Ricoh GR IIIx 後継機種としてNikon Z50を導入。
普段なるべくカメラを持ち歩くようにしています。ふとした時に遭遇する綺麗な光や景色をスマホ画質以上で記録したいからです。
これまではリコーGR IIIxを使ってきました。思い起こせば、GRシリーズはGR Digital IVに始まり、GR III、そしてGR IIIxという流れで来ています。GR Digital IVを購入した時にはカメラの使い方をよく理解せずに使っていたためすぐに使わなくなりました。(その後、不注意から地面に落としてしまい、レンズが戻らなくなってしまったので処分しました)
GR IIIはその28mmという広角画角になれず、すぐに売却しました。
そして今保有しているGR IIIx。40mmの画角は最初こそ使いやすいと思い重宝しましたが、ファインダーがないこと、安っぽいこと、撮影経験が楽しくないことなどから後継機種を探すようになってしまいました。サイズ感は仕事用カバンにも簡単に入るからよかったのですが。画質も時たま驚くような色が出てそこそこ気に入っていましたが、愛着は湧かなかったし所有感も満たされませんでした。
そこで後継機種として検討した条件はこちら↓
APS-Cセンサー搭載機、またはコンパクトフルサイズ機。最低でもマイクロフォーサーズセンサー。1型は不可。
ファインダー搭載機
コンパクトサイズ
あくまでサブ機なので高価なものは不可
そこそこいいAF性能
コンパクトズームレンズ利用可能なカメラ
ズームでもそこそこ解像度が高いもの
という条件で探した結果、候補になったのは次の通り
Fujifilmのカメラ全般
OMシステムのマイクロフォーサーズ機
Canon RPまたはR10
Panasonic Lumix G9II等のマイクロフォーサーズ機
Nikon Z50
今までマイクロフォーサーズ機を使ったことがないのでこの機会に挑戦しようかとも思ったのですが、OM-1/5はそこそこ高価。唯一使いたいと思った12-40mm Proレンズをつけるとそこそこのサイズになってしまいます。手ぶれ補正や防水性能が魅力的だったのですが、これらの点で納得できず却下。あと、ボディ全面にある外部フラッシュ端子がダサい。さらにホットシューがどんと構えているのも苦手。良い評判も聞くだけに残念です。
富士フイルムは以前使っていました。価格なりの質感がありいい印象を持っていますが、フィルムシミュレーションのギミックや発色そのものがあまり好き嫌いなれずお別れした経緯があるためパス。
キャノン機はサイズもそこそこ、RPではフルサイズセンサー搭載機ということでなかなか好印象ですがコンパクトな標準ズームレンズがない。R10はそこかしこでいい評価を受けているカメラのようで真剣に考慮しましたが、キットレンズの評判が悪い。安かろう悪かろう的なレンズという点で却下。キャノンの色味はいつかは体験してみたいので、RFマウントの小三元レンズが出たら考えようかな。
Panasonic Lunix G9 Pro iiは最新機種でめちゃくちゃいいレビューが出てますが、使いたいレンズ(Leica 12-60mm)と組み合わせるとマイクロフォーサーズにしてはかなりデカくなること、価格なども考慮して諦めることにしました。
以上の結果、Nikon Z50 DX16-50レンズキットが理想に最も近いという結論に至り、中古で購入しました!
まだ購入して2日ですが、良いところと悪いところを羅列します。
良いところ↓
コンパクトで軽い(以前所有していた富士フイルムX-S10に似ている感じ)
キットレンズの画質が良い
キットレンズが沈胴式で小さく収納できる
キットレンズの手ぶれ補正が予想以上に効く
APS-Cにしてはシャープな解像度
ニコンというブランドの信頼性
モノクロが予想以上に良い
バッテリーが意外に保つ
充電器が付属する。また、充電器にプラグが内蔵されているから余計な長い電源コードが不要。
安い(GR IIIxを売却したお金でほぼ買える)
悪いところ↓
プラスチッキーで安っぽい(特にレンズとバッテリー室の蓋はおもちゃみたい)
ピント確認のためのズームをシャッター半押しでキャンセルできない
撮影後のイメージ確認表示の時間が長く、シャッター半押しでキャンセルするも画像が消えるまでのラグがあって次の撮影にスムーズに移行できない。
レンズマウントも含めてプラスチック感がハンパない。
レンズが暗い
という感じです。概ね満足できる感じで、初めてのZマウントということもあり、これから使い倒すことが楽しみです。また使い込んでからレビューしたいと思います。