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大学生になって実感した高校留学の価値

こんにちは。
ここ数ヶ月忙しく、なかなか書くことができなかったのですが、実は今イギリスの大学に交換留学できており、今の交換留学と高校時代の留学がどのようにつながっているのかをお伝え出来たらなと思い記事を書いています。


高校留学

私の高校留学について簡単に

私は2020年コロナ禍の高校2年生の冬から1年間カナダの公立高校に留学をしていました。YFUという団体の試験に合格して派遣されたものの、当時は全く英語を話すこともできず、友達作りや授業、ホストファミリーとのコミュニケーションは当初とても苦労しました。それでも約1年間カナダ人のホストファミリーと過ごし、日本人も少ない環境で日々学び続けたことで、帰国するころには今でも仲良くしている友達を作ることができ、ホストファミリーとも未だに連絡を取り合う仲を築くことができました。
正直留学前は、「海外」とは特に関係のない人生を歩んできていて、高校入学当時は自分が留学に行くなんて考えたこともありませんでした。正直多くの人がSNSで見かけるキラキラした留学生活とはかけ離れた、悔し涙や寂しさの涙ありきの留学ではありましたが、周りの優しさに頼りながらなんとか乗り越えて英語力やコミュニケーション力、自信を伸ばすことのできた1年間を過ごすことができました。

高校留学の価値

私は高校留学を通じて、自分のやりたいことや興味のあることを明確にすることができ、新しいことに挑戦する勇気を持つことができたと考えています。私は留学する前、将来何をしたいのか、大学で何を学びたいのかを聞かれても、はっきりとした答えを出すことができませんでした。しかし、カナダの高校では自分で選択する科目が多く、一人ひとりがすでに自分の将来設計をある程度できていて、それに向けてビジネスなどを始めているクラスメイトもいたため、いろいろな科目を学びながら自分が興味のあることを深めていく時間を持つことができました。また、上でも述べたように私は英語や海外にほとんど馴染みのない状態での留学であったため、周りの日本人の学生と比べ、自分の英語力の低さに涙したことも渡航前からありました。そんな中で自分が周りと肩を並べて帰国できたことで、新しいことを今から始める勇気と、「始めは周りよりも劣っていてもいつか自分で成長を実感できる時が来る」という認識を持つことができました。

大学での交換留学

現在の交換留学について簡単に

交換留学とは大学同士が提携を結び、各校の学生が追加で入学金を払うことなく、他大学で学ぶことができるというシステムで、派遣における選考は、GPAやIELTSのスコア、志望理由書などをもとに大学内で行われます。
私は今回イギリスの大学に1年間留学をしており、教育について学んでいます。

高校留学を経ての大学交換留学

正直なところ、高校生の時に既に留学をしていたため、大学での交換留学は強く望んでおらず、出願した際も「せっかく学費払っているんだから行った方がお得かな」「とりあえず出してみるだけ」という軽い気持ちでした。
しかし実際に行くことが決まると前回同様に不安な気持ちもありました。

「高校生で留学をさせてもらえてよかった」と感じるのは、

  1. 嫌われる勇気を持つことができている点:前回友達作りに苦労した分、今回は何となく友達作りのコツが分かっていたためスムーズに友人関係を築くことができ、その分、自分を大切にしてくれない人とは距離を置くための気持ちの余裕を持つことができた。

  2. 教授に助けを求める(質問する)ことへの抵抗がなくなった:何も分からなかった高校留学を乗り越えているからこそ、自分が困ったときに適切な助けを求めることができるようになった。

  3. ホームシックやカルチャーショックへの耐性がついた:カナダでの経験があったからこそ、不安や寂しさを乗り越える方法(私の場合は勉強や読書に没頭する・旅行をする)を知り、辛さから何も手に付けられないという事態が今のところ起きていない。

  4. 自立(自律)した生活ができている:1年間親元を離れて生活する経験ができているため、最低限の自分の身の回りのことはできる状態になっていた。

  5. 今回留学に行く選択肢を再び持てた:高校留学では全く英語を話せない状態から、日常会話~簡単な授業を理解できるレベルに、そして大学受験や入学後の勉強を経て今回の留学の機会を手にすることができたと考えると、私の英語学習や海外、多文化教育などの興味の土台は高校留学の経験だと感じる。

とにかく、今の自分の実力や興味、モチベーションの土台を形成している!



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