ミニッシュアカデミー、初のグローバル開催!
ミニッシュアカデミーとは?
ミニッシュアカデミーは、ミニッシュテクノロジーが主催する歯科医師向けの教育プログラムです。
ミニッシュを用いた治療法は、診断やプレパレーション、接着、フィッティング、補綴物制作など、従来の治療法とは異なるため専門的な教育が必要です。
ミニッシュアカデミーは、これまでに9回の開催を経て、169人の歯科医師を卒業生として輩出しました。そしてそのミニッシュアカデミーを海外の歯科医師へ向け、初のグローバル開催いたしました。
日本からは17名の歯科医師の方にご参加いただき、ミニッシュ歯科病院の院長たちによる充実したセッションと交流の時間を共に過ごすことができました。
ミニッシュは、歯の修復ソリューションとして、奥歯までの修復を可能にする先進的な医療技術です。この教育プログラムでは、ミニッシュを使った歯科治療法の高度な技術が学べ、参加者は最前線の治療技術を習得しています。
第10回ミニッシュアカデミーは、11月28.29.30日と3日間にわたり、ミニッシュ歯科病院のコンファレンスホールで開催されました。このアカデミーは、歯科医師に質の高い教育を提供することを目指し、マネキンを用いたミニッシュでの治療実習も行っております。韓国発ミニッシュでの治療技術と理論を実践に落とし込み、より良い治療方法を習得する機会になります。
Day 1
初日のプログラムはミニッシュの哲学や誕生の背景、ミニッシュ治療を行うために必要不可欠な歯の物性や前処置についての基本的な内容の講義と実習で構成されています。
ミニッシュアカデミーでのプレパレーション教育は単に見るだけでなく、実際に手を動かして体験しながらミニッシュについて習得できるよう行われます。
ミニッシュは、不必要な歯の切削を避け、少量の表面調整のみを行う治療法で、最初は慣れない方も多いですが、ミニッシュテクノロジーが持つノウハウを惜しみなく公開し、実習を通じてそれに慣れることができるようサポートしています。
群馬県の「尾島デンタルクリニック」の鈴木真人先生は、「従来のラミネートべニアの感覚で治療するとかなり切削量が多くなってしまうが、ミニッシュはこんなにも切削量を抑えて治療することができるのだと実際の実習を通して実感できた」と話し、「ミニッシュは患者さんに優しい治療だと感じた」と語りました。
Day 2
2日目は、ボンディングの基本的な理解に関する講義から始まり、歯面処理と内面処理について学び、ミニッシュでの治療をより理解していただけるよう講義を構成しています。
千葉県の「船橋すずき歯科口腔外科矯正歯科」鈴木秀紀院長は、「1日目もあっという間に時間が過ぎたが2日目の講座も新しい発見があり楽しく受けることができた」と述べ、「ミニッシュは従来の歯科治療と大きく違い、健全歯質を残す事ができる先駆けた治療になるのではないか、今後の臨床が180度変わるのでないか。」と語っています。
Day 3
アカデミーの3日目は、1日目の実習で実際にプレパレーションした模型を使用してミニッシュのセッティング実習を行います。プレパレーションと同様に、セッティングにもミニッシュならではのノウハウとテクニックが必要であるため、臨床経験が豊富なミニッシュメンバーズドクター(MMD)が一人ひとり丁寧にサポートし実習を行います。
また「ミニッシュワンデイライブ」は、ミニッシュのプレパレーションからセッティングまで4時間以内に完了するという、韓国国内外でも唯一の当日間接修復法の講義です。
この短期間での高度な技術習得が可能な講義は、歯科医師にとって非常に価値のある教育内容とされており、ミニッシュの全過程を実際に見ることができる機会となっています。
3日間のミニッシュアカデミーを終えて
群馬県で4つの歯科医院を経営する(現在5つ目の歯科医院建設を計画中)医療法人絆尚会の林崎雅樹理事長は「新しいことを学ぶだけではなく大切なことを思い出させてくれる3日間だった。」とし、今後の日本の歯科市場に関しては「審美性はもちろんのこと、アンチエイジングの需要も徐々に高まっていくだろう、まずは今までミニッシュのようなサービスがなく困っていた患者さんにミニッシュを紹介していきたい」と述べました。
ミニッシュ歯科病院のイ・サンギル院長は、初のグローバル開催について「私たちが今まで行ってきた治療を共有できて嬉しく思うとともに、とても意義のある時間だった」と述べ、「今回のアカデミーに参加された先生方の中から、次回の日本ミニッシュアカデミーで講演者として登壇されることを期待しています。」と、今後の日本進出や日本でのアカデミー開催に向けても言及しました。