LinuC-1取得しました。
こんにちは。子育てミニマリストのメメです。
先日、Linux技術者認定LinuC(リナック)のレベル1を取得したので、勉強の記録などを紹介したいと思います。
最初に概要について説明(引用)しているので、勉強方法だけみたい方は目次から飛んでください。
Linux技術者認定LinuCとは
LinuCはLPI-Japanが策定したLinux技術者の認定資格です。
LinuCには4つの認定レベルがあり、レベル3については3種類の認定があります。
レベル1(101試験、102試験)
レベル2(201試験、202試験)
レベル3(300 Mixed Environment、303 Security、304 Virtualization & High Availability)
システムアーキテクト
レベル1(物理/仮想Linuxサーバーの操作と運用)
ITエンジニアの基礎教養と言える資格です。
認定のためには、101試験と102試験の2種類の試験に合格する必要があります。
試験時間は90分、問題数は60問で出題形式は、単一選択・複数選択・記述式です。
コンピュータベーストテスト(CBT)方式でパソコンで受験します。
試験センターでの受験か、自宅や職場からのオンライン受験(OnVUE受験)のどちらかを選べますがどちらも枠数が設定されています。
レベル2(Linuxシステム、ネットワークの設計・構築)
レベル3(混在環境、セキュアなシステム設計、高可用性システム構築)
システムアーキテクト(ITプロジェクトを成功に導く)
LinuCレベル1使用教材
使用した教材は以下のとおりです。
Linux教科書(通勤中に活用)
Ping-t、Udemy(演習問題、模擬試験代わり)
Ping-tは101試験については無料で利用できます。102試験は有料なので1ヶ月のみ登録しました。(2,640円/1ヶ月)
Udemyは買い切りで101試験と102試験も模擬試験問題がそれぞれ3種類集力されています。(定価3,000円)
LinuCレベル1勉強期間
私の場合は、以下のスケジュールでレベル1を取得しました。
3月8日 あずき本にてインプット開始(約1週間)
3月16日 Udemy、Ping-tで演習問題、仮想環境で確認(約1週間)
3月23日 LinuCレベル1 101試験受験
3月23日 Udemy、Ping-tで演習問題、仮想環境で確認(約1週間)
3月30日 LinuCレベル1 102試験受験
最初の1週間と通勤中はLinux教科書(通称:あずき本)で学習
2週間目&3週間目はPing-tとUdemyの演習問題を3週程度、気になったところ(特にVimの操作)は仮想環境で実際にコマンドを実行して確認(出勤前1時間半と帰宅後2時間)
合格した際のPing-tの模擬試験の正答率はコンスタントに80〜85%程度でした。
私の場合は、自宅に仮想環境(Proxmox VE)を構築していたため、Cent OSをインストールして実際にコマンドを打ちながら学習しました。
もちろん、VirtualBoxでも問題ありません。
試験に合格するだけであれば仮想環境を用いた実技は不要ですが、記述式の問題も1〜2割程度出題されるため、コマンドのスペルやオプションなどはある程度記憶しておく必要があります。
LinuCレベル1試験結果
LinuCの試験については、試験終了後に正答率、得点、合格点、合否が分かります。
101試験については、正答率85%(正答率60%で合格)
102試験については、正答率80%(正答率60%で合格)
でした。正答率は試験問題によって前後するそうです。
試験時間は90分ありますが、30分もあれば見直しを含めて解き終わるはずです。
試験問題は60問ですが、フラグを立てて全て解き終わった後に見直したり、各問題にメモを記載したり、画面上から電卓が使用可能です。
試験後、点数が記載されたスコアレポートを受け取って終了となります。
まとめ
資格取得は問題演習を含めて「インプット」と認識しています。
合格するだけであれば問題集を解くだけで十分だと思いますが、実務に活かすためには仮想環境で実際に学習環境を構築し、実際にコマンドを実行する必要があると感じました。
特に、101の試験範囲であるVimエディタの挙動については実際に動かしてみないとなかなか身につきませんでした。(hで左移動、jで下移動など)
LinuCレベル1については、学習期間3週間と短めであまり仮想環境を活用できませんでしたが、レベル2学習の際はもう少し仮想環境を活用していこうと思います。
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