日大アメフト部の復活を見ていて、考えさせられた人生。 怒鳴られるからやるのか?!
日大アメフト部、フェニックスが復活していた。
実は、私も日大出身です。
フェニックスは1年半、公式戦への参加を止めていたようだ。
危険プレイをしてしまった宮川くん本人も、復活していた。そんな、復活までの574日をモーニングショーでやっていた。娘を保育園に送った帰りの車でそのテレビ番組の音声を聞いていた。
フェニックスの監督は交代していた。当然か。
新監督は元立命館大学のコーチだった橋詰功さん。橋詰監督になってチームの方針がガラリと変わった。
旧フェニックスは、ああいった事件が起こった事からもわかるように、かなり強権的な管理体制の下で、選手にはぎゅうぎゅうにプレッシャーをかけて、強くしてきたチームだった。
橋爪監督になって、自主性を重んじる方針に変わった。
選手たちは面食らっていた。今までは指示通りにやれば、強くなれた。しかし、新監督の下では全てが自主性。自主性の名の下に、自分に甘くなる一方・・・と言う事で、強いチームとは言えなくなっていた。
ミーティングで橋詰監督が学生選手たちに語っていた。君たちがやる氣を出すようにできていないのは僕の責任だ。私はその方法を持っていない、申し訳ない。しかし、君たちは、俺に怒鳴られるからやるのか? ペナルティーがあるからやるのか? 君たちのアメフトはそんなものなのか?! と、問うていた。
これには、大いに考えさせられた。
これは、フェニックスの選手だけに問われている言葉ではない。
私の生き方に対して投げかけられた言葉だった。
締め切りがあるから、やるのか?
ああ、やらなきゃいけないなあ・・・で、やっていることがどれだけ多いか。そんなことで、自分が活き活きとするはずがない。素晴らしい何かが起こるはずがない。
すぐに、生き方を変えなければいけないと思って、車が家に着いたら早速始めた。
そうだ、時代は、趣味生活時代に入っているのだ。
令和の時代には、一層、そういう生き方が問われるようになる。