Ricoh GR IIIをしばらく使ってみて
28mmの画角を試したくて買い戻したGR IIIですが、これまでのところ結構楽しく使えています。なんででしょう、保有するのは2回目なのに、なぜだかかなり新鮮です。そして新たな発見が結構あったりしています。
JPEGがいい
僕はどちらかというとRAW現像をすることのほうが多いのですが、カメラの本当の味を知るのはやっぱりJPEGが一番なんじゃないかと思っています。そしてこのGR IIIのJPEGは結構優秀だと思います。黒潰れしているところも編集で結構粘るし、ハイライトの白潰れも結構戻ってきます。僕の使い方ではJPEGで十分です。そのおかげでRAWファイルを弄る機会がガクンと減りました。どうしても必要な場合を考えて一応RAWファイルも記録していますが、使うことはほぼありません。
再生ボタンの便利機能
再生ボタンの長押しで撮影画像の確認ができる機能はかなりありがたいです。レンズを無闇に繰り出さずに済むのでバッテリーの減りも抑えられますし、小雨が降るときなどにはレンズ部に水滴がつかないので安心です。
カスタムセッティング
ユーザー設定(BOX)を6つ設定できるのもいいですね。取っ替え引っ替えダイヤルに呼び出せるのがなかなか画期的な仕様だと思います。
スナップフォーカス設定
フォーカスを無限大に設定してスナップフォーカスできるのは便利です。これにしておけば結構なんでも撮れちゃいます。旅行中の飛行機の窓から見える景色をスナップする際に多用しています。AFが遅いという弱みをカバーできる便利な機能ですね。
カメラボディの色
これが結構意外でしたが、メタリックカラーのボディがお気に入りになりました。これまでカメラといえば黒一択!!という感じでやってきて、シルバーボディのカメラは一度も所有したことがありませんでした。シルバーを通り越してストリートエディションのメタリックボディに行ったわけですが、最初の印象とは裏腹にかなりお気に入りになりました。気分が変わると撮影体験も変わるような気がしますね。
その他
レンズがシャープ、携帯性がいい、etcは既にみなさんご承知でしょうから、今回は割愛しました(^^)
最後に
これまでのところ、意外にも28mmの方に手が伸びることが多いです。前述の通りカメラボディの色せいか、それとも28mmが目新しく感じるからなのか。40mmの方は他カメラシステムでも近い焦点距離を運用しているからちょっと飽きちゃっているのかもしれません。