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岩手医科大学附属病院
ずっと気になっていた事を自分の記事としても残しておきます。
Twitterで知りました。
岩手医科大学附属病院
医療機関向け広報誌「地域医療連携だより」 2022年1月号
2021年(11月10日分まで)の胎児合併症
訂正前・・・135
訂正後・・・21
「135」はあり得ないぐらい多いという感想ですが、訂正後の「21」でも有意に多いとツイートしている方もいました。
最初に目にしたツイート👇です。
これ、本当なら大変なことですよ。岩手医大さん。何かの手違いであることを祈ります。https://t.co/Kx0feHJI9T pic.twitter.com/eyqKHrmCpF
— 森田洋之@「医療」から暮らしを守る医師/「人は家畜になっても生き残る道を選ぶのか?」発売中! (@MNHR_Labo) February 20, 2022
(誤解を生じさせてるようなので、訂正して以前のスレ削除)
— FUJIKAWA Kenji (藤川 賢治) (@hudikaha) February 21, 2022
岩手医大産婦人科の資料、今のところ私の解釈は、
「確定診断数は21。胎児合併症疑いによる搬入が135例ありその規模は例年の20倍」
というもの。根拠をスレッドに。
1/ https://t.co/CH6f8N0ejW
岩手医大産婦人科の先生から直にツイート頂いた。
— FUJIKAWA Kenji (藤川 賢治) (@hudikaha) February 21, 2022
有難うございました。
しかしこれだけでは分らないことがあるので、
2/https://t.co/sJwNGyCug7 pic.twitter.com/BxuV0emeM4
こう質問。何回かやり取りして、続くツイートの回答を得た。
— FUJIKAWA Kenji (藤川 賢治) (@hudikaha) February 21, 2022
3/https://t.co/a6SdRlqrks
2では無いと。
— FUJIKAWA Kenji (藤川 賢治) (@hudikaha) February 21, 2022
1であるという回答は無かったが、私は1と判断。
「1. 去年まで「搬送時の理由が胎児合併症の数」を表に載せていて今年もそのままだった」
結論は
「確定診断数は21。胎児合併症疑いによる搬入が135例ありその規模は例年の20倍」
が今のところ私の解釈。
4/https://t.co/LsfNDyHIVc pic.twitter.com/6Ox80BRJbE
訂正が出た。しかしこのスレ読むと分ると思うが、
— FUJIKAWA Kenji (藤川 賢治) (@hudikaha) February 21, 2022
「胎児合併症」は注釈無しで、
2021年以前は搬送数 3〜10、
2021年は搬送数135は書かずに確定診断数21を書くという
ハイブリッドな表とすることにしたようだ。
5/https://t.co/lHYJg4jShC pic.twitter.com/nmnzwClpNy
素晴しい突っ込み。
— FUJIKAWA Kenji (藤川 賢治) (@hudikaha) February 22, 2022
訂正後の方が、文章と表との整合性が取れてない。
「搬送理由は(中略)胎児合併症69例でした」
2021の胎児合併症疑いを理由とした搬送は135でしょ?
6/https://t.co/B5f2d2F0fG pic.twitter.com/2ozd1maH2Y
2022年2月21日
岩手医科大学附属病院HPにて【お詫びと修正】あり。
上記HPより抜粋
先だって公開した地域医療連携だより 2022年1月号「総合周産期母子医療センターのご紹介」で提示した周産期実績の中で誤った数値の記載がありました。数値を修正したものを修正版として再掲載いたします。新型コロナワクチン接種を受けた後に胎児合併症が増えたという事実はありません。私たちの記事を取り上げ誤りに気付かせてくださった方々に感謝申し上げます。
このたびはまことに申し訳ございませんでした。誤った記載内容に心をお痛めになった皆様にお詫び申し上げて記事を訂正します。
2022年2月21日
岩手医科大学附属病院 病院長 小笠原邦昭
同 総合周産期母子医療センター長 馬場 長
訂正前
![](https://assets.st-note.com/img/1650881645411-dFPSMoU6Kt.png?width=1200)
https://acrobat.adobe.com/link/track?uri=urn%3Aaaid%3Ascds%3AUS%3A6e4c8d8b-f6c2-3043-ae29-4218ab23ad64#pageNum=1
2022201 岩手医大地域連携だより 周産期実績 PDF
訂正後
![](https://assets.st-note.com/img/1650882090714-C8srKX5jJW.png?width=1200)
https://www.hosp.iwate-med.ac.jp/yahaba/tg-doctor/local-report/
2022年1月号のPDF
https://www.hosp.iwate-med.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2020/11/202201-4.pdf
訂正された21でも多いなと気になったので、ちょっと統計学な検討をしてみました
— NANA@omegazeus (@nana7770214) February 21, 2022
2013年~2021年の入院総数4212に対し胎児合併症発症数は69なので9年間の胎児合併症発症率は1.6%
2021年は入院数423に対し胎児合併症は21なので5%
これ、2021年の21件は過去9年平均より“有意に”多いとなります😱 https://t.co/R3nIJlzBm7
訂正しても、まだ多い。
「マネーデータベース製薬会社と医師」で「岩手医科大学附属病院」を検索。
今まで検索した中では金額が一番大きくて、一億円超えでびっくりしたけど、個人じゃなくて病院だし、治験を扱っているとこれぐらいが普通なのかな??
でも、治験を扱っている病院という事は、今回のmRNAワクチンが極めて短い臨床試験期間(第1~3相)で特例承認された事や、現在進行形で第四相臨床試験中である事に不安を覚えなかったのかな?
それとも、今までの臨床試験期間の長さにうんざりしていて、今回の特別承認までの驚異的な速さを好意的に受け止めたのかな?
2018年「岩手医科大学附属病院」
製薬会社:22社 件数60件 金額104,490,444円
2018年「学校法人岩手医科大学岩手医科大学附属病院」
製薬会社:18社 件数70件 金額78,818,613円
2018年「学校法人岩手医科大学附属病院」
製薬会社:2社 件数:2件 金額2,465,760円
2018年「岩手医科大学附属病院(岩手医科大学)」
製薬会社:1社 件数:1件 金額1,880,140円
2018年「学校法人岩手医科大学 岩手医科大学附属病院」
製薬会社:1社 件数:5件 金額18,063,000円
2018年「岩手医科大学」
製薬会社:7社 件数:15件 金額3,441,660円
「岩手医科大学附属病院」ではなくて、「岩手医科大学」で検索すると、たくさんの講座や科がヒットしたのでこれ以上の転記はあきらめました。
2018年だけで、130件以上ヒットしました。
大学だとこれぐらいが普通なのかな??
大学も研究したりとかにお金は必要だろうし、製薬会社は病院で臨床試験してもらえないと新薬を市場に出せないだろうし、大学病院と製薬会社は切っても切れない関係ですね。
臨床試験期間の短さ、前例が出来てしまいました。
今回だけが特別となるのか、これが普通となってしまうのか・・・
以前読んだ輝くような黄色様のブログ記事👇を思い出しました。
上記ブログより一部抜粋します。
ほら、製薬会社がどんどん暴走し始めてるよ。もう止めれないよ、どうするの?
おまけ。
ついでに岩手医科大学附属病院の病院長名(小笠原邦昭)でも検索。
多いのか少ないのかよく分からない。仕事内容に照らし合わせたら、このぐらいは正当な報酬って感じの金額なのかな?
でも、ある程度まとまったお金をもらっていたら、心情的に製薬会社にとって都合の悪い事は指摘できなくなりそう。
2018年 小笠原邦昭
製薬会社:12社 件数:24件 金額:2,452,860円
2017年 小笠原邦昭
製薬会社:10社 件数:31件 金額:3,431,289円
2016年 小笠原邦昭
製薬会社:12社 件数:39件 金額:4,411,692円