私が早期リタイア(FIRE)した話 その4(何に投資すべきか)
今回のテーマ 〜何に投資すべきか〜
こんにちは。採掘翁です。
さて、それでは本題の「何に投資すべきか」です。
だらだら話していてもどうかと思いますので、先に結論から述べます。
結論:基本的に、「債券と株式」だけでよい
実は、私たちの年金を運用している年金積立金管理運用独立行政法人(以下GPIF)の資産構成は下図の4つのみから成っております。
出典:年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)
繰り返しで恐縮ですが、プロ中のプロであるGPIFの資産構成は4つだけなのです。
そして、2020年度GPIFの運用実績は年率25%、収益額は37兆円でした。
恐らく、誰も文句をつけようがない運用実績でしょう。このGPIFの運用方法が、
◯国内債券 ◯外国債券 ◯国内株式 ◯外国株式(米国)
この「4資産」を均等に購入しているだけです。(厳密には他にもありますが)
一般の方であれば、この方法をそっくり真似ることができれば、十分ではないでしょうか?
YouTubeの怪しい投資講座や変なツールを買う必要はありません。
なお、具体的な方法は私のブログで公開しております。
もちろん無料です。あまりにも簡単・単純すぎるからです。
▶️ぶろぐ https://cryptokina.com/start_investment/
話は終わりです。
え?
ここで、疑問に思われるかもしれません。
「仮想通貨は無いのですか?」、「不動産ってどうなのでしょうか?」
「そもそも採掘翁って仮想通貨の採掘が由来ですよね?」
「アイデンティティー否定していませんか?」
「4資産」以外への投資を否定はしません。
ただ、以下の2つの理由から一般の方は避けるべきと考えます。
①リサーチ・運用に時間がかかり、下手をすると本業に影響を与えかねない
マーケットが気になって、トイレでトレードをしている人がいい例です(笑)
もちろん、投資に慣れてくると、単に4資産を均等に購入する以外にも、より効率的な方法を知ると思います。
ですが、そこに至るまでの時間や労力を鑑みるに、手っ取り早く効率的な方法があるならば、私は十分ではないかと思います。
②リスクが不透明
ここでは詳しく説明しませんが、
このシリーズのその2で説明した通り、具体的な数字で「リスク」が分からないものは投資ではありません。この点で仮想通貨、不動産等は先述した「4資産」に劣ります。(不動産、特にREITは近年大幅に改善されましたが)
なお、「投資をしていて◯%以上儲けてない人はセンスがない」といった発言を散見しますが、この発言自体がナンセンスです。
なぜなら、どれだけのリスクに対し◯%の利益だったかがわからないからです。また、低リスクは低リターンであることは必然であり、悪いことではありません。
低リスク資産は、その2で説明した分散投資効果により、あなたの投資パフォーマンスを底上げしてくれているのです。
もちろん、投資対象を組み合わせることで、できる限り低リスクで高リターンであるよう最適化を目指すべきではありますが、時間や労力の限界があります。
つまり、時間や労力があり、リスクを許容できるのであれば「4資産」以外にも手をつけて問題ございません。
しかし、繰り返しますが一般人には不要です。
一方で、仮想通貨は魅力的なパフォーマンス、不動産は安定した収益をもたらします。完全に切り捨てるというのは勿体無いと思っておりますので、おいおい解説予定です。個人的にも好きな話ですので(笑)
さて次回は、「投資資金はどうやって貯めるか」について、私の経験談を交えつつご説明したいと思います。
それではまた次回。