国産フルサイズカメラを手にし、さらに募るマイクロフォーサーズへの想い
僕がキャノン(キヤノンだよ!というツッコミは不要です) EOS R8を購入して良かったことがたくさんあります。
はじめに
まずは当然ながら高感度耐性が高く、AF性能も最新なので躊躇なく子供の写真が撮れること。本来の目的はこれ。でも、意外なことにこれ以上の影響が出てきたことに気づいています。
マイクロフォーサーズ周り
正直なところ、R8を買ったらオリンパスE-M1 Mark3は売却しようと考えていました。ボディサイズはほぼ同じだし、撮れる写真の精細さ、高感度耐性は明らかにR8の方が上です。だったらマイクロフォーサーズ機には興味がなくなるのではないかと。
否!!!!
興味がなくなるどころか、ますますマイクロフォーサーズのことを考えている自分がいます。具体的に言うと、
やっぱりオリの小さいレンズ達は魅力的で、「もっと単焦点レンズを揃えたい沼」のほとりまで来ています。
レンズ類は概ねすべての評価が高く、コンパクトで安い。しかもパナのレンズも選べ、種類が豊富です。RFマウントレンズ類の正反対を行っている印象です。
でも、高感度耐性の壁は物理的に越えられないので、フラッシュ撮影をすることでISOを上げずになんとか鑑賞に耐えれる写真が撮れるのではないかと模索したり。
OM-1やOM-1 Mark2(またはパナのG9II)にアップグレードすることでフルサイズ機の高感度耐性に少しでも近づけるのではないかと製品レビューを読んで研究してみたり。
なんやかんやでオリンパスの画作りが好きなんだろうと。必要十分な性能で、普段の風景撮影などにはこれ以上の性能の必要性を感じません。コンピュテーショナル撮影機能も気に入っています。
ってな具合で、ますますマイクロフォーサーズに恋しちゃってるわけです。まさかこんな感情になるとは!!
フルサイズ周り
今まではフルサイズならライカM(typ240)かライカQを持ち出していました。AFが必要、または広角で撮りたい時はQ。写真撮影の所作を楽しむならMという感じでした。結果、Qの方が何かと便利で、Qを持ち出すことがほとんどになりました。Mはお家で35mmズミクロンと50mmズミクロンを取っ替え引っ替えして遊ぶことが増えました。勿体無い。
Qを手放したことでMが唯一のライカカメラになりました。これからはもうどちらを持ち出すか悩まなくてもいいですし、Mを持ち出す機会も増えました。これでレンズ資産たちも喜びますし、何よりM typ240の良さや写真を撮る楽しみを再発見できました。さよなら、Q。そしてありがとう、Q。
今後の野望
高感度耐性をなんとか出費を抑えつつクリアしたいのです。それにはやはり明るいレンズが必要です。キャノンR8にRF35mm F1.8を付けたサイズ感よりもできるだけコンパクトに。そして画質も落とさず。それを達成するために25mm F1.8あたりと外付けフラッシュを買ってバウンス撮影なんかしてみたい・・・。でも、フラッシュを使ってマイクロフォーサーズで撮ってる人ってあんまりいないようです。もっとリサーチが必要かな。
なぜこんなにハードルの多いシステムなのにマイクロフォーサーズに惹かれるのか・・・。実に不思議です。恐るべしマイクロフォーサーズ!
あ、もちろんR8もばんばん使っていきますよ!
追記-ライカとイモトアヤコさん
芸人のイモトアヤコさんのライカ購入にまつわるお話。中古でライカM10を買ったイモトさんに厳しい言葉を発する輩がいるそうです。僕に言わせればそういうのはライカが欲しいけど買えない人のやっかみ・嫉妬だと思います。あとは女性軽視のカメラ爺。他のお笑い芸人達がライカM9やらQ2を使ってるっていう話も以前はありました。いいじゃないですか、好きなものを自分が買える範囲で買って使えば!! それだけの話です。女性だろうが芸人だろうが関係ありません。イモトアヤコさんがM10で撮る写真をもっと見てみたいです。