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クリマVol.45のまとめ_イベント当日編、総括

2021年12月11,12日/に開催された、クリエーターズマーケットVol.45
メインビジュアル作家として臨んだ今回のクリマを時系列に沿ってまとめています。今回がまとめの最終回!
・12月28日(火)公開/メインビジュアル、販売作品編
・12月29日(水)公開/量産、ブース、企画編
・<NEW!>12月30日(木)公開/イベント当日編、総括

前回のお話はこちら↓↓↓

前日(10日)/いざクリマ!感激の「前日」搬入!

作品とブース、キャプションや梱包資材などを全て整えて、いよいよクリエーターズマーケット(以下クリマ)の前日12月10日(金)を迎えました。
普段は夫婦二人で搬入していますが、今回は思考面をサポートしてくれた子(スタッフN)に、そのまま搬入と当日〜搬出まで手伝いをお願いしました。

・いつものクリマ前日金曜日の過ごし方

09:00/作品やキャプションの梱包
16:00/自家用車(軽1BOX)に荷物を積みこみ
19:00/岩盤浴で疲れを癒す←超大事
21:00/仮眠
02:00/会場(ポートメッセなごや)へ向けて出発
02:30/会場着、車内で仮眠(私は寝れない)

06:00/搬入開始
ブースの規模が大きくなると、荷下ろしとブースの組み立てを速やかに完了させることがとにかく重要です。最近はどこのイベントでも搬入口付近に車を横付けして荷降ろしできたりしますが、常に行列ができてなかなか順番が回って来ず、今回のクリマでも開場ギリギリになっても荷降ろしが完了できていない出展者さんがいました。
クリマガチ勢は数十台しか停められない平面駐車場を確保するところから勝負が始まるため、深夜から駐車場横に車で並んで待機します。そして朝焼けを見るたびに、クリマに来たのだとワクワクします笑

・今回Vol.45のクリマ前日金曜日の過ごし方

09:00/作品やキャプションの梱包
12:00/レンタカーでハイエースを借りる
12:30/ハイエースと自家用車(軽1BOX)に荷物を積みこみ
15:00/会場へ向けスタッフNと車2台で出発、奥さんは自宅にて作業
15:30/会場着、ブース横に車を横付けして荷降ろし開始
18:00/ブース組み立て完了
19:00/作品の大まかな陳列完了、撤収

20:00/スタッフNを送って帰宅
21:00/ギリギリまで作業(岩盤浴はなし…)
00:00/睡眠
08:30/優雅に会場へ向かう
今回はブースの規模、作品数ともに普段の倍のため、ハイエースを借りて2台での搬入となりました。そしていつもは深夜に出発し、眠れない車内で寒さや暑さに耐えながら過ごしてきましたが、今回はメインビジュアル特典で前日搬入のOKをもらえました!!(正直これが一番嬉しかった)朝大急ぎで準備する必要もなく、しかもブース真横まで車を乗り入れできたため、とにかく気持ちいいくらいスムーズに搬入できました。しかし、余裕をこきすぎて当日大変なことに…

1日目(11日)/クリマ初日!ドタバタのスタート…!

クリエーターズマーケットVol.45/ブース全体
クリエーターズマーケットVol.45/ブース内の様子

当日は天候にも恵まれ、冬にも関わらずとても暖かいお出かけ日和。
前日搬入のおかげでブースの設営も作品の大まかな陳列も終えているため、優雅に会場へ向かい、まだ空いている立体駐車場に停めました。いつもなら大急ぎで準備をするところですが、今回は余裕だぜ!と思っていたら意外とやることが多く、準備完了は開場の1分前。一息つく間も、迎え入れる態勢もできていないままスタートしてしまいました。

クリエーターズマーケットVol.45/開場直後(2日目撮影)

・怒涛の行列、終わらない梱包

ブースと作品は全て計画通り陳列できましたが、心の準備ができていないまま、ついにクリマVol.45がスタート!開場後多く方がブースに来てくれ、一瞬で渦潮のような人だかりに。頑張ってきた分嬉しい嬉しい!と思いながら、行列対応をスタッフN、計算とレジを奥さん、そして梱包を私が担当しました。
馴染みの方、初めての方、可能な限り会話をしながら梱包をする、冬なのに半袖&汗かくおじさんな私…。もう右も左も分からないほど忙しく梱包を続けました。怒涛のスタートダッシュ後、列が途切れたのは開場1時間30分後でした。長く並んでくださったお客様には、感謝しかありません。

・まだまだ続く、うれしい悲鳴

人気の移動販売車やドールケース、クリスマス作品はほぼ完売しましたが、今回はたくさんつくってきたおかげで、作品はまだあります!いつもなら14時以降は立ち寄るお客さんも少なくなりますが、さすがメインビジュアルブース、入り口正面ということもあり、常にお客さんが来てくれます。そのまま1日目は閉場まで途切れることなく、梱包作業に追われました。

・帰宅後、まさかの追加制作

初日終了後に在庫確認をしたところ、人気作品が完売することは予想していましたが、比較的数を多く用意していたドールケース(小)と、サーカステント(ミニ)が想定以上に売れました。
今回はたくさんつくったので大丈夫と思っていましたが、帰宅後に翌月分のパーツを使って追加制作をしました。売り切れでガッカリされるお客さんを一人でも減らそうと、へとへとになりながら頑張りました…。


2日目(12日)/クリマ最終日!態勢を立て直せ!

クリエーターズマーケットVol.45/一部作品を梱包して陳列(2日目撮影)

1日目開場後にバタバタしてしまったため、2日目は開場後の行列を解消するため一部作品を梱包した状態で並べたり、行列の整理の方法を確認したりと、態勢を立て直して臨みました。作品数は初日に準備していた分がほぼなくなりましたが、それでもまだいつも以上に作品はあります。
馴染みのファンの方々は1日目によく来てくださるので、2日目は少し人も落ち着いて、minimumsを初めて見る方にも多くご購入いただけました。


閉場後/搬出作業しながら通販準備!

クリエーターズマーケット終了後の通販ラインナップ

クリマ2日目も無事終了しましたが、終了直後からクリマに来れなかった方のために、店頭在庫が出た作品のみminneで販売する準備を始めました。
閉場1時間後に出品作品の告知、その2時間後には販売開始と、我ながらきついスケジュールを組んでしまいました…。
それでも搬出作業をなんとか終えて会場を出た後、会場近くの駐車場に再び車を停めて、車中でパソコン操作しながら無事通販をスタートできました。

完売作品も多く一部しか通販できませんでしたが、通販組でなかなかゲットできなかった方にも機会が生まれ、予想以上に多くの方にご購入いただけました。翌日にはほぼ完売し、クリマに来た人も、クリマに来れなかった人にも喜んでいただけ、私たちとしても本来在庫となる作品を購入していただけたので、皆ハッピーな素敵な企画にできました。

同人誌業界ではイベント後の委託販売やダウンロード販売はよくありますが、ハンドメイド業界では「イベント後の通販」はまだ主流じゃないのか、あまり見かけません。
おそらく同人誌と違い、1点ものの実物販売であることや、作品ページ作りや発送作業が必須になること、そして実際やってみて思ったのは、イベント後の疲弊した身にはとても辛いということ。
しかしそれを乗り越えての今回は挑戦となりましたが、結果、新たな販路を発掘することができました。


総括

たくさんつくった作品の、販売数は?

これまでにない規模で臨んだ今回のクリマVol.45。
不安と葛藤しながら500点もつくりましたが、販売数としては、

クリエーターズマーケットVol.45/販売数

・1日目/約225点(全体の45%)
・2日目/約125点(全体の25%)
・イベント後通販/75点(全体の15%)
・在庫/75点(全体の15%)

となりました。前回6月のクリマでは人気作品も売れ残り不良在庫となりましたが、今回在庫となった75点は、普段から通販用にストックしているサーカステント(小)、(ミニ)、回転木馬(大)が中心で、ある程度残る前提でした。(ストックが0になると毎月大変なので…。)
そして販売目標は全体の60%(300点)でしたが、イベントと通販と合わせて、目標を大きく超えた85%(425点)を販売することができました!本当にありがとうございます!!

良かった点と反省点

計画してきたことが全て功を奏したため、良かった点は今回記事に書いてきたこと全て!いつもイベントが終わると何かしら後悔が残りますが、今回はやれることは全てやった!と自信を持っていたため、販売数にもつながり、大いに満足する結果となりました。メインビジュアルの追い風を受けながら、多くの方に来て見て知ってもらうことができ、ブランドももう一歩上のレベルへ行けた気がします。
一方反省点としては、1日目スタート時にバタバタとしてしまったことや、もう少しSNSでの事前発信の頻度を増やし統一感を持たせたかったこと、シークレット作品としていた移動販売車(大)が間に合わず2日目からの展示のみになってしまったことです。
しかしこれらはもっと頑張らなくては!というよりは夫婦でやる限界がこのあたりなのかな、という基準を知るきっかけにもなりました。

今後のイベント出展について

今回これだけやれたのは、メインビジュアルであることと前日搬入ができたことの2点に尽きます。次回以降は一般の出展者と一緒になるため、この規模でやれることはもうないと思います。
クリマで一番目立つために始めた小屋ブースも今回メインビジュアルに選ばれたことで、無事役目を果たしてくれました。次回以降は新作や限定作品を中心に、ブースの規模も縮小して参戦したいと考えています。というのも、2022年以降はクリマに一点集中するのではなく、県外の関東、関西方面へもイベント出展をしてみたいからです!
これまでクリマに来れなかった人にも、実物をみてもらう機会を増やしていきたいと考えています。現時点で次回2022年6月のクリマまでに3つのイベントに応募し、催事イベントも企画中です。

より多くの人との出会いを求めて、2022年は日本中をぐるぐる回りたいと思います!(全国ツアーみたいで楽しみです笑)


最後に

チヤホヤしてもらうことはこれまでにも様々ありましたが、今回のクリマは人生で一番チヤホヤしてもらったの最高の2日間でした。全ては私たちminimumsを好きになってくれた方々のおかげです。

心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

今後も慢心することなく、自分たちの作品を追究していくことを第一に、ファンの方々のとって大切なブランドになれるよう努力していきます。

今後ともどうぞ、よろしくお願い申し上げます。

minimums
西野圭一郎・陽子・パグ助(クリマ中は母とお留守番)

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