98マイルのファストボールと鋭く曲がるスライダーのコンビネーションが武器。先発として十分結果を残しているが、小柄な体格や未熟なコマンドなどからブルペンに将来像を見出す声も。昨年のSTで交通事故に巻き込まれて2ヶ月を棒に振った。
7位:シオネル・ペレス(LHP)
昨季のメジャーでの登板は全てリリーフとしてのものだったが、最速98マイルのファストボール、80マイル半ばのスライダー、スローカーブ、チェンジアップと先発を務めるに十分なレパートリーを持つ。
8位:フランバー・バルデス(LHP)
ファストボールとカーブの2球種で攻めるピッチング。カーブは特に高い評価を受ける。昨年はメジャーでも5先発を含む8登板でERA2.19と結果を残したが、先発として長く活躍するためにはチェンジアップを磨く必要があるだろう。
9位:フレウディス・ノバ(SS)
打てて守れるSSレギュラーに成長する可能性を秘める。19歳という年齢相応に荒さがあり、特にピッチセレクションに大きな課題を残している。
10位:ブライアン・アブレイユ(RHP)
アウトピッチのカーブはランス・マッカラーズJr.と比較されるほどのクオリティ。チェンジアップをどれだけ磨くことができるかが、将来的な役割を決めることになるだろう。