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pythonで株価分析⑤【金利が下がれば株価は上がる】
皆様、こんにちは。
今回は広く一般的に知られている、【金利と株価】について見ていきます。
❶金利と株価
金利とは、預金や借金に対する利息の割合のことです。金利も株価に大きな影響を与えます。一般的には、金利と株価はシーソーのような関係にあるといわれています。金利が下がると株価は上がり、金利が上がると株価は下がる傾向があります。金利の水準はその時の経済や国の政策によって調整されているものです。
以下の表がとても分かり易いと思います。
※出典 『なるほど。東証経済教室』
このサイトは、東京証券取引所(日本取引所グループ)が児童・生徒・学生のみなさん、そして先生方へ、経済や金融についてより深い知識を持ってもらうことを願い作成されています。
つまり、一般的に【金利が下がれば株価は上がる】はずです。
❷米国株における金利と株価の関係性
では、現状どうなっているのか、pythonを使って見ていきます。
対象期間は:2016/1/1~2021/1/1までの5年間です。
対象となる指標は下記4つです。
S&P500【SP500】
マネーストック1【M1】
マネーストック2【M2】
米10年国債 10-Year Treasury Constant Maturity Rate (DGS10)【DGS10】
コードです。
はい。ドン❕
import datetime
import pandas_datareader.data as web
import matplotlib.pyplot as plt
import matplotlib.dates as mdates
import fix_yahoo_finance as yf
start_D="2016-1-1"
end_D="2021-1-1"
data2 = web.DataReader(["SP500","M1","M2","DGS10"], "fred", start_D, end_D)
df_all=(1+data2.pct_change()).cumprod()
display(df_all.head().append(df_all.tail()))
df_all.plot(figsize=(8,6),fontsize=18)
plt.legend(loc = 'upper left', bbox_to_anchor=(0, 1), borderaxespad=0, fontsize=18)
plt.grid(True)
plt.show()
確かに、2019年初頭から現在まで継続中の大規模金融緩和によって、株価は過去最高値を更新し続けています。(;^ω^)すごい!
【金利が下がれば株価は上がる】は現状その通りの結果となっています。
さて、それでは今後はどういった展望になってくるのでしょうか?(・ω・)ノ
バイデン次期大統領とFRB総裁、イエレン財務大臣次第と言えそうですが、コロナが収束に向かえば、何事もなく世界が平和に向かっていけば、当然金融引き締めにより、金利が上昇し、株価は下落していくと予想できます。
このままコロナの猛威が続けば、継続した緩和措置がとられ、株価の上昇は続く可能性が高いと考えられます(;^ω^)
経済って難しいっスね。
果てさて、結果は如何に(・ω・)ノ
❸FREDの紹介
最後に、本記事でいつもpythonのスクレイピングをさせていただいておりますサイトのご紹介です。
FREDは米国のセントルイス連銀が運営するサイトで一般的には十分な世界中の公的な経済データが手に入ります。
世界中の90以上の機関からデータの提供を受け、その数は500,000以上です。
日本のデータに関しても、ここから取得出来ます。
興味があれば覗いてみてください。(・ω・)ノ
では、ばいちゃ。
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