見出し画像

リキテックスの絵具ラベルの見方

今回は、リキテックスの絵の具ラベルの表側に記載されている情報の読み方を紹介します。ちなみに前回の記事の続き的な内容なので、未読の方はぜひ…。

今回は、以下のブルーの絵の具のラベルを読み取ってみましょう。

画像1

色の名前

画像2

この青の絵の具は「フタロシアニン ブルー」とわかります。

明度(バリュー)

画像3

VALUE(バリュー)とは「明度」です。

色相・明度・彩度については以下の記事を参考にされてください。

フタロシアニンブルーの明度は1.5とわかります。明度は低い青、つまり暗い青ですね。

彩度(クローマ)

画像4

CHROMA(クローマ)とは「彩度」です。

フタロシアニンブルーの彩度は7とわかります。高くもなく低くもなく…といった彩度かもしれません。

CHROMAは「クロマ」と呼ぶことが多いのですが、リキテックスのカタログでは「クローマ」と呼んでいるので、今回は「クローマ」と呼んでいます。

使用顔料

画像5

使用している顔料が記載されています。フタロシアニンブルーは「PB15」という顔料が使用されていることと、顔料が1つしか記載されていないので、単一顔料の絵の具とわかります。

個人的には、ラベルで1番最初に確認する項目です。顔料は解説すると長くなるので、今回は省略します。

色相(ヒュー)

画像6

HUE(ヒュー)については、前回の記事で解説済みなので省略しますね。

透明度

画像7

絵の具の透明度を表しています。フタロシアニンブルーは「透明」ですね。

リキテックスソフトだと、絵の具の透明度は「透明」「半透明」「不透明」と3段階にわかれています。

価格帯

画像8

価格帯を表しています。「G-1」から「G-6」まで6段階あります。1番安いのは「G-1」で、1番価格が高いのは「G-6」です。

フタロシアニンブルーは「G-2」なので、安価な部類になりますね。

リキテックスの絵の具を手にする機会があれば、ラベルを確認してみてください。ラベルが読めるようになると、さらに創作の幅が広がると思います。

私の住む福岡県だと画材専門店以外では、福岡市中央区の天神ロフトと博多区の東急ハンズ博多店にてリキテックスの絵の具は販売されています。(ロフトはレギュラータイプのみ…だったかもしれません。)

いいなと思ったら応援しよう!