マレーシアのセキュリティガード事情
マレーシアのコンドミニアム、ショッピングモールなどには、セキュリティガード(日本で言うガードマン)が常駐しています。
日本でも駐車場の交通整備をするなどの目的でガードマンがいると思いますが、マレーシアは貧富の差が激しく色々な人がいることもあり、誰でも建物の中に入れないようにする目的でセキュリティが雇われています。
セキュリティはみんな同じような制服を着ていて、マレーシア人ではない外国籍と思われる男性が多いです。マレーシア人の友達から聞いた話ではバングラデッシュやインドネシア?から来ているということだったのですが、調べるとネパール国籍だそうです!
ちなみにマレーシア人でもセキュリティになれるそうです。
Although Malaysia hires migrant laborers from South Asia, East Asia, and Africa, only Nepalis are permitted to work as security guards.
Malaysians can work as security guards even if they have no prior experience in the security industry.
参考:https://www.closecareer.com/top-10-security-companies-in-malaysia/
この間、マレーシア人の友達と、お菓子の話をしていました。
マレーシアでは家も広いので、ホームパーティーをする人も多いです。
そして食べ物が余ってしまうこともしばしば。
そして、誰ももう食べきれない、持って帰らなくてもいい(つまり、味がそんなにおいしくない笑)食べ物を処理するときには
"If you don't like it, go down and give it to security"
"Please give it to the cleaners"
セキュリティやクリーナー(清掃員)は、当然食べ物をもらえると食費もうくし、どんな物でも嬉しいそうです。
そんなセキュリティの人はどんなところに住んでいるのか?というと…
私たち日本人からすると考えられないような、1部屋に何人で住むような共同生活だそうです。
男性だけの大部屋での集団生活…プライバシーとかもなさそうで絵面がすごそう;
ちなみにコロナの時には外国人労働者の住宅での感染が問題になっていました。
家賃も食費もセキュリティ会社が負担して、例えばショッピングモールなどで雇われているセキュリティは、専用の食堂に行って配給のように指定された食事を食べるそうです。
ちょっと日本のリゾートバイトみたい?住み込み食事付きの仕事ですね。
そんな海外での共同生活。彼らの家族はどうしてるんでしょうか?
彼らはマレーシアで稼いだお金を母国の家族に贈り、ずっと離れ離れな生活だそうです。なんともさみしい!
でも、それでも母国に帰れば仕事はなく、家族にひもじい思いをさせるくらいなら海外で離れ離れのほうがまし、と考えているとか。
独身の男性はどうするの?とマレーシア人の友達に聞いてみたのですが、先進国の考えと違ってみんな結婚して子供を持つ傾向だからあんまりいないのでは?ということでした。納得;
で、なんでこの記事を書いているかというと…
人間自分が生きるマーケットを見つけるのは大事って感じたのです。
例えば、私は営業も事務も苦手で技術もバックグラウンドもないアラフォーですが、マレーシアで転職に成功しました。今2社目になります。
これからはグローバルな時代。日本で居場所がなかったり詰んだ!と思ったらもしかしたら海外に居場所があるかもしれませんね。
ちょっと極端ですが、マレーシアのセキュリティの男性たちも、私の海外就職も似たものがあると思ってしまいました笑
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