Mura Masaが新曲"2gether"で操っていたウネウネ変態エフェクトの作り方
こんにちは。今年も各所で音楽を配信しています。Minimal Orderです。
よろしくお願いします。
はじめに
今回は、シンセへの面白いウネウネ(Wobble)エフェクトのかけ方を備忘録として記載していきます。
Wobbleはダブステップの歴史と同じくらい長く有名なエフェクトのかけ方ですが、Mura Masaの新曲におけるそれは、緩急の付け方がとても面白いのでピックアップしました。
題材: Mura Masa - "2gether"
Wobbleエフェクトのかけ方
このエフェクトをかけるための方法は一つではありませんが、
今回は主に、YouTubeチャネルBig Zにて紹介されている方法をご紹介します。
1:成果物がどう聞こえるか(0:45)
冒頭0:45あたりから、Big Zさんが解説に用いたサンプル楽曲の成果物をご紹介しています。
今回は、この結果に至るまでのプロセスに触れていきます。
2:シンセ内のLFOを使う場合(1:40)
シンセ内のLFO機能を使う場合に言及しています。彼の動画ではこちらがメインの手法ではないので、サラっと済ませていますね。
ポイントとしては
フィルターのカットオフにLFOでゆらぎを与える
LFOのゆらぎの緩急をFrequencyパラメーターでいじる
3:外部プラグインを使う場合(2:00)
動画内でBig Zさんが解説しているのはcableguysが出しているShaperBox 2というプラグインを使用する場合です。
オススメしているポイントは下記のとおり。(言及されている動画内の再生時間も添えています)
自由にLFOのカタチを描くことができる(2:12)
タイミングモードをBeatではなくHertzに変えると、より深く柔軟にコントロールできる(2:15)
LFO Smooth機能で音の遷移がマイルドになる(2:25)
Cut off機能でLFO全体のカタチをダイナミックに変えられる(2:30)
Abletonでちょっと試してみた
Ableton Live SuiteにはLFOエフェクトが付属してくるので、試しにそれっぽい音を作ってみました。(まだ音にパンチは効いていませんが、使い方は見えてきました)
おわりに
今回は、Mura Masaの楽曲"2gether"を起点に、面白いWobbleエフェクトの作り方を探索してみました。
この記事を書いている過程で、「簡単にDTMの制作画面録画できる!」ということに気づいたので、今年はフットワーク軽く動画も挙げてみようと思います。
私が用いたDAWはこちらです。(現在は最新版の11が出ていますね)
出典
https://music.youtube.com/watch?v=pqFRXDgAyhE&feature=share