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コロナウィルス対策の基本、じんわり広がらせて時間をかけて終了させる。

関連記事?も書いています。「卓球少女愛ちゃんが警告していた、中国の感染症拡大」

橋下大阪府知事の番組内の発言が、結構納得でした

 2月17日 BS-TBS「報道1930」で、橋下大阪府知事が出演して、言っていた内容が印象的でした。勉強になりましたので、ちょっとご紹介。
 と言っても、メモしながら聞いていたわけではないので、私の理解の範囲での伝達になります。こういうのが一番危ない情報発信になっちゃうのかもしれませんが、ま、私のこのブログのアクセス数を考えれば、何か大きな悪影響につながることは考えられないでしょう。その点は安心だ。

 コロナウィルスを完全に防ぐのはむり。

 それは、そうだよね。もう既に、感染は広まっている。経路が追えないケースも出ている。だから、ここは冷静に次の策を考える必要があると。
 理想論を叫ばないで、現状を正しく認識しようということですね。なるほどです。

 でも、幸い、今回のコロナウィルスの致死性は低い。

 コロナの致死率に関しては、中国の武漢地域での致死率が2%ほど。それ以外では0.3%ほどという情報が見受けられますね。ちなみに先進国におけるはしかの致死率は0.2%ほど、どうインフルエンザ致死率は0.1%ほどだそうです。コロナでは今の所、重症化するのは高齢者が多いそうです。

 だから、完全・完璧に食い止めようとは思わず、じんわりと広がらせて、爆発させずにだんだんに終わらせる・・・というのが得策とのことでした。
 その数がどれくらいになるかまだわかりませんが、犠牲者が出るとしてもそれは仕方がない。それをゼロにしようなんて思うと、逆にとんでもない愚策を講じてしまう可能性があるんだと。。。此の期に及んでは一定数の犠牲者は覚悟して、でも大事には至らぬように策を講じる・・・国というレベルの対策を考える人には、必要な選択なのだろうなと思いました。

 一番大変な状況は、感染者が一度に大量発生して、医療機関が全く対応できなくなること。患者の数が膨大になっちゃって病院で受け入れられない数になると、もう、パニックになる。
 でも、「多いなあ・・・」と言いつつも、日本の病院が受け入れられる人数で患者が出て来る分には、対応が可能というわけですね。
 なるほどなと思いました。

いっぺんにドバッと患者が出ないために

 ウィルス保持者が、人に会い続ければ、大発生につながる。
 だから、例えば、国中が半月ほど家でじっとして、人との接触を断てば、大発生は防げる。潜伏期間が、12日とか、14日ということらしいので。
 その半月の間に発症する人は発症して、医療的対応を施して、適切に隔離して。その隔離された各患者さんの症状が治れば状況終了になるわけですね。

 例えば、1000人の患者が出るにしても、毎月全国で100人づつ(各県で2,3人)出て、それが10ヶ月続くのと、東京で一挙に1000人の患者が出るのとでは、対応の大変さが違って来る。(あくまで比較用の数値なので、この数値は何かの参考ということではなくて、書いてます)
 とにかく、一度にドバッと患者が出ると、対応ができないのですね。病院も医者も看護師も薬も、数に限りがあるから。これは、納得できます。

 インフルエンザなんかも、実は、完全に防ぐことはできないから、徐々に感染して、ある一定期間を通して少しづつ患者が出て来るようにコントロールされているようですね。日本の医療キャパの範囲内で抑えている。だから、医療的なパニックにはならないわけなんですね。日本の医療機関で対応ができる範囲なら、それはコントロールできていると考えるべき。
 高熱が出る人が、一度機に大量に出れば、病院のベッドが足りなくて大ごとになるけど、徐々に出て病院に来るぶんには、淡々と受け入れて対応していけばいつか終わりを迎えるということですね。

思い切って、日本を2週間ほど止める・・・

 だから、大爆発を防ぐには、思い切って日本を一度半月ほど止めちゃうとよい。それができればなんとかなるんだが・・・っていう話でした。もちろん、そうすると経済的には影響が出ると思いますが、その経済的な影響と、大発生してしまって国が混乱するリスクと(オリンピックを目の前にして)、どっちを取るのかっていう話をしていて、興味深かったですね。

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