あめんぼ生活 #04 最後のセリフに感動したり、しなかったり。【好きなもの】
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通りすがりの皆さま
こんにちは
天気やっと安定してきましたかね〜
9月、
縁あって能登演劇堂にて
仲代達矢主宰、役者70周年記念作品
『いのちぼうにふろう物語』を観ました。
それと、たまたまですが
『ハリー・ポッターと呪いの子』を
向井理さんバージョンで。
舞台奥が開き闇夜と一体になる舞台
プロジェクションマッピングに
シリキウトゥンドゥのような不思議仕掛け
どちらの舞台も特殊なつくりを生かした演出で
本当に良いもの見たなぁって思いました。
ただ両方の主人公が発した最後のセリフで
印象に差があって
『いのちぼうにふろう物語』では
仲代達矢さんが自分を追い詰める
いくつもの御用の提灯が並んでいるのを観て
「祭りのようじゃねぇかぁぁ!」と。
(正確な文言じゃないかもですが…)
たった一言で胸が熱くなりました。
なんなんでしょうね
役者70年の声圧によるものかもしれませんが
自分が死ぬという時に
”今この瞬間が人生で最良”
みたいなね
これが粋ってやつですか…。
さて
『ハリー・ポッターと呪いの子』では
息子と和解したハリー(向井理)が
9と4分の3番線ホームにて
「ああ今日は良い日になりそうだ!」と。
(これももしかしたら正確じゃありませんすみませんっ)
”名前を言ってはいけないあの人”も出てくるような
大騒動を終えた後なので
戻ってきた平穏を思えば
まぁ納得のセリフではあるのですが
ガツン
とは来なかった。
あれ?これで終わり?と
不完全燃焼感が否めなかったんです。
海外作品だからかな?
大事なことはストレートに言う的な?
まぁ私は「祭りのようじゃねぇかぁぁ!」が
好みだったみたいです。
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それと映画でもう一つ
最後のセリフで困惑した作品。
むちゃ盛り上がってる
『ONE PIECE FILM RED』より
エンドロールも終えた後
サニー号の船首に座っているルフィー
「海賊王におれはなる!」と。
ほええええ…
って思ったんです笑
このセリフはよく聞くんですが
おそらく作中では2回だけだったかと。
その作中の時と今回のでもう
含みが全然違く感じる…と思いました。
1回目は
第1話にて、フーシャ村からの出航時
「海賊王におれはなる!」
→海賊王(ワンピース)を目指す男の子の話なんだなぁ、ワクワク!
2回目は
第601話、シャボンディ諸島でレイリーに向けて
「”海賊王”におれはなる!」
→挫折したけど立ち直って、再び海賊王を目指し始めるんだなぁ、嬉し涙。
ここまではシンプルに
”海賊王(ワンピース)を目指して冒険する男の子”
のセリフだったんです。
でも
劇中で新時代を作ると約束したウタとの死別を経て
そして
第1060話目、ルフィの”夢の果て”が仲間に明かされ
「海賊王になったらできるかもしれねぇ」というセリフから
『ONE PIECE FILM RED』ラスト
「海賊王におれはなる!」
→”新時代を作るため、かつ夢の果てに辿り着くために
海賊王(ワンピース)を目指して冒険する男の子”
の言葉…
ほええええ……一段階上の目的が最初からあったのか…という!
あえてのですよねここで持ってきたの!
も〜わらわらしました、一言に。
ふうっ
今日もいい天気だなぁ
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